ディスディスブログ

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ブリキのオモチャが可愛い。足から翼が生えていたのは良い演出でした - アニメ『ザ・リフレクション』3話「リサ」の感想

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2017年7月22日土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『ザ・リフレクション』が放送されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「ザ・リフレクション」

http://thereflection-anime.net/

 

2017年8月5日の放送は第3話「リサ」でした。

本作アニメ『ザ・リフレクション』はオリジナルアニメです。全12話。

 

 

 

イントロダクション

全世界を襲った謎の大災害。「リフレクション」と名付けられたこの現象は、おびただしい数の命を奪ったが、生き残った者たちに、ある特別な「力」を与えた--。
あれから3年。ニューヨークで行われた追悼セレモニーで、その「力」がテロという形で人類の前に突きつけられた。闇に染まった能力者に立ちはだかったのは、正体不明の男エクスオン、メタリックスーツを身にまとったアイガイ、エクスオンを追って、自ら戦いに身を投じてゆく少女、エレノア。
何故、リフレクションは起こったのか? 何故、彼らは人類に牙を剥いたのか? その謎が今明かされる--

『ザ・リフレクション』のイントロダクションです。

  

 

リフレクションとリフレクティッド

物語のキーワードは2つ、「リフレクション」と「リフレクティッド」です。

「リフレクション」とは、ある「現象」のことです。

その現象とは、ある日地球全土で同時に観測されたもので、緑色の光線が空を不規則に反射しつつ覆いつくしていき、光線は地表にまで到達することもあったのだそうです。

光と同時に黒い煙状の物質も現れていました。光は煙が地表に到達するのを防ぐように反射していたように見えたということです。

「リフレクティッド」とは「能力者」のことです。

リフレクション発生時に、地上に到達した光や煙に貫かれたことをきっかけにして、異能を得た人間のことをリフレクティッドと呼びます。

貫かれた人間は大抵が死んでしまいましたが、稀に生き残った人間もいて、彼らには常人とは異なる能力が宿りました。

「光」を受けた者は「瞬間移動や比較的人間の姿のままで発動できる能力」が多く、「煙」を受けた者は「獣化や液状化など、人の形を保てなくなってしまう能力」が多いということです。

単純に、光だから正義か、煙だから悪かについては今のところわかりません。しかし、基本的にはそのように考えると良さそうな雰囲気を感じます。

2話では煙を受けた者は犯罪者になる傾向があるとか何とか言っていました。

 

 

『ザ・リフレクション』3話で登場した人物 

3話では、サブタイトルになっている「リサ・リビングストン」が登場しています。

リサは大空に憧れる少女、車椅子の短距離走の選手、そしてリフレクティッドです。明るく好奇心が旺盛な性格。愛用の車椅子がロボットに変形します。

リサの憧れヒーローはTwitter画像にある「SOAR MAN」です。「ソアーマン(?)」は架空のヒーローです。空を飛ぶことができる能力を持っているようです。

前述したようにリサの車椅子はロボットに変形します。

そのロボットは、警察官であるリサの父親が男の子が生まれると思い込んで、自分が遊んでいたブリキのオモチャを引っ張り出してきた、そのオモチャのロボットの形状をしていました。アンティーク調の。

そのブリキのロボットのような車椅子のロボットは、たくさんの装備を備えていて全身武器庫のようでした。

ロボットは光の翼を生やして空を飛ぶこともできます。

翼というと背中、肩甲骨の当たりから生えていることを想像しますけど、このロボットは足から生えていました。その理由はリサが脚が不自由だからと思われます。ソアーマンのようでもありました。

リサのCVは「花村怜美(はなむら・さとみ)」さんです。

 

敵方のリフレクティッドも登場していました。リサを食べようと(?)した『北斗の拳』のハート様のようなぶよぶよした外見で、頭部から身体が割れて、その内部にローラーのようなものが幾つも回っている存在です。

リサを磨り潰そうとしていたのでしょうか。ポテンシャルを引き出してあげる、と言っていたので、ローラーで磨り潰すと能力が発現する能力なのでしょうか?

そのハートのようなリフレクティッドの名前は、クレジットを観る限り「ピュートリッド」のようです。CVは「戸部公爾(とべ・こうじ)」さん。

 

 

3話「リサ」

主人公のヒーロー「エクスオン」と、彼から依頼を受けて「レイス」なる人物のことを調べ始めた「エレノア・エヴァーツ」、エレノアは早速NYタイムズスクエアでの騒動(1話)時の防犯カメラの映像から不審な人物を見つけました。

デイトンという街の監視カメラにも同様の人物の映像がありました。

それと当時に、エレノアは同日にNYで起こった2件の失踪事件に着目します。

ジェニファー・アレンとメイ・アレンというアレン姓の女性で、今回のNYでの事件に関係しているのではないかとエレノアは直感しているようです。

レイスとその失踪事件のさらなる調査をエクスオンから指示され、エレノアはパソコンで情報収集を続けていましたが、部屋に突如として火の手があがります。

短距離の瞬間移動能力でエレノアは無事でしたが、これは明らかにレイス側の炎を自在に操るリフレクティッド「フレイミング・フューリー」の仕業です。

安全なところに身を隠すようにエクスオンから言われるエレノアですけど安全なところなどどこにもないと反論、エクスオンと一緒に自動車でレイスの映像が見つかったデイトンへと向かうことにしました。

フレイミング・フューリーが突然エレノアを殺そうとしたということは、裏返せばエレノアがレイスと思われる人物の映像や怪しんだ失踪事件はいずれも知られては困る事実、ということを意味しています。

 

 

エレノアとリサの出会い

移動中に出会ったのがリサでした。デイトンの街に入っていたでしょうか? 見逃しました。

エレノアが運転する自動車が車椅子でトレーニング中のリサとの接触事故を起こしそうになったことがきっかけです。

リサが転倒したので病院で検査を受けてもらいましたが何事もなく、警戒する警官の父親の反対を他所に、リサはエレノアを自宅に招待しています。

そこへ、前述の「ピュートリッド」が襲いかかりました。

その頃、エクスオンは近くに潜んでいたレイス側のリフレクティッド「スティール・ルーラー」と対峙、戦闘状態に入っていたため、ピュートリッドまで手が回りません。

リサは自分のために父が危険に晒されてしまったこと、父を助けよう&自分の身を守ろうとして能力を発現させました。

前述したように、車椅子をブリキのおもちゃのようなロボットに変形させ、自分がその中に入って操作し、ピュートリッドを退けることに成功しました。

戦闘後、今後も自分が家にいては再び父に迷惑がかかるから、とリサは家を出て行きました。おそらくエレノアたちに同行するのでしょう。徐々に仲間が増えてきています。

 

 

おわりに

懸案だった戦闘シーンが徐々に良くなっているように感じています。テンポを速めてくれたのか、あるいは私が慣れてきたのかはわかりません。

今回のリサの能力発動に関しては、過去エピソードと上手く絡めているように感じられて、とても良かったと思います。上に書いているように、羽根が足から生えている点もそういう意味で良いですね。

レイスは何のためにリフレクティッドを集めているのか、それは物語の上ではまだ語られていません。ただリフレクティッドではないノーマルな人間を襲ってもいるのですから、良いことをするとは到底思えないです。

それと、エクスオンのエレノアに対する態度がとても悪い点も引っかかります。どうしてあんなに態度が悪いのでしょうね……デボラが君の100倍役に立つなんて、普通言えないです。

相変わらず素顔を見せませんし、エクスオンはエレノアの近親者なのでしょうか? だからあえてきつく当たっているのかもしれません。エレノアの父親ですか?

 

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