平日11:05からNHK総合で放送されている地域情報番組『ひるまえほっと』、2017年1月20日の放送で「女性に人気!〜手作りの燻製〜」という特集が組まれていました。
女性に人気!〜手作りの燻製〜
2017年1月20日放送の『ひるまえほっと』、その最後のコーナーで「女性に人気!〜手作りの燻製〜」と題して、「燻製(くんせい)」が特集されていました。
燻製とは?
燻製または薫製(くんせい)は、食材を燻煙(後述)することで保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食、またその調理法である。調理法はスモーク (smoke) ともいう。
燻製のWikipediaにはこのように書かれています。燻煙させた保存食。この燻製が女性を中心に燻製作りが人気なのだそうです。
茶葉をスモークチップにして燻製を作る?
その中で驚いたことは、燻製の「スモークチップ」がなくても、「茶葉(ちゃば)」で燻製を作ることができる、ということです。
茶葉を使った燻製は、香ばしくて嫌みのない味に仕上がる、とVTRに出演していた料理研究家の女性は言っていました。
その方が紹介していた茶葉は、「紅茶(アールグレイ)」と「ジャスミン茶」と「ほうじ茶」と「玄米茶(げんまいちゃ)」と「明日葉茶(あしたばちゃ)」でした。
茶葉を使った燻製の作り方
茶葉を使った燻製の作り方は、番組内で詳しくは紹介されていなかったと思います。簡単な作り方は紹介されていましたが。
見たところ、深さのある「鉄製の鍋」か「鉄製のフライパン」にアルミホイルを敷き、アルミホイルの上に茶葉を敷いて、さらにアルミホイルを被せ、網を乗せてその上にスモークさせたい食材を置き、蓋をして火にかけていました。
蓋にもアルミホイルを付けていました。これは燻す効率を上げるためでしょうか、それとも単に汚れを付けないためでしょうか?
それと敢えてカギカッコを付けましたけど、燻製にするということは空焚きをする事を意味すると思いますので、おそらく鍋やフライパンの材質は鉄製が良いでしょう。特にフライパンはテフロン加工の物は避けた方が良いように思います。
作り方はクックパッドなど料理のレシピサイトや動画サイトにあるみたいですから、詳しく知りたい方は調べてみると良いですね。
茶葉を使った燻製の味
茶葉を使った燻製の味は、まず口に入れた瞬間にお茶の香りが口に広がるようです。何のお茶を使ったかで香りが変わる、と。当たり前ですけどね。
スタジオでは、「カモミール」と「ジャスミン茶」と「アールグレイ」と「玄米茶」と「ほうじ茶」で燻製にした「シシャモ」を、司会の「島津有理子(しまづ・ゆりこ)」NHKアナウンサーが食べていました。
ジャスミン茶の燻製は「マイルドで、でも清々しい香りがしますね「食べているうちにどんどんスモークの、煙の立ってきて美味しいですね」「香りとシシャモの味と二段階楽しめます」、アールグレイ紅茶は「本当にアールグレイの香りがする!」「面白いですね、これ」などと感想を述べていました。
注意点
自宅で燻製を手作りする際の注意点が幾つかありました。
一つは燻製後、蓋は冷めるまで待つこと。熱いですからね。一つは調理中は火から目を離さないことと、直火で熱くなっているので火傷に注意すること。一つは燻製直後の茶葉やチップはまだ熱く、火が燻っている可能性がありますから、水をかけて火を完全に消してからゴミ箱などに処分すること。
以上です。空焚きをしますから換気にも注意した方が良いですし、特に小さなお子さんがいるご家庭ではお子さんの動きにも注意をした方が良いでしょう。
おわりに
茶葉を使った燻製であれば、鉄製の鍋や茶葉を持っていれば、家にあるものだけで、スモークチップなどを専用のグッズを買い足さずに作れますから、燻製ワールドの入り口にも良いかもしれません。
ジャスミン茶とアールグレイではなく、できればほうじ茶で作った物も食べていただきたかったです。我が家には茶葉がそれしかないので。ティーバッグの中身を取って使っても良いのであればあります。
となると、もしかしたらコーヒー豆、インスタントコーヒーでも作れるのかもしれません(ネットで調べたらヒットしたのでできそうです)。今度試してみようかしら。