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啄子が「てん」と楓のどちらが藤吉の嫁に相応しいか勝負をしろと言ってきました - 朝ドラ『わろてんか』20話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年10月24日放送の20話は「てん」へのイケズが始まりました。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第4週「始末屋のごりょんさん」

www.nhk.or.jp

 

2017年10月23日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第4週「始末屋のごりょんさん」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は明治35年(1902年)の10年後、明治45年ほどでしょうか。本作のヒロイン、京都の老舗薬問屋「藤岡屋」の娘「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は17歳です。

幼少期の「てん」が「薬祭り」で出会った大阪の旅芸人一座の芸人「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と久しぶりの再会を果たし、紆余曲折を経て藤吉から嫁に欲しいと言われた「てん」は家族の反対を押し切り、藤吉と藤吉の実家、大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」へと向かいます。

その際、「てん」は父の「藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ、演:遠藤憲一)」から勘当されてしまっています。親子の縁を切る、藤岡屋の敷居はまたがせないということです。「てん」も両親に挨拶をした後に藤岡屋を出、待っていた藤吉と二人で駆け落ちをしました。

大阪船場「北村屋」では、藤吉の母「北村啄子(きたむら・つえこ)、演:鈴木京香)」は藤吉を大喜びで迎えていれています。しかし、啄子は「てん」には見向きもせずに、藤吉に自分が選んだ許嫁「杉田楓(すぎた・かえで、演:岡本玲)」を紹介しました。

啄子は「てん」を藤吉の嫁には認めず、家に置くつもりもないようです。食い下がる「てん」に対して女中としてなら置いてやると言い放ちました。

 

 

「てん」の先輩女中さん

こうして「てん」の北村屋での生活が始まりました。啄子に案内された部屋は女中部屋で、本当に女中としての扱いを受けることになります。

女中部屋には女中頭の「スミ」と先輩女中の「マツ」の2人の女中がいました。「てん」で3人目です。

ちなみにスミは「楠見薫(くすみ・かおる)」さん、マツは「土井玲奈(どい・れいな)」さんが演じています。楠見さんは朝ドラではお馴染みの俳優さんですね。『ごちそうさん』『マッサン』『あさが来た』などに出演していらっしゃいます。

 

 

トキが「てん」のフォローに

「てん」が慣れない女中の仕事をしている中、訪ねてきた人がいました。「てん」の実家、京都の薬問屋「藤岡屋」で「てん」付きの女中をしていた「トキ(演:徳永えり)」です。

前回19話で「てん」の母「藤岡しず(ふじおか・しず、演:鈴木保奈美)」がトキに何かを頼んでいましたが、それはやはりこういうことだったのですね。「しず」はトキに「てん」の側にいて彼女を助けてやって欲しいとお願いをしていたようです。さすがは「しず」さん。

トキはそのまま「てん」の世話をすることになりました。一緒に「北村屋」で女中として働くということ。啄子さんは只で働き手が増えることは良いことだと、女中付きの女中(トキのこと)を受け入れていました。

 

 

あっちこっちで媚びていやらしい

「てん」は慣れない女中の仕事に苦労していたようですけど、そんな中でも自分らしい心配りを随所に見せ、女中仲間や「北村屋」の番頭たちの評判は上がってきているようです。場に馴染んできています。

それを快く思っていないのが楓で、自分のライバルが周りから評価を受けている様子が気に食わないらしく、「てん」に対して「あっちこっちで媚びていやらしい」と言い放つのでした。

自分は家で何もしていないのですから「てん」との差がつくのは当然のことなんですけどね……。

 

 

おわりに

藤吉に身を引いてくれと言われた楓は泣き始め、それを見た啄子が許嫁さんを泣かすなと藤吉と「てん」を責めます。結婚相手は「てん」しかいないと藤吉が応えると、啄子はそれならと、どちらが藤吉の許嫁に相応しいか勝負しろと言い始めます。見極めると。

ちょっと意味がわからないですけどね、藤吉は「てん」しか結婚相手に考えていないと言っているのに。ただ時代を考えると、家長が結婚相手と認めないと正規の結婚はできないのでしょうから、夫亡き後「北村屋」を切り盛りしている啄子が認めない限りは結婚はないのなら仕方がないことかもしれません。

「てん」としても、啄子から女中扱いを受けていたところから、楓と勝負できるところまで地位を向上させたと考えることもできますから、これは一歩前進したと捉えて良いことになりそうです。

『わろてんか』の次に放送されている生活情報番組NHK『あさイチ』では、オープニングの朝ドラ受けトークがありました。司会のお一人「有働由美子(うどう・ゆみこ)」アナウンサーは、「てん」と楓の勝負に「燃える」とか何とか言っていましたね。有働アナは「てん」の立場になって燃えると言っていたのでしょう。

心配していたイケズはそれほど酷いものはなさそうな感じがしています。いやまだ始まったばかりなのでわからないですが。