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松坂桃李さん演じる「北村藤吉」登場!「笑いの色は何色」なのでしょう? - 朝ドラ『わろてんか』3話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年10月4日放送の3話でヒロイン「てん」のお相手が登場していました。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第1週「わろたらアカン」

www.nhk.or.jp

 

2017年10月2日月曜日の放送から朝ドラ『わろてんか』が始まりました。第1週は「わろたらアカン」です。

『わろてんか』の時代設定は明治35年(1902年)、舞台は京都です。京都の老舗薬問屋「藤岡屋」の娘「藤岡てん」が本作のヒロインになります。2話現在は「てん」は幼少期のため「新井美羽(あらい・みう)」さんが演じています。

1話では、あるドイツの薬会社の社長一家を「藤岡屋」に招いてパーティーをしていました。そこで「てん」は「ゲラ(笑い上戸)」の癖を出して、社長を怒らせてしまいます。社長は家族を連れて帰ってしまい、怒った父「藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ、演:遠藤憲一)」は「てん」に対して「笑い禁止令」を発令しました。

 

 

薬祭り(くすりまつり)とは?

3話は「てん」が、従兄で「藤岡屋」で丁稚をしている「武井風太(たけい・ふうた、演:鈴木福)」と一緒に、京都の年中行事である「薬祭り(くすりまつり)」ヘ行って、祭りで行われている寄席小屋へ忍び込んでいました。

「薬祭り」が何のことか全く知りませんでした。京都の「薬祖神祠(やくそじんし?)」で11月に行われるお祭りのようです。日本の神様だけでなく、中国の神様「神農」とギリシャの哲学者「ヒポクラテス」も祀っているとか何とか。京都の二条に薬祖神祠はあり、この一帯は薬問屋が集まる地域で、二条通の薬業を営む人たちで祀ったもののようでした。

薬祭りは薬祖神祭とも呼ぶそうで、古代中国、三皇五帝の一人「神農(しんのう)」を祀った「薬師講」がその始まりとされていて、薬種の人形を奉納する行事とのことです。現在はドラマのような規模の祭りは行われていないのでしょうか。

 

 

北村藤吉とキース

「てん」と風太は寄席小屋に無断で入って寄席を観ていて、それが小屋の人に見つかったため小屋を抜け出し、祭りで賑わう町中を風太が「てん」をおぶって走っていると、風太たちと並ぶように走る男が2人現れます。

それが「北村藤吉(きたむら・とうきち)」と「キース」でした。2人とも派手な着物を着ていて、まるで『花の慶次』に出てくる傾奇者(歌舞伎者、かぶきもの)です。

藤吉は「松坂桃李(まつざか・とうり)」さんが、キースは「前田旺志郎(まえだ・おうしろう)」さんが演じています。前田さんは幼少期のみで、大人になると「大野拓朗(おおの・たくろう)」さんが演じるようです。

何やかんやあって、途中で「てん」は藤吉と2人きりになり、彼に連れられて小さな祠(ほこら)に逃げ込みます。そこで2人はお互いのこと、名前などを知ります。

藤吉とキースは旅芸人の一座の芸人で、今は京都に来ており、京都で美味いもんを食べさえせたると言われてついて行ったら高額の料金を請求されたため、食い逃げをしたというのです。「てん」たちも無断で寄席を観ていたのですから似たようなものです。

「てん」は藤吉が芸人だと知ると俄然興味が湧いたようで、そんな「てん」の様子に藤吉が心が大きくなったのか、調子に乗って、大阪では知らん奴はおらん売れっ子芸人とか京都・大阪どころか全国津々浦々を大笑いさせる日本一の芸人やとか、大見得を切っていました。

おそらく売れない芸人で笑いのセンスのない芸人なのでしょうね、これは。夢だけは大きいタイプです、きっと。

 

 

おわりに

追手を巻いたと判断して、祠から出て別れる2人、この「てん」と藤吉は後に日本の笑いを変える2人になるそうです。以前も書いていますが、この『わろてんか』の物語は『吉本興業』の創業者「吉本せい」さんの話だそうです。

藤吉は「てん」に「笑いの色は何色か知っているか?」と聞いていました。藤吉の答えを聞く前に風太が「てん」を迎えに来てしまったため、笑いの色は何色かわからないままでした。何色なのでしょう? 白でしょうか?何色にも染められるとか何とか言いそうな気がします。

松坂桃李さんってあんなに台詞が聞き取りづらい方でしたか? 何だか3話の会話は祠にいたせいか、よく聞き取れない部分がありました。松坂さんの滑舌の問題なのか私の耳の問題なのか……私の耳ですね。

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