ディスディスブログ

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シャツの黄ばみの原因である皮脂汚れとタンパク質汚れは家庭で落とせるそうです - NHK『ガッテン!』

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毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン!』、2017年11月1日の放送は「あの白さがよみがえる!シャツの黄ばみ一発解消SP」として、「シャツの黄ばみ」について特集していました。

 

 

 

目次 

 

 

NHK『ガッテン!』

www9.nhk.or.jp

 

NHKの生活に役立つ情報番組『ガッテン!』、2017年11月1日の放送は「あの白さがよみがえる!シャツの黄ばみ一発解消SP」として「洗濯」、中でも「シャツの黄ばみ」について特集されていました。

比較的最近、2017年6月14日放送の『ガッテン!』でも「洗濯」について放送していて、そのときは「生乾き」の原因となる「モラクセラ菌」を温水と酸素系漂白剤で増殖させないようにすると結論づけていたかと思います。

今回も6月放送時と同じく洗濯を扱っていました。しかし、前回とはまた少し違うところを攻めていました。シャツの黄ばみです。シャツの黄ばみはなかなか落ちないですし、一見綺麗になったとしてもしばらく放置していると黄ばみが浮き出てくることもあります。

シャツの黄ばみの原因は一体何なのか? 黄ばみを落とす方法は何があるのか? ということにフォーカスを当てて放送されていました。

 

 

シャツの黄ばみの正体は皮脂とタンパク質

今回の放送の目玉の一つ「シャツの黄ばみの正体」、これは一体何なのか? ということですが、黄ばみの正体は一つではありませんで、一つは「皮脂(ひし)」、もう一つは「タンパク質」でした。

シャツを着ると皮脂が繊維に付着します。皮脂とは私たちの脂です。着用したシャツを洗濯洗剤や漂白剤を使って選択をしますが、普通に洗っただけでは完全に落ちないのだそうです。2-4割ほど残ると言っていましたか、かなり残りますね。その皮脂を残したまま次また着て洗って着て洗ってを繰り返すうちに皮脂はどんどん蓄積されていって、それらが酸化していくことで黄ばみとなって現れる、という仕組みです。

洗濯洗剤や漂白剤で落ち切らない皮脂汚れは、クリーニング店でドライクリーニングをしてもらうと落ちるそうです。ドライクリーニングをしても現れる汚れがあり、それがもう一つのタンパク質が酸化した汚れになります。

 

 

ドライクリーニング→水洗いの順番

クリーニング店で行う「ドライクリーニング」は専用の油を使って洗うそうです。先述したように、ドライクリーニングで使われる油は皮脂汚れを落とすことは得意ですが、タンパク質汚れを落とすことは苦手としています。

衣類の繊維には洗濯洗剤や漂白剤では落としきれない「皮脂汚れ」が付着していて、さらに皮脂汚れの下には「タンパク質汚れ」が付着していることがあります。ドライクリーニングで洗うと皮脂汚れは落ちる、しかし、家庭での水洗い→ドライクリーニングの順番では皮脂汚れの下に潜んでいるタンパク質汚れが落ちません。逆に、ドライクリーニング→家庭での水洗いの順番にすることで、先に外側についた皮脂汚れを落とし、後で水洗いをすることによりタンパク質汚れを落とすことができ、黄ばみの原因を全て落とすことができます。

 

 

シャツの黄ばみを落とす方法

シャツの黄ばみを落とす方法が紹介されていました。一つは、クリーニング店でドライクリーニングと水洗いを両方してもらう方法、もう一つは自宅で行う方法です。気になるのは当然後者ですよね。

家庭でシャツの黄ばみを落とすためには特別な洗剤を使う必要があります。特別な洗剤といっても幾つかの材料を組み合わせて自作するのです。

具体的には「台所用洗剤(濃縮タイプ)」大さじ1杯、濃縮タイプではなく通常タイプであれば大さじ2杯、粉末の「酸素系漂白剤」大さじ1/2杯、「水」大さじ2杯、「洗濯洗剤」適量を使って作ります。

作り方は、台所用洗剤と酸素系漂白剤を軽く混ぜ、その後水を加えて軽く泡立つまでかき混ぜる、これだけです。

使い方は、混ぜた洗剤をシャツの黄ばんだ部分に塗って歯ブラシなどでこすって染み込ませ、1分間ほど(汚れ次第で時間を調節)置きます。この時点で汚れが落ちたと感じたならタライにお湯を張ってそこですすいで問題ありません。そうでないなら洗濯洗剤を使って通常通りの洗濯を行います。簡単ですね。

この方法でシャツを洗う頻度は3ヶ月に1回ほどで良いとのことです。他の期間は普通に洗濯をすれば良いと。

また、全体的に黄ばんだTシャツなどにもこの洗剤は使えるそうで、その場合は2リットルのお湯に溶いて10分間浸け込みます。汚れがひどい場合は台所用洗剤を足しましょう。後はそのまま選択すればOK。

注意点は、洗剤を作るときに手荒れ防止のために手袋をすることと、すすぎを十分に行うことです。それと最も大事なことは、酸素系と塩素系の漂白剤は決して混ぜてはいけない、ということです。大変危険です。

 

 

おわりに

白シャツの黄ばみは目立ちますからね、私は捨ててしまっていました。白いTシャツも全体に黄ばむこともよくあって、その場合も捨ててしまっていました。着ることは諦めてしまいます。そもそも黄ばむことを嫌がって、普段は白シャツを着ること自体を極力避けていました。もったいなくて。

ところが、今回の方法を使えば黄ばんだ白シャツやTシャツも再生可能だとわかったので、今回の放送は備忘録としても残しておいて、使いたいときに記事を見ます。皆さんも是非試してみてください。