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和久井映見さん演じる愛子は何の目的ですずふり亭周りをうろついているのでしょう? 省吾ですか? - 朝ドラ『ひよっこ』90話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年7月15日放送の第90話は、早速みね子に「失恋フラグ」が立っています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第15週「恋、しちゃったのよ」

www.nhk.or.jp

 

2017年7月10日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第15週「恋、しちゃったのよ」が始まっています。物語の時代は昭和41年(1966年)の7月だったでしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は現在、両親と自分がこれまでお世話になってきた、赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」、みね子と同じホール係の「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」がいます。計6名。

みね子は転職と同時に住まいも変えています。「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの5号室です。

「あかね荘」には現在6人が暮らしています。大家が、鈴子と昔なじみの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は1号室が有楽町にある会社に勤務するオフィスレディー「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」、2号室が富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、3号室にみね子、4がなく5号室が佐賀で代々製薬会社を営む大会社の御曹司で慶應大学に通う学生「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」になるでしょうか。

「あかね坂商店街」のお店は、「すずふり亭」の隣に構える中華料理店「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋「柏木堂(かしわぎどう)」、バー「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」でその妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」、「柏木堂」が店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、その息子が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」、「月時計」の店主は「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染で、邦子は省吾の幼馴染、ヤスハルは省吾の一人娘の「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」と幼馴染です。

15週は、みね子がかつて働いていた、向島にあったトランジスタラジオ工場「向島電機(むこうじま・でんき)」の女子寮「乙女寮(おとめ・りょう)」の同窓会が「すずふり亭」で催されました。

みね子の同窓は5人で、みね子は同い年の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」と、上京時の集団就職列車で出会った中卒の福島出身「青天目澄子(なばため・すみこ、演:松本穂香)」、上野駅で出会った中卒の青森出身「兼平豊子(かねひら・とよこ、演:藤野涼子)」、既に働いていた先輩の山形出身「秋葉幸子(あきば・さちこ、演:小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身「夏井優子(なつい・ゆうこ、演:八木優希)」です。

同窓会の後、時子はそのままみね子の部屋に転がり込んで暫くの間一緒に暮らすことになっています。時子の歓迎会の席ではみね子と純一郎が相思相愛であることが明るみに出、周囲の強引さに流されるまま交際がスタートしています。

 

 

島谷に恋人だと紹介されるみね子

みね子と純一郎の初デートは東京タワーと慶應大学でした。慶應は純一郎が通う大学で、彼が毎日のように通っている場所を見てみたいと考えたのですね。

大学の構内で、純一郎は友人とばったり会います。そこでみね子を紹介する流れになり、純一郎は僕の恋人だとハッキリと言っていました。

友人たちが去り、再び2人きりになったみね子は純一郎に「恥ずかしくなかったですか?」と聞きました。

自分は慶応生でもなく、そもそも大学生でもない、洋食屋の給仕です。家庭環境の違いがある、金銭面で大学に通うことができない家庭の子、大学に通う学力のない子、自らの劣等感がみね子の質問には込められているでしょうか。やはり住む世界が違うのではないかと。身分の違いと言い換えても良いでしょう。

そんなみね子に対して純一郎は、自分が裕福なのは自分が金を持っているのではなく父親が金を持っているから、自分はお金持ちの大学生という名前の人間ではない、と……

……みね子だって、行方不明になっている父親を捜すために東京に働きに出ている可哀想な女の子なんかじゃない。自分は谷田部みね子という女性を好きになっているのだと答えるのでした。

嬉しかったのでしょうね。「あかね荘」に帰ってからというもの、みね子は住人の皆にデートの報告をし、純一郎が高所恐怖症であることなどを言いふらしていました。

 

 

心配されるみね子と純一郎

幸せいっぱいのみね子ですが、周囲の人間はそんな彼女を心配します。鈴子や高子、安江といったところです。

どうして心配されているかというと、やはりそこは純一郎とみね子の家庭のことがあるのでしょう。身分の違い。

鈴子は、みね子がこれまで父親のことで十分に大変な思いをしてきて、大きな責任を背負って生きていることを知っています。そういった2人の家庭環境の違いによって、彼女が今以上に傷つくことを危惧しているようです。

みね子は心配してくれる鈴子に対して、純一郎は私という人間を好きになってくれていると、彼の誠実さを説いていて、自分もお金持ちの大学生ではなく純一郎という一人の人間を好きなっているのだと説明し、鈴子たちも一旦は納得しています。

ただこれは確実にフラグになっているはずですので、今回で完全には収束しないと思います。

一方で、純一郎は大家の富さんから心配されています。富さんは純一郎の実家とも頻繁に電話のやり取りをしています。住人同士の恋愛を応援したい気持ちもあるけど、親の気持ちもわかるのだと言っていました。

交際について彼の親に話すべきか話さないでおくべきか迷っていて、今のところは親には伝えないでおくと富さんは純一郎に言っています。純一郎もいつか自分から話すと答えました。

 

 

おわりに

純一郎は佐賀の実家に帰ることになりました。そこで何を言われるのでしょうねぇ。

「向島電機」の事務員で「乙女寮」の舎監であった「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」が今週何度も「すずふり亭」の周辺を彷徨いていました。今週のラストでようやくみね子が愛子を見つけて、動き出しそうです。

次週予告を観る限りでは愛子は誰かに恋をしているみたいです。おそらくその相手は省吾でしょう。鈴子の息子で「すずふり亭」の料理長の。

また、みね子と幼馴染「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希)」の兄「角谷太郎(すみたに・たろう、演:尾上寛之)」と、時子の兄「助川豊作(すけがわ・とよさく、演:渋谷謙人)」が次週、上京しそうです。2人の目的は……?

次週は第16週「アイアイ傘とノック」です。予告を観る限り、アイアイ傘はみね子と純一郎のアイアイ傘をみね子が描いているのでしょうし、ノックは壁を隔てて隣りの部屋のみね子と純一郎がノックをして会話をするのでしょう。ラブラブです。

しかし、東京の喫茶店で純一郎が男と何か話している様子を、省吾の娘の由香が聞いてしまって……という流れもありそうでしたから、これは一波乱ありそうです。

 

純一郎側に問題が生じることでしか、2人の関係は破綻しなさそうに感じられます。

純一郎側といっても純一郎自身というより、鈴子や富が心配するように家庭の問題が生じる可能性ですね。

最もシンプルな可能性は純一郎の親が交際に反対することです。

別の可能性は佐賀の会社の経営が傾き東京にいられなくなることか、親が重い病気や怪我に見舞われ東京にいられなくなることではないかと私は予想しています。

 

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