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ツイッギーそっくりコンテストの結果は? 時子と三男の未来が決まった瞬間でした - 朝ドラ『ひよっこ』142話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月14日放送の142話は三男の大失恋でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第24週「真っ赤なハートを君に」

www.nhk.or.jp

 

2017年9月11日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第24週「真っ赤なハートを君に」が始まっています。物語の時代は先週に引き続き昭和42年(1966年)の8月でしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家は、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきたみね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

ツイッギーそっくりコンテスト本番

141話では時子が出場する予定の「ツイッギーそっくりコンテスト」のリハーサルで占められていました。

「女の子の未来は私に任せて! 皆、私に付いて来て!」

この言葉が時子が用意した決め台詞です。みね子が以前言っていた時子は堂々としていて欲しい、その言葉そのものを表現したようなスピーチでした。

142話で放送されたコンテスト本番でも時子は堂々と上記の言葉を宣言していました。そして優勝を遂げたようです。大会の様子はあまり深く掘り下げていなかったので、あっさり終わっていました。

コンテストの会場には三男がいました。目の前で、時子が幼馴染み助川時子ではなくツイッギーそっくりコンテスト優勝者の助川時子へと変わった瞬間、言い換えれば有名人になった瞬間に、彼の子供の頃からの恋は終わりました。

「西郷輝彦(さいごう・てるひこ)」さんの「星のフラメンコ」のとおり、好きなんだけど遠くに離れてしまいました。雲の上の人になりました。

いや、そもそも時子が三男のことを一人の異性として見ることはなかったと思いますので、有名人になるならないは無関係だったのかもしれませんけど。大きな区切りが付いてしまったのです。

コンテスト優勝後、時子は急遽「あかね荘」を出ることになりました。事務所が用意していた家に住むことになったのです。いよいよ本格的な女優として羽ばたくときがやって来たのでした。

時子を一人で見送ったみね子は、今までとは違って簡単に会えることはなくなるだろうと感じています。

 

 

おわりに

ツイッギーそっくりコンテストに対しては気になる点ばかりでした。

コンテスト時の時子はあのパフォーマンスで優勝してしまって良いのかとか、ここまで引っ張った割にコンテスト本番の様子が薄すぎて全く印象に残らないとか、リハーサルを薄く本番を濃くして欲しかったとか、そもそもリハーサルいらなくない?とか、時子を安易な方法で急に有名にするのではなく劇団で地道に努力を重ねた結果として大役をつかめた流れにして欲しかったとか、優勝はコンテストに勝手に応募した母「君子(きみこ、演:羽田美智子)」のおかげでもあるのに感謝の電話はないの?とか。

やはり物語としてはみね子が実と再会できたところで終わったのでしょうね。そこから先は広げた風呂敷の後始末でしかないので、どうしても内容が薄くなってしまいます。

富さんが亡くなりそうで亡くならなかったのはホッとしました。いやでも最終回までにはどなたかが亡くなりそうな気はしています。怪しいのは年齢的に富さんか鈴子さんか「茂(しげる、演:古谷一行)」か……。茂はみね子のお祖父さんですね。