ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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秋の七草の一つススキはオギに似ています。見分け方は「オギにノギなし」です

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平日11:05からNHK総合で放送されている地域情報番組『ひるまえほっと』、2017年10月4日の放送で「中秋の名月! 秋の七草楽しむ!」という特集が組まれていました。

 

 

ひるまえほっと

www4.nhk.or.jp

 

日々のくらしに役立つ“旬”情報満載! 関東1都6県のネットワークを生かして、各放送局のリポーターが「食」や「旅」「健康」「趣味」など旬の話題をたっぷりとお伝えします。

平日お昼前に首都圏のNHKで放送されている『ひるまえほっと』は、上記引用部分にあるような番組です。首都圏地域の情報が中心ですね。司会は「武内陶子(たけうち・とうこ)」NHKアナウンサーです。他レポーター多数。

2017年10月4日水曜日放送では、「中秋の名月! 秋の七草楽しむ!」と題して、東京でも「秋の七草が見られるよ」という特集がされていました。プロナチュラリストの「佐々木洋」さんが教えてくださっています。

 

向島百花園|公園へ行こう!

 

佐々木さんとレポーターの方が訪れていた場所は、東京都墨田区にある「向島百花園(むこうじまひゃっかえん)」と「水元さくら堤自然保護区域」でした。

 

 

秋の七草とは?

秋の七草は「ハギ(萩)」と「ススキ(芒、薄のオバナ)、「クズ(葛)」、「ナデシコ(撫子)」、「オミナエシ(女郎花)」、「フジバカマ(藤袴)」、「キキョウ(桔梗)」のことです。私は秋の七草があることは知っていますけど、具体的には覚えていないですね。春の七草なら覚えていますけど。

 

山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている(2首目は旋頭歌)。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)

七草 - Wikipedia

七草のWikipediaにはこのように書かれています。 朝貌の花については諸説あるみたいですが、現在はキキョウの説が有力とのこと。

ちなみに引用部にある旋頭歌(せどうか)とは577577の6句からなる和歌の一種だそうです。面白いですね。

 

 

ススキとオギの違い

「ススキ」とよく似た植物に「オギ(荻)」があります。私は写真を趣味にしていてよく草花を撮影するのですが、このススキとオギの見分けが非常に苦手です。

しかし今回の放送で佐々木さんが見分け方を教えてくださっていました。それは「ススキ」の穂先に「ノギ」と呼ばれる毛のようなものが1本伸びています。「オギ」にはこのノギがありません。

覚え方としては「オギにノギなし」だそう。ただこの方法では近くで見ないと見分けられないですね……でもありがたい情報でした。

 

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こちらは私が撮影したススキと思っていたものです。見るとノギが生えていなさそうですからオギの可能性が高そうです。

また、ススキには桜前線のようなススキ前線があるそうです。気象庁が毎年発表しているそうで、ススキの開花日は穂全体の20%が出てきたときが開花となり、秋の訪れを示しています。

桜前線との違いは桜前線が南から北上するのに対して、ススキ前線は北から南下します。秋の訪れですから寒い地域から始まるのですね。当たり前といえば当たり前ですけど、へぇ〜となりました。

 

 

ハギは草ではなく木

秋の七草の一つ、ハギは実は草ではなく木だそうです。初めて知りました。確かに調べるとハギは落葉低木とあります。マメ科ハギ属。

 

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ですから厳密には秋の七草は六草一木(?)なんですって。私が撮ったハギと思われる画像を見てもちょっと木には見えないですね。

向島百花園ではハギがドーム状に生えている場所がありました。一面にハギが咲いている様子はさぞ綺麗でしょう。InstagramやTwitterといったSNS映えしそうです。

 

 

おわりに

他にも紹介されていました。私が最も興味を持ったススキとハギの2点を取り上げてみました。今後の写真撮影の参考になりそうです。勉強しないといけないなと改めて思いましたが、私のことですから来年の秋もススキとオギの違いがわからなくなっていることでしょう。