ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

自暴自棄のシモンの前に現れたのはニア!良いボーイミーツガールでした - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』9話「ヒトっていったい何ですか?」の感想

スポンサーリンク

毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年8月31日の放送は第9話「ヒトっていったい何ですか?」でした。サブタイトルでネタバレ感満載ですねぇ。

  

 

9話「ヒトっていったい何ですか?」

前回8話で、主人公の一人「カミナ」が死んでしまいました。

実質のリーダーを失った「大グレン団」は大きなショックを受けつつも、「螺旋王四天王」の1人「チミルフ」の乗艦、超巨大な移動要塞型ガンメン「ダイガンザン」を奪い「大グレン」と名付け、そこへ拠点を移したり破壊された「グレン」などガンメンの修理をするなど、少しずつ前へと歩を進めています。

しかし、主人公のもう一人「シモン」はこれまで自分を導いてくれていた兄貴分を亡くしたことによって、茫然自失、自暴自棄に陥っていて、何も手を付けられていない様子です。

ちなみにグレンは「ロシウ」がカミナの代わりに乗ることになりそうでした。

そんなところに獣人のガンメンたちが襲ってきて、大グレン団は迎撃、ロシウが操縦するグレンにシモンのガンメン「ラガン」が合体して応戦していましたが、先述のようにシモンは自棄になっているため、ラガンが思うように反応してくれません。終いには暴走を起こして、グレンからラガンが外れ、崖下へと落ちていってしまいました。

その崖の下で、シモンはコンテナのような箱を見つけます。あるガンメンが崖上からその箱を投げ捨てていて……箱はロックがかかっていましたけど「コアドリル」で開けられ、その中には一人の少女「ニア」が入っていました。

 

 

9話からの登場人物

今回9話から登場した人物は「ニア」です。CVは「福井裕佳梨(ふくい・ゆかり)」さん。ニアは王都第1王女と9話の最後に名乗っていました。つまり螺旋王の娘、獣人ということで良いでしょうか。

獣人ですけど外見は人間のそれで、ヴィラルなどもそうでしたが、獣人は身分(あるいは能力)が上になると外見は人間に近づくようです。

ニアの性格世間知らずで、都を出たことがないため獣人しか知らず、「人間とは何か?」すら知りません。その分、好奇心は旺盛のようで、初めてであったであろう人間のシモンに色々と聞いていました。Twitter画像にあるように、なかなか良いボーイミーツガールでしたね、今回。

ニアの名前の由来は英語の「near」でしょう。近い。

それと、「アディーネ」も登場しています。螺旋王四天王の一人で「流麗のアディーネ」、女性です。CVは「根谷美智子(ねや・みちこ)」さん。9話最後にダイガンザンを取り戻すべく大グレンを襲っていましたが、ニアが彼女の前に立って制していました。第1王女として命を下していましたね。

四天王はチミルフとアディーネ、それと「神速のシトマンドラ」「不動のグアーム」がいます。シトマンドラのCVは「陶山章央(すやま・あきお)」さん、グアームのCVは「川久保潔(かわくぼ・きよし)」さん。

ニアの父、螺旋王の名前は「ロージェノム」と言っていました。姿も全てではないですが映っていました。

 

 

シモンの復活への道はまだ途中

シモンはニアに会ったことで多少持ち直したのかなと思われましたが、大グレンに戻ってからは「自分のせいでカミナは死んだ」と打ちひしがれていて、腑抜けたリーダーに対して叱咤するキタンたち団員と衝突するなど孤立しています。

コンビを組むことになりそうなロシウは慰めようとしますが、カミナの彼女でもあった「ヨーコ」はそんなロシウを制しています。今のシモンには何も言っても届かないし、それどころか穴をより大きく広げてしまうだけだと。

新たな守るべき存在が現れたことでそこを足がかりにして復活するのでしょうか? まだ道半ばですけど、自分で受け入れて立ち直るしか方法はないのでしょう。

 

 

おわりに

どうして第1王女のニアが投げ捨てられていたのか? という点が気になりますよね、やはり。

こういう場合、原因としてよくあるのが「王位継承権争い」です。例えば、ニアは第1王女ですけど、ニアの父親である現王の妻は後妻で、ニアの実の母ではない(ニアは先妻の子)から疎ましく思われていて、自分の子供の継承権を最上位に持ってくるべく邪魔なニアは排除された、ということが考えられます。ただ、ニアは父と2人だとも言っていたので、この考えは違うでしょう。

獣人と人間は一緒になれるのでしょうか? シモンがニアを好きになっても、ニアがシモンを好きになっても、それは許されることなのかどうか、その点も気になります。

螺旋王ロージェノムという名前も気になります。ジェノムはゲノムと音が似ています。ジェノムといいドリル・螺旋といい、いずれも遺伝を想起させる単語です。デオキシリボ核酸の二重螺旋。ロージェノムが全ての獣人を生み出しているとかそういう話でしょうか?