毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』が放送されています。
2017年10月22日の放送は第3話「こんな世界は、もうどうでもいい」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』
いよいよこの後23時より、アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」TOKYO MXほかにて順次放送スタートです!
— 「クジラの子らは砂上に歌う」公式 (@kujira_no_ko) 2017年10月8日
3日前から昨日までに投下したカウントダウンイラストまとめです。 pic.twitter.com/sQh1y2dAmg
2017年10月22日の放送は第3話「こんな世界は、もうどうでもいい」でした。
2話「鯨(ファレナ)の罪人たち」
【OA】本日はBS11にて、24時30分より第2話を放送いたします!視聴可能な皆様はチェックをお忘れなく!https://t.co/hhUEi8Wcii #kujisuna pic.twitter.com/LiLwmOf8yE
— アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」 (@kujisuna_anime) 2017年10月17日
「印」の一人で「泥クジラ」の問題児グループ「体内モグラ」のリーダー格「オウニ」が、ヒロインの「リコス」と主人公の「チャクロ」を連れて、1話でチャクロたちが見つけたリコスがいた島へと再び赴きました。
島の奥には「ヌース」という生き物がいました。ヌースの名前は「リコス」です。リコスとは島にいたヌースと呼ばれる種類の生き物の名前でした。
ヌースのリコスは「人の感情」を栄養素にする生き物だそうです。人のリコスたちアパトイア兵は自らの感情をヌースに与え、その代わりに感情を源とする超能力「情念動(サイミア)」を得られているようでした。
「だから私たちの心はのっぺらぼう」
どうして人々は感情をヌースに与えたのか? それは「感情は世界を滅ぼすから。必要のないものだから」だそう。チャクロたちが知りたがっている泥クジラの外の世界は、感情のない人たちが心のないアパトイアを使って、いつ終わるとも知れない戦いを続けている、とも言っています。
チャクロたちは泥クジラに戻り、泥クジラの住人にはヌース・リコスやアパトイアの存在を隠したままにしています。1話の感じだと長老会の人たちは、全てかは別として知っているようでしたが。
そんなある日、どこからか小型艇が泥クジラに現れ、中にいた兵士たちが無差別に泥クジラの住人たちを襲い始めました。
3話「こんな世界は、もうどうでもいい」
「クジラの子らは砂上に歌う」第3話の先行カットが到着。帝国に襲われた泥クジラ住人たちの行方は!?https://t.co/lmtL1CEZoa @kujira_no_ko pic.twitter.com/lgIr5ULzfm
— ニュータイプ編集部/WebNewtype (@antch) 2017年10月19日
突如として泥クジラを襲来した者たちは「帝国」の兵士「アパトイア」でした。一方的に虐殺を始め、チャクロの幼馴染みの女の子「サミ」がチャクロの目の前で撃たれて死んでしまいました。
【ニュース】『クジラの子らは砂上に歌う』より第3話「こんな世界は、もうどうでもいい」あらすじと場面カットが到着! オウニたちのサイミアを使った反撃が始まる! #kujisuna https://t.co/Cge4sSMujP pic.twitter.com/NwJK4yoCHC
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) 2017年10月21日
オウニたち体内モグラや自警団が「サイミア」の力を使って応戦しています。特にオウニの戦闘力はずば抜けているようで、アパトイア兵すら物ともせずに次々と倒していきます。しかし彼一人では島全体の被害を抑えることはできず、多くの住人が倒れていきます。
リョダリとオルカ
アパトイアの中にリコスを知っている兵士がいました。リコスを「リコスの32」と呼ぶ子どもです。その子どもは「リョダリ」というピンク色の髪の……性別は男の子でしょうか?
リョダリは公式Webサイトの「登場人物」ページによると、アパトイアでありながら感情過多な異端児とあります。CVは「山下大輝(やました・だいき)」さん。
リョダリはリコスの幼馴染みのようでしたが、リコスの兄「オルカ」からリコスは「スキロスサンプルの4番」になったと聞かされると手のひらを返したようにリコスへの扱いを変える辺り、やはり異端児というか狂気のようなものを持っている子なのでしょう。
オルカは「ファレナ殲滅作戦の指揮官」ということでした。人のリコスはその妹。ファレナとはクジラのこと、泥クジラのことを指しているはずです。帝国から流刑に処された人たちを皆数しにする任務を負っていると。
オルカのCVは「石田彰(いしだ・あきら)」さん。
リョダリと会話をしているときの人の方のリコスは、ヌースのリコスから離れて泥クジラで暮らしていることで、徐々に感情が戻ってきているようでした。ヌースに感情を食べさせないで、ヌースの力の及ぶ範囲外に居続けると感情が戻ってくるのでしょう。帝国側からすると、それは「乱心」と受け取れるようです。
泥クジラは流刑の民?
そのオルカは「ファレナの罪人殲滅という任務において、肝要なることは記録を取ることである。彼ら異端の民の末路は我が国、いや全世界の人類の取る道筋を指し示す。克明に記録せよ」と言っています。
泥クジラは帝国の罪人が乗っているということと受け取れますね。でも泥クジラの住人の様子から察するに、長い漂流の果てに住人のほとんどが事実を忘れていて、長老会の人間などごく一部しか知らないこと、ということかもしれません。
おわりに
なかなかにグロいというか胸糞悪い展開でした。
リコスたちはヌースに感情が食べてもらうことでサイミアを得ているということでしたが、そこで疑問が出てくるのは、チャクロたち泥クジラにいる「印」たちはどうしてサイミアを操れるのかということです。泥クジラには、サミの兄「スオウ」のようにサイミアを操ることができない「無印」の人たちもいます。
帝国の人間が泥クジラのことを「ヌース・ファレナ」と言っていたことが大きなヒントになっているように思います。即ち、泥クジラのどこかにヌースがいるか、泥クジラ自体がヌースだということです。島民の全員かどうかわからないものの、泥クジラに感情などの力を吸われていることで印になっているのでしょうか。