先日、「Panasonic(パナソニック)」のハイエンドのデジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ10」を購入しました。価格は1,500円です。
目次
Panasonic「DMC-FZ10」
今回購入したカメラは「Panasonic」のデジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ10」です。
このDMC-FZ10は2003年10月に発売されたモデルということです。
今から(記事作成時2017年7月19日)14年ほど前に発売されたカメラになります。
こちらが私が購入したPanasonicのデジカメ「LUMIX DMC-FZ10」です。
カラーはブラック。
付属はバッテリが2個、チャージャー、ストラップ。
これで購入価格1,500円です。
ストラップは部品が欠損していて使えませんでした……そういうこともあります。
カメラPCとつなぐケーブルが付属していませんでしたが、それは他のカメラのケーブルを流用できたので良かったです。
スペック
本機のスペックは、撮像素子が1/2.5型CCD、画素数が423万画素、レンズの焦点距離が6-72mm(35mm換算35-420mm相当)、F値が全域F2.8(!)、光学ズームが12倍、デジタルズームが3倍、シャッタースピードが8-1/2000秒、ISO感度が50-400、最低撮影距離が標準30cmでマクロが5cm、液晶が2インチの13万ドットです。
本体重量はメモリーカードやバッテリを含めて550gと公式には書かれていました。
軽くもないですけど重くもなく、私にはちょうど良いです。
ボディサイズは「幅約138.5×高さ約87.2×奥行約105.7mm(突起部を除く)」とのことです。
グリップが私の手では少々小さく感じられます。
レンズの主張っぷりがすごい。
記録はSDカードです。
古いカメラなのであまり容量が大きいと認識しないかもしれないです。
4GB以内でしょうか。
私は2GBのSDカードを持っていてそれは認識してくれました。
ボディの状態は多少の傷がありましたけど良好です。
今持っている「Nikon(ニコン)」のデジタル一眼レフカメラ「D3000」や「Olympus(オリンパス)」のコンパクトデジタルカメラ「XZ-10」よりも綺麗なほど。
レンジファインダー的な配置の電子ビューファインダー
この機種の特徴の一つにファインダーの位置が挙げられます。
レンジファインダー機のように「EVF(電子ビューファインダー)」が左に寄っています(画像)。
私は利き目が左目のため、左目でファインダーを覗きます。
本機のようにファインダーが左に寄っていると右目は完全に使えません。
ボタンで表示をEVFと液晶に切り替えられます。
困ることはEVFに設定すると、設定変更や撮った画像の確認もEVFで行う必要があります。
さすがにそれらの動作は常に液晶画面で行えた方が良いと思うのですが……逐一切り替えることが面倒です。
レンズはライカ「DCバリオ・エルマリート」
特徴はもう一点。
「Leica(ライカ)」のレンズ「DC VARIO-ELMARIT(DCバリオ・エルマリート)」を使用していることです。
このライカレンズは当時の新設計で、非球面レンズ3枚を使用した8群13枚の構成とのこと。
先述したレンジファインダーのようなEVFを採用しているのもLeicaレンズの影響かもしれません。
Leicaといえばレンジファインダーでしょうという考えが。
レンズには塵がわずかに混入していました。
古い機種の中古品ですからこのくらいは覚悟していましたし、撮影に支障は出ていなかったのでOKです。
Panasonic「LUMIX DMC-FZ10」の作例
Panasonic「LUMIX DMC-FZ10」で撮影してみました。
このように無事に撮ることができました。良かった。
私はプリントせずにPCで見るかブログに載せるかしかしないですから、十分な画質です。
画像を見ると色の描写は素直です。
手持ちのカメラでいうとXZ-10よりD3000に近く、私の好みな色合い。
これがCMOSではないCCDならではの味わいでしょうか?
モノクロ撮影も試したい。
露出は私の好みで2段階ほどアンダーにしていますけど、撮影日は雲が出ていたので±0で良かったかもしれません。
少々暗い。
撮影モードはPモードしか使用していないため、シャッタースピード優先や絞り優先オート、マニュアルはまだ使っていません。
ボケを出したければ絞り優先かマニュアルを使いたいですね。
ただし、A/E/Mモードの切り替えはわざわざ設定メニューを呼び出さなければいけないですし、マニュアルモードは操作が十字キーを使ったものでダイヤルによる直感的な操作と比べると使い勝手は落ちます。
これらの操作は慣れの問題もあろうかと思いますが、現時点では大きなマイナス点で、Pモードのみを使うことにした理由の一つになっています。
フォーカスはオートもマニュアルも可能です。
私はまだオートで任せっきり。
AFだと草や葉を撮影するときに迷ったり抜けたりすることが多かったです。
その場合はMFにした方が良さそう。
ISOは50で固定していたかと思います。
ネットのレビューを拝見すると100からノイズが乗り始めるそうですから、今後も50で固定して撮るつもりです。
晴れの日中屋外専用機。
おわりに
本機は動画を撮影することもできます。
1,500円で買ったこの一台で色々なことができます。優秀。
とはいえ14年前のカメラです。
インターフェイスが使いにくかったり、反応が鈍かったり、液晶が小さかったり、ISO感度の上限が低すぎたり、相応の不自由さは存在します。
私は最新のカメラを持っていませんから不自由には慣れています。
無理! と感じる方も少なからずいらっしゃるでしょう。
手持ちのカメラ(レンズ)は135mmが最望遠で、420mmを手に入れたことによって新しい世界が見えた気がして、撮っていて楽しいです。
このカメラのおかげで遠くにいるネコや鳥などの動物撮影も可能になりました。
となると今度は三脚や一脚が欲しくなってきます。
420mmの望遠と、高感度が苦手なカメラなら必要かなと。