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ヒロイン「みね子」の父「実」を演じる「沢村一樹」さんの純朴な演技が素晴らしいです - 朝ドラ『ひよっこ』4話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年4月6日放送の第4話は、父ちゃんが奥茨城に帰ってきました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」

 

www.nhk.or.jp

 

東京がオリンピックで沸く1964年秋。高校三年生の谷田部みね子(有村架純)は、茨城県北西部にある奥茨城村で家の農業を手伝いながら、のびのびと暮らしていた。父・実(沢村一樹)は借金を返すため東京に出稼ぎに出ており、明るくおしゃべりな母・美代子(木村佳乃)、無口な祖父・茂(古谷一行)、そして妹と弟の家族5人で農業をして生活している。ある日、いもう・ちよ子(宮原和)と弟・進(高橋來)が落ち込んだ様子で帰ってきて…。

というのが番組説明にあった『ひよっこ』第1話の内容です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」たち一家は、東京の建設現場へ出稼ぎに行っている父「実(沢村一樹)」が帰ってくるのを心待ちにしています。

 

 

朝ドラ『ひよっこ』の主な登場人物

ヒロインは「谷田部みね子(有村架純)」で、奥茨城の小さな農家に生まれ育った高校3年生です。おっとり、のんびりした性格。高校を卒業したら実家の家業、農業を継ぐつもりのようです。

みね子の父が「谷田部実(沢村一樹)」で、本来は農家、現在は東京の工事現場で働いています。みね子の母が「谷田部美代子(木村佳乃)」で、明るく優しいお母さんです。農作業をしつつ、内職で洋裁もし、実が不在の中で一家を切り盛りしています。

みね子の祖父が「谷田部茂(古谷一行)」で、無口ですが口を開くと毒舌な人です。みね子の妹が「ちよ子(宮原和)」、弟が「進(高橋來)」です。

みね子の高校の同級生で幼馴染みが2人。一人が「助川時子(佐久間由衣)」で、奥茨城の村一番の美少女、気が強い。将来の夢は女優さん。もう一人が「角谷三男(泉澤祐希)」で、時子に片想いしている、りんご農家の三男です。

みね子たちが通学などの足に使うバスの車掌が「益子次郎(松尾諭)」、みね子たちの高校の担任教師が「田神学(津田寛治)」です。

 

 

『ひよっこ』2話以降の登場人物

本ブログでは1話の記事しか書いていないので、2話以降に登場した人物を書きます。

時子の母「助川君子(すけがわ・きみこ)」は「羽田美智子(はだ。みちこ)」さんが演じます。君子は美代子と幼馴染みで、谷田部家の農作業を手伝いに来てくれます。美代子としゃべりたいだけ? 時子の状況には反対しています。

三男の母「角谷きよ(すみたに・きよ)」は「柴田理恵(しばた・りえ)」さんが演じます。家は農家でリンゴ栽培もしているそう。三男に手厳しい物言いをすることが多いですが、それは愛情の裏返しです。

みね子の叔父で実の弟「小祝宗男(こいわい・むねお)」は「峰田和伸(みねた・かずのぶ)」さんが演じます。「銀杏BOYZ」の方ですか。少し離れた村に養子に行っていますが、実が不在の谷田部家を気にかけ、度々訪れています。明るく奔放な性格で、みね子たちの兄貴のような存在ですが、戦争の影がちらほら見える人です。滋子が怖い。

宗男の妻「小祝滋子(こいわい・しげこ)」は「山崎静代(やまさき・しずよ)」さんが演じます。「南海キャンディーズ」の静ちゃんです。宗男が恐れている女性。

前回3話から登場したのが東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」の面々です。

店主「牧野鈴子(まきの・すずこ)」は「宮本信子(みやもと・のぶこ)」さんが演じます。実が入店したことがきっかけで縁が生まれるようです。

料理長で鈴子の息子「牧野省吾(まきの・しょうご)」は「佐々木蔵之介(ささき・くらのすけ)」さんが演じます。優しそうな人。奥さんや子どもはいないようです。

コックの「井川元治(いがわ・げんじ)」は「やついいちろう」さんが演じます。『シャキーン!』の「ネコッパチ」の中の人です。調子が良い性格でサボり癖があります。ホール係「朝倉高子(あさくら・たかこ)」は「佐藤仁美(さとう・ひとみ)」さんが演じます。『トト姉ちゃん』以来ですね。見習いコック「前田秀俊(まえだ・ひでとし)」は「磯村勇斗(いそむら・はやと)」さんが演じます。いつも井川に仕事を押し付けられたり厳しくあたられたりしているポジション。

このくらいだったでしょうか。

 

 

4話「ハヤシライスとポークカツサンド」

4話のサブタイトルがハヤシライスとポークカツサンドではないと思いますが、「すずふり亭」で実が頼んだのが、「ドビソース」が使われた「ハヤシライス」でした。ドビソースとはデミグラスソースのことですね。

また、鈴子は実と会話をしていて、その中で実のことが気に入ったのでしょうか、食事を済ませ店を発つ実に家族への手土産として持たせたのが「ポークカツサンド」でした。

「東京を嫌いにならないで」と言葉と店のマッチを添えて。

茨城から出てきた人に対する偏見は今よりも強いのかもしれません。特に実のように茨城弁の訛りが強く出ている人には。それと建設現場で働く人への偏見もあるのでしょか。

約束通り、実はみね子たちが待つ奥茨城の村に帰ってきました。野にはコスモスが咲き乱れていました。秋です。迎えたみね子もちよ子も進も、家で待っていた美代子も茂も嬉しそうです。

お風呂に入るよりも食事をするよりも、まず自分の畑の土に触れることで、茨城に帰ったと実感する実でした……。

 

 

おわりに

有村架純さんがとても合っていますね。茨城弁が可愛いですし、演技もとても良いです。有村さんと同じかそれ以上に、実を演じる沢村一樹さんの演技が素晴らしいです。純朴な男性役を演じさせたら右に出る人はいないのではないかと思えるほどに。

まだ1週間分も終わっていないですけど、個人的には既に前作よりも本作を楽しめています。何でしょうね、やはり面白いと感じられるドラマは1話から面白いことが多いです。

今後は、実が出稼ぎに行ったまま戻らない展開があるでしょうけど、後半のどこかでしっかりと再会できるところまで描いていただければ、個人的にはもうそれで良いです。

とりあえずは次回、お土産のポークカツサンドをみね子たちが目の当たりにしてどうなるのか、が今から楽しみです。

 

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