ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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「ゴーヤのつくだ煮」の作り方が気になる。地蔵盆は子供たちの夏祭りのようです - Eテレ『やまと尼寺 精進料理』(追記レシピあり)

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毎月最終週の日曜日18:00よりEテレで放送されている『やまと尼寺 精進日記』、2017年8月27日は「葉月 水きらきら 夏休み」でした。

 

 

 

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『やまと尼寺 精進日記』

www4.nhk.or.jp

 

豊かな季節の恵みを知恵を工夫で極上の精進料理にする、奈良・桜井の尼寺。笑顔あふれる日々を美しい映像で!

Eテレで放送されている『やまと尼寺 精進日記』の番組説明です。

 

http://www.ac.auone-net.jp/~otowa/

音羽山観音寺 - 奈良県 桜井市 - 仏教寺院 | Facebook

 

奈良県桜井市に居を構える「音羽山観音寺」の住職と副住職、お手伝いをしている方の3人の女性が、毎回様々な精進料理を作っている様子を映像にした番組です。

料理を作ることがメインですけど、彼女たちの普段の生活の様子も描かれていて、都会から少し距離を置いた田舎暮らしは私の目には新鮮に映ります。

3人が3人とも本当に楽しそうに日々の作業をしていて、笑顔が耐えない様子を観ていると、こちらも釣られて自然と笑顔になってしまう、そんなほのぼのとした雰囲気の漂う番組です。

2017年度から、放送時間はエコ・ライフスタイル番組『猫のしっぽ カエルの手 京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし』と同じで、月の最終週のみベニシアさんではなく「やまと尼寺」の放送をするという放送日程になっています。

番組の出演者は前述した3人の女性がメインになります。音羽山観音寺のご住職である「後藤密榮(ごとう・みつえい)」さんと、副住職の「佐々木慈瞳(ささき・じとう)」さん、そして4年ほどお手伝いをしている「まっちゃん」の3人です。

お寺には番犬の「オサム」もいますから、正しくは3人+1頭ですか。オサムは雑種と思います。耳が垂れていて可愛い。

私は番組の存在を最近知ったので、お手伝いをしている「まっちゃん」がどういう方なのかが把握できていません。何か事情があってのことなのでしょう。まっちゃんだけは剃髪していないので、彼女は仏教の道には入っていないと捉えて良さそうです。それ以上の詮索はなし。

番組のナレーションは俳優の「柄本佑(えもと・たすく)」さんです。

 

 

8月「葉月 水きらきら 夏休み」

2017年8月27日日曜日の『やまと尼寺 精進日記』の放送は8月編、サブタイトルは「葉月 水きらきら 夏休み」でした。

8月のやまと尼寺は、夏休みということもあって子どもたちを迎えての伝統行事「地蔵盆(じぞう・ぼん)」が行われたり、万願寺唐辛子やナス、トマト、ゴーヤ、トウモロコシといった夏野菜を使った料理を作ったりと、大忙しでした。

 

 

旧暦8月(きゅうれきはちがつ)は、旧暦(太陰太陽暦)の年初から8番目の月である。
秋分を含む月が8月となる。新暦では8月下旬から10月上旬ごろに当たる。
8月の別名は葉月(はづき)である。

- 8月 (旧暦) - Wikipedia

8月(旧暦)のWikipediaにはこのように書かれています。新暦では8月下旬から10月上旬頃を指すそうですけど、新暦8月のことを指すこともあるよと。幅があります。

 

葉月の由来は諸説ある。木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名である。

- 8月 - Wikipedia

8月のWikipediaにはこのように書かれています。葉が紅葉して落ちる月が有力な説であるということです。新暦の8月の感覚も強くありますから、葉が落ちると言われるとわかってはいても違和感が生じますね。

 

 

地蔵盆とは何か?

地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日で、厳密には毎月24日であるが、一般的には、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものをいう。ただし、寺院に祀られている地蔵ではなく、道祖神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵」が対象となっている。

- 地蔵盆 - Wikipedia

地蔵盆のWikipediaにはこのように書かれています。

毎月24日が地蔵盆ですが一般的にはお盆に近い旧暦7月24日のものを指すようです。旧暦7月24日ということですけど、現在では月遅れでお盆の時期に近い8月の23,24日の2日間で行われることが多いみたいですね。

また、寺院に祀られている地蔵ではなく辻地蔵が対象になっている、という点でやまと尼寺などでは少し捉え方が異なっているようです。お寺に地元の子どもを集めて、読経や数珠繰り(数珠回し)が行われていました。一般的にはお寺さんなどで行うというよりも町内で行う行事ということでしょう。

私の住んできた地域では地蔵盆の名前は聞かれないと思います。私が知らないだけで、子供の頃に参加していた夏祭りは地蔵盆だったのかもしれませんけれども。

日本では地蔵菩薩は道祖神の役割を果たすことも多いですよね。村や峠などの境界に置かれて、外からの厄から守ってくれるという、昔話にもよく登場します。また、お地蔵様は子供の守り神でもありますから、そういう意味で地蔵盆は子どもが主役みたいです。「地蔵祭においては特に子供が地蔵の前に詣り、その加護を祈る習わしになっている」とWikipediaにも書かれています。

 

 

「ゴーヤのつくだ煮」が気になる

「やまと尼寺」では、地蔵盆に来る子どもたちのために「山桃のジュース」が用意されていて、地蔵盆が滞りなく済むと「万願寺唐辛子(まんがんじ・とうがらし)」「茄子(なす)」「トマト」「ゴーヤ」「玉蜀黍(とうもろこし)」を使って、「揚げ浸し(あげびたし)」や「佃煮(つくだ・に)」、「天麩羅(てんぷら)」などの料理が作られていました。

個人的に気になった料理は「ゴーヤのつくだ煮」です。ゴーヤとは「蔓茘枝(つるれいし)」のことですね、ニガウリ。ゴーヤというと沖縄のチャンプルーのように炒め物に使うことがしばしばで、他のレパートリーはあまり思い浮かびませんでしたから、つくだ煮にするアイデアは興味深かったです。

そう言えば、tvk(テレビ神奈川)で放送されていた音楽情報バラエティ番組『saku saku(サクサク)』で、MCを務めていた4ピースバンド「7!!(セブンウップス)」のヴォーカル「NANAE(ななえ)」ちゃんは、沖縄ではゴーヤを「ピクルス」にする人も多い的なことを言っていたかと思います。それも美味しそう。

「ゴーヤのつくだ煮」の具体的な作り方は紹介されていませんでした。レシピは火曜日などのお昼にミニ番組で放送されると思います。

見たところでは、ゴーヤはワタを取ってから、5mmほどの厚さに切って、お湯で煮て、搾って水気を取った後に、鍋にゴーヤと調味料(不明ですが砂糖と醤油とお酢とみりんでしょうか?)と、さらにチリメンジャコも入れて煮て、汁気がなくなったら火を止めて置いておき、仕上げに胡麻(ごま)をまぶして出来上がりのようです。細かくしたミョウガや大葉(シソの葉)を入れ、かつお節をかけても美味しそうですね。

万願寺とうがらしは私は食べたことがないので、夏野菜の揚げ浸しも食べてみたいです。素揚げしたときの緑色の発色が素晴らしく、油がコーティングされることによって光沢が生まれていました。ナスもカボチャも美味しそうでした。

 

 

追記(レシピ)

「やまと尼寺〜」のミニ番組「やまと尼寺 献立帳」の、2017年8月29日の放送で「ゴーヤのつくだに」の作り方が紹介されていました。

「ゴーヤのつくだに」の分量は「ゴーヤ」1kg、「チリメンジャコ」60g、「かつおぶし」と「煎りゴマ」が適量、「三温糖」300g、「薄口醤油」60cc、「濃口醤油」60cc、「酢」少々です。

「ゴーヤのつくだに」のレシピは、まずゴーヤのワタを取って5mm程度に半月切りし、3分ほど湯通しした後にゴーヤを水で冷やし布に包み、手で布ごと搾って水を切り(水が残っていると煮汁が染みない)、三温糖と醤油2種と酢を鍋に入れ煮立たせ、そこに水をよく搾ったゴーヤとチリメンジャコを入れて、鍋に蓋をし中火で煮汁がなくなるまで煮詰め、煮詰めたら火を止めかつお節を入れて混ぜ、冷ましてから煎りゴマを加えて出来上がりです。

 

 

おわりに

山桃ジュースって美味しいのですか。飲んだことがないです、というよりそもそも山桃を食べたことがないかもしれません。

私は普段写真を撮っていて、ブログにも写真をアップしています。その中で山桃の写真もあり、私にとって比較的身近な果実ではあるのですが……辺りに成っている実は食べてみようとは思えないですね。やまと尼寺では近所の農家さん(?)の畑で採れた山桃をいただいたと言っていましたから、やはり食べるなら畑から採れたものです。

山桃ジュースは「サーターアンダーギー」と共に地蔵盆に来た子どもたちに、行事が終わってから振る舞われていました。暑いこともあってか美味しそうに飲んでいました。砂糖を入れていたため甘みもあるのですが、それだけでなくほんのり酸っぱさもありそうですから、夏の暑い日に合いそうです。

 

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