ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

ヒデがみね子に告白する? 漫画家2人が歌っていた曲はザ・ジャガーズの「君に会いたい」です - 朝ドラ『ひよっこ』122話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年8月22日放送の第122話は、夜逃げした(?)漫画家2人が戻ってきました。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第21週「ミニスカートの風が吹く」

www.nhk.or.jp

 

2017年8月21日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第21週「ミニスカートの風が吹く」が始まっています。物語の時代は昭和42年(1966年)の初夏でしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきた(?)みね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

漫画家2人が夜逃げした?

売そうにない漫画家の卵なのか売れない漫画家なのかわからない、啓輔と祐二の2人がここ3日ほど「あかね荘」のアパートで見かけないと、ある夜、アパートの大家の富さんが5号室(?)の愛子さんの部屋にやって来ました。

富さんが漫画家が住んでいる3号室の部屋の鍵を開け、2人で恐る恐る中を覗き込むと2人はいませんでした。部屋の荷物や漫画のための画材はそのままのようです。

そこへみね子と時子と早苗が「月時計会議」から戻ってきて、富さんと愛子さんから漫画家がしばらく帰って来ないから「夜逃げ」をしたのではないかと聞かされます。

啓輔と祐二の2人はこれまで家賃を滞納したことは……それなりにはあるみたいですけど、お金が足りないときには現場に働きに出たりもしているようで、何ヶ月も滞納して逃げ続けている的なことはなさそうで、富さんもその点は意外にしっかりしている子達だと考えています。

夜逃げであるなら何故夜逃げをしてしまったのか、と考える現場の女性5人は、それぞれに思い当たる節があるようです。厳しく接し過ぎたからかな、扱いが酷かったかなと。

そんな中で、時子は自分も漫画家2人のように夢を追う者として、少しは気持ちがわかると言っていました。なかなか芽が出ないのにこんな長く続けられる自信は私にはないわ、と……それはそれで酷い言い様ですが。

 

 

みね子があの漫画を見つけてしまう

そんな中で、みね子は不意にある漫画原稿を見つけます。それは、アパートの中でみね子(と富さん)だけが知らなかった、啓輔と祐二がみね子を主人公にした描いていた、あの漫画です。

2人がみね子の漫画を描き始めたは、みね子が当時慶応生だった「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」と付き合い始めた頃だったと思います。みね子や島谷の名前もそのまま登場しますし、エピソードもほぼノンフィクションのようです。

漫画を中身を見て驚き怒るみね子、周りに皆は知っていたのか?と聞くと皆は当然とぼけますが、その反応から皆知っていて、自分だけが知らなかったことに気付かされます。

でも、こんなに楽しそうに漫画を描いているのにどうして居なくなったのか、という疑問も同時に出てきて、みね子は自分がつまらない人間だからかな、と言っています。それは考えすぎだと早苗から即突っ込まれていましたが。

 

 

啓輔と祐二の失踪の理由

そのようにアパートの皆が心配をしていることなど全く知らない当事者2人、啓輔と祐二は、2人で仲良く街の通りを歩いていました。そして、いつものようにヤスハルがギターを弾いているところに出くわすと、一緒に歌を歌っていました。

3人が歌っていた曲は、ザ・ジャガーズの「君に会いたい」ですね。「若さゆえ〜」という歌詞の曲です。

呑気なものですが、事情を全く知らないのですから仕方がありません。楽しげに歌う2人の歌声がアパートにも届き、皆が2人と気づいて表の広場に出、2人に対して3日間も部屋を空けてどこへ行っていたのかと問いただします。

啓輔と祐二はこの3日間、工事現場のアルバイトをしていたようです。

6,000円手に入ったと喜んでいましたが、そんな2人に誰よりも富さんが大声で怒鳴りました。「それならそうと言ってから行きなさい!!」と。

富さんにとってはもはや2人はダメ息子のようなものなのでしょうね。いや、年齢的にはダメ孫かもしれませんけど。

本気で怒られた(心配してもらえている)と感じたのか、2人は神妙な面持ちになって泣いて謝っていました。

 

 

みね子の人生は中「だるみ」状態?

部屋に戻ると、啓輔と祐二が持って帰ったお土産のたこ焼きを皆で食べていました。それが落ち着いたところで、例の漫画の話を切り出したみね子、2人は内緒で描いて居たことがバレて土下座をしています。

みね子は怒ってはいるものの、もう描いてしまったことは仕方ないと思ったのか、一応は許したようです、怒っているものの。そして自分なんかが主人公で良いのかと聞いていました。

漫画家2人は地味だけど(失礼)編集者には好評だと言いつつも、最近は中だるみがあると指摘されたとバカ正直に答えていました。あくまで編集者の意見ではあるものの、内容はほぼノンフィクションですから、他人の人生に対して中だるみなどと発言することも大いに失礼な話です。編集者もノンフィクションだと知らないのでしょうか。

 

 

おわりに

そして、最後はその翌日でしょうか、みね子が広場で下ごしらえのためにタマネギの皮剥きをしていると、一緒に皮剥きをしていた「すずふり亭」のコック見習いのヒデこと秀俊に………!という展開でした。

ヒデは、みね子と島谷が付き合う以前からみね子に好意を寄せているような描写がありましたから、いよいよみね子の新しい恋が始まるのかもしれません。漫画の中だるみもなくなるでしょうし、『ひよっこ』のドラマ的にも盛り上がりますし。

ていうか漫画家2人のペンネームは「つぼ田つぼ助」というのですね、121話で初めて知りました。