ディスディスブログ

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市販薬(OTC医薬品)に医療控除が適用される「セルフメディケーション税制」について説明されていました - 『健康カプセル! ゲンキの時間』

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毎週日曜日07:00からTBSで放送されている健康情報番組『健康カプセル! ゲンキの時間』、2017年2月26日の放送は「〜正しい使い方から税制まで!〜 薬・セルフメディケーション」として「薬との付き合い方」の特集をしていました。

 

 

目次

 

 

健康カプセル!ゲンキの時間

www.tbs.co.jp

 

2017年1月22日放送の『ゲンキの時間』は「〜正しい使い方から税制まで!〜 薬・セルフメディケーション」として「薬との付き合い方」を特集していました。

今回は私たちの生活に欠かせない薬の正しい用法や家計を助けてくれる新税制について紹介されていました。

例えば、飲み薬の飲み合わせでしてはいけない飲み物は何かとか、飲み薬を飲む時間(食前、食後、食事の合間)はいつが正しいのかとか、新税制「セルフメディケーション」とは何なのかとか、です。

私は現在、総合感冒薬くらいしか薬は飲んでいないですけど、現在かかっている「気分変調症」で再び病院にかかる可能性も無きにしも非ずですし、別の大病を患う可能性だってあるでしょうから、今回の「薬との付き合い方」は観ていて良かったと思えた放送でした。

 

 

セルフメディケーション税制

2017(平成29)年1月から始まる医療費控除の特例で、セルフメディケーション推進のために創設された。スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる[3]。平成29年1月1日から平成33年12月31日まで施行される。

医療費控除 - Wikipedia

医療控除のWikipediaの「セルフメディケーション税制」にはこのように書かれています。

今年2017年から始まる医療控除の特例のことで、「OTC医薬品(市販薬)」について、ある条件で税金を控除しましょう、という制度になります。

これまでの医療費の控除は、診療や治療費・医薬品購入費といった「医療費」が世帯あたり年間10万円を超えた場合、その超えた分が控除の対象となっていました。それが「セルフメディケーション税制」によってその控除の敷居が昨年までより低くなります。

今年から、年間の一世帯辺りの「特定」のOTC医薬品購入費が1万2千円を超えた場合、その超えた分が控除の対象になります。これが「セルフメディケーション税制」です。

 

OTC医薬品とは?

「OTC医薬品」とは何なのでしょうか?

まず「OTC」とは、「Over The Counter(オーバー・ザ・カウンター)」の略です。訳は「対面販売」でしょうか。

つまり「OTC医薬品」とは、薬局などで対面販売で買うことのできる薬のこと、の認識で良さそうです。大きく捉えれば「市販薬」となるでしょう。

「市販薬」は、「処方薬」と比べると有効成分が少なめで効果も薄い、症状の「緩和」に用いられる薬のこと、と番組では説明されていたかと思います。作用も少なければ副作用も少ないのだと思われます。

 

セルフメディケーションとは?

セルフメディケーション(Self-medication、自己治療、自主服薬[1])とは、市民自身にて傷病・症候を判断し、医療製品を使用すること[2][注 1]。自分自身で健康を管理し、あるいは疾病を治療するセルフケアの一つである。

セルフメディケーション - Wikipedia

セルフメディケーションのWikipediaにはこのように書かれていました。

英語のスペルは「Self-medication」となり、日本語に訳すと「自己治療」となるようです。この場合は、私たち自身が自ら判断して市販薬を購入し使用すること、になるのでしょうか。

 

 

「セルフメディケーション税制」の注意点は? 

 「セルフメディケーション税制」で注意すべき点は3つあります。

 

  • 「特定のOTC医薬品」に限られていること。
  • 健康の維持促進に努めていること。
  • 正しい知識で使う税制を選択すること。

 

以上の3点です。

「特定のOTC医薬品」とは具体的に何を示しているかについては、厚生労働省のWebページ (セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について |厚生労働省) 内に「スイッチOTC医薬品有効成分リスト(平成29年1月13日時点)」というPDFファイルがありますのでそちらをご覧いただくと良いかと思います。お手持ちの市販薬に表示されている有効成分をリストに照らし合わせてみましょう。

控除対象になっている市販薬のパッケージに「セルフメディケーション税控除対象」のマークが付いているので、そちらを目印に購入すると良いそうです。

また、控除を受けるためには特定のOTC医薬品の購入を証明する「レシート」が必要です。レシートに税制対象の印字がされているか確認し、「確定申告」まで捨てずに管理しておきましょう。

「健康の維持促進」については健康診断など健康管理を行っているかが条件になっています。健康診断の通知書や領収書などの提出が必要になるそうです。

「正しい知識」については、「セルフメディケーション税制」は従来の医療費控除との「選択制」です。自分たちにはどちらの税制がより得かを自ら見極める必要があります。

 

 

おわりに

こういう話題は頭が痛くなってきますが知っておいた方が良いので、先ほどリンクを貼った厚生労働省のセルフメディケーション税制のページを一読すると良いかもしれません。

薬と組み合わせの悪い飲み物は、お茶や牛乳やグレープフルーツジュースなどが挙がっていたでしょうか。薬は「水」か「ぬるま湯」で飲めば心配ないと。

お茶は鉄剤との組み合わせが特に良くないと言っていたでしょうか。牛乳は脂溶性の薬の吸収を高めて「目眩(めまい)」などの副作用を起こす可能性があり、骨粗しょう症の薬には効き目を低下させてしまうそうです。グレープフルーツジュースは、フラノクマリンという成分が高血圧や偏頭痛、心臓病などの薬の作用を強めてしまうので、危険な副作用に繋がる可能性があり要注意とのことでした。アルコールは言語道断。

私は季節を問わず白湯(さゆ)で薬を飲むようにしていますね。薬を飲む以外にも普段から白湯を飲む習慣がついているので、その流れで。

 

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