ディスディスブログ

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チャクロが廃墟船で出会ったリコスの正体は何か?長老会は何か秘密を知っている様子です - アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』1話の感想

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毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』が放送されています。

2017年10月8日の放送は第1話「私たちの大事な世界の全てだった」でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」公式サイト |

 

2017年10月8日の放送は第1話「私たちの大事な世界の全てだった」でした。

 

 

 『クジラの子らは砂上に歌う』のイントロダクション

砂刑暦93年−−
砂の海に覆われた世界の中、小島のような漂泊船「泥クジラ」の上で暮らす人々がいた。外界との接触がまったく無いこの島の人口は、513人。
感情を源とする超能力“情念動(サイミア)”を有する代わりに短命な「印(シルシ)」と、能力を持たないが長命の「無印(むいん)」という種族からなる彼らは、小さな共同体を形成し穏やかに過ごしていたのである。
島の記録係である「印」のチャクロは、ある日「泥クジラ」に漂着した廃墟船を調査する中で、謎の少女“リコス”と出会う。島の人間にとって、初めてとなる外界の人間との積極。それは、新世界を開く福音なのか−−。

本作『クジラの子らは砂上に歌う』のイントロダクションです。

 

梅田阿比による同名の人気漫画(秋田書店「月刊ミスタリーボニータ」連載)を、監督:イシグロキョウヘイ×アニメーション制作:J.C.STAFFのタッグでアニメ化。

このようにも書かれています。原作は少女漫画のようです。ジャンルはSFでしょうか。

 

 

 

『クジラの子らは砂上に歌う』の登場人物

本作『クジラの子らは砂上に歌う』に登場する主な人物を書きます。

主人公は「チャクロ」、CVは「花江夏樹(はなえ・なつき)」さん。漂泊船「泥クジラ」で暮らす「印(シルシ)」の少年です。サイミアを操るのは苦手で、日々の出来事を書き留めまくる「ハイパーグラフィア(過書の病)」だそう。能力を活かして島の記録係になっています。

ヒロインは「リコス」、CV「石見舞菜香(いわみ・まなか)」さん。1話でチャクロたちが調査した廃墟船の中で彼が見つけた少女です。何らかの理由で感情が失われているそう。「印」で剣を操っていた描写があるので……? その後「泥クジラ」で捕虜になりましたが……。

「サミ」、CV「 金元寿子(かねもと・ひさこ)」さん。スオウの妹で、チャクロの幼馴染み。「印」です。天真爛漫な性格で、チャクロのことが好きな様子です。

「スオウ」、CV「島﨑信長(しまざき・のぶなが)」さん。サミの兄。「無印」で、次期首長の呼び声も高いリーダー候補です。とても綺麗な顔立ちをシています。争い事を好まない優しい性格で、泥クジラの人たちから信頼されています。

「オウニ」、CV「梅原裕一郎(うめはら・ゆういちろう)」さん。「印」です。ルール違反を繰り返す泥クジラの問題児グループ「体内モグラ」のリーダー格の少年です。サイミアを操る能力は泥クジラ一のようです。外界への憧れが強く、1話でチャクロとリコスを連れて外界へ出ようとしていました。

他にもたくさん登場しましたが、1話ではこの5人が重要そうでした。他のキャラクターはおいおい紹介していきましょう。

 

 

『クジラの子らは砂上に歌う』の設定

本作は設定を色々と知っておく必要がありそうです。

チャクロたちは巨大な漂泊船「泥クジラ」で暮らしています。泥クジラには5つの塔の他に、農園や貯水池などがあります。内部中央の地下は体内エリアと呼ばれて、監獄として使われています。オウニたち問題児グループ「体内モグラ」はこの体内エリアにいるようです。

 

泥クジラは「砂の海」を航海しています。その名の通り水平線の向こうまで広がる砂で出来た海です。「かつて栄えた文明が滅亡し、その世界を構成していたものがすべて砂や瓦礫になったとの説がある」とWebサイトに書かれています。「砂の海に沈むと二度と生きて戻れない」とも言われているようですが、ここに物語の重大な秘密がありそうですね、地下世界がありそうです。

 

「印(シルシ)」は、感情を源とする超能力「情念動(サイミア)」を操ることができる人間のことです。長くとも30代までしか生きられないそう。泥クジラで暮らすおよそ9割が印です。

「無印(むいん)」は情念動を持たない人間のことです。泥クジラで暮らすおよそ1割が無印です。無印の人は印とはことなり情念動を操れません。その代わりに長寿のため、首長や長老会といった泥クジラの運営に携わることが多いようです。

「サイミア(情念動)」は印の人間が持つ超能力です。砂の海へ出たり狩りをしたりするのには欠かせない力だそう。感情が源ですが、感情をコントロールしないで使うことは禁止されています。喧嘩は禁止されていると。

「アウラ(念紋)」は印の人間がサイミアを操るときに身体や操る物などに浮かび上がる模様のことです。表示されるアウラの大きさはサイミアの力の強さと比例します。

 

 

第1話「私たちの大事な世界の全てだった」

1話はイントロダクションと登場人物と設定の箇所でほとんどが費やされていました。

泥クジラから調査に出た廃墟船でチャクロがリコスと出会い、リコスを泥クジラに連れ戻すと彼女は捕えられ、首長や長老会から尋問を受け、それをチャクロが聞いていました。

長老会は本国から派遣されたのかなどと聞き、リコスが廃墟船で仲間を埋葬したときに内も感じないと言ったことから彼女を感情のない人間「アパトイア」と呼んでいました。おそらく長老会はリコスを「本国」の兵士ではないかと疑っているようです。それは正しいのでしょう。

イントロダクションには泥クジラは外界との接触がないと書いてあります。なのにどうして長老会の人間たちは本国などと言っていたのか? チャクロたち船の住人が知り得ない情報を知っている様子で、それは住人には知られてはいけないことなのでしょう。

「いけないよ、世界に触れたら災いが起こる」とも首長(?)が言っていました。やはり知っているのですね。

 

 

 

おわりに

1話はボーイミーツガールでしたね。観ていて『翠星のガルガンティア』を思い出しました。あちらは地球がほとんど海になっていましたが、大きな船で航海していて、住人はそこで生活をしている様子に似たものを感じたのでしょう。

印と無印はどうして分かれるのか、自然に分かれるのか人為的に分けられたのか、砂の下に何かがあるとしたら何があるのか、本国とは何か、泥クジラと敵対しているならその原因は何か、どうして住人は外界のことを知らないのか、船をサイミアの力で動かしているなら泥クジラの動力は何か……色々と謎があります。これらの謎は住人にとって良いことではないから長老会は隠しているはずですよね……怖い。