毎週木曜日00:00(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『響け!ユーフォニアム2』が放送されています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
このあと、24:00からTOKYO MX1にて 、第十一回「はつこいトランペット」が放送です!是非ご覧ください! #anime_eupho pic.twitter.com/BO2P1L5dr7
— 響け!ユーフォニアム2 (@anime_eupho) 2016年12月14日
2016年12月15日の放送は2期11話「はつこいトランペット」です。
イントロダクション
吹奏楽コンクール京都府大会。
そこで見事に金賞を受賞した北宇治高校吹奏楽部は、
次なる舞台・強豪ひしめく関西大会に挑む……!
このようなイントロダクションです。
2期11話「ほうかごオブリガード」
本日このあと、TOKYO MX1にて24:00〜 、ABC朝日放送にて26:14〜、テレビ愛知にて26:05〜、tvkにて25:00〜、第十回「ほうかごオブリガート」が放送です!お楽しみに! #anime_eupho pic.twitter.com/Giw0PMlGPp
— 響け!ユーフォニアム2 (@anime_eupho) 2016年12月7日
本作のヒロイン「黄前久美子(おうまえ・くみこ)」が所属する北宇治高校吹奏楽部は、「京都府大会」と「関西大会」をそれぞれ勝ち進み、とうとう最終ステージである「全国大会」へと進んでいます。ここのところは全国大会前のあれこれが展開されています。
久美子の身の回りに起こっていた2つの大きな出来事は、前回10話で一応収束したかと思います。一つは大学3年生の姉「黄前麻美子(おうまえ・まみこ)」の進路問題、もう一つは吹部副部長のユーフォニアム担当3年「田中あすか(たなか・あすか)」の休部問題です。
麻美子は美容師になりたい夢を叶えるべく、あと1年と少しで大学卒業というタイミングで退学をすることになりました。両親から反対をしれましたけど、彼女の意志は固く、実家を出て、親が用意した預金通帳までも返して、自らの力だけで学校に通おうとしているようでした。
あすかについては、私が1話分見忘れてしまったため情報が定かではないですけど、どうやら勉強の成績が下がったことから、元から娘が吹奏楽をすることに反対していた母親に退部するように言われていたみたいです。後にあすかは成績を全国で30位以内に入るところまで上げたものの、部に多大な迷惑をかけたことで、部に復帰する意思を持っていませんでした。しかし、久美子が涙ながらに復帰を懇願したことによって心が動いたようで、復帰しました。
あすか不在の折には、ポニテ先輩ことユーフォ担当2年の「中川夏紀(なかがわ・なつき)」がユーフォニアムのレギュラーポジションを任されていましたけど、あすかの復帰によって夏紀は再び席を失いました。でも夏紀も心からあすかの復帰を喜んでいるみたいです。
麗奈が久美子に怒っている理由
ようやく久美子の懸案が取り除かれたと思ったら、新たな懸案が浮かび上がってきました。久美子の親友でトランペット担当1年「高坂麗奈(こうさか・れいな)」が、久美子のことを睨み、そして避けるようになっていたのです。
久美子は、自分が麗奈に何かしてしまったのかと記憶を辿るものの何も出てこず、クラスメイトのチューバ担当1年「加藤葉月(かとう・はづき)」とコントラバス担当1年「川島緑輝(かわしま・さふぁいあ)」にも相談をしていました。葉月やみどりが見てもやはり麗奈は久美子を避けている様子です。
ある夜に突然、久美子の携帯に麗奈から連絡があり、急いで待ち合わせ場所へ行くと、麗奈から大吉山の頂上へと連れ出されました。
そこで話したことは、吹部顧問の「滝昇(たき・のぼる)」に奥さんがいたことを、久美子が知っていたにも関わらず自分に話してくれなかったこと、それが原因だということでした。
滝先生には奥さんがいましたけど既に亡くなっていて、その原因は病気であったことは、確か久美子が滝に自動車で送ってもらったときに滝先生の口から明かされていたはずです。その前に、合宿のキャンプファイアで、吹部の臨時コーチをしていた「橋本真博(はしもと・まさひろ)」が久美子に口を滑らせていたことで、滝は結婚をしていたことが発覚しました……よね?
橋本の口の軽さが原因の一つ
数話前に、久美子と麗奈が職員室の滝の元へ訪れたときに、滝が奥さんと写っている写真が立てかけられていたのを麗奈が発見してしまい、それが原因で麗奈が滝先生に好きな人・付き合っている人・結婚している人のいずれかがいることがわかったのだと思います。でも、それが久美子を避ける原因にはなっていません。
久美子を避ける原因は、麗奈が滝の相手のことを橋本に聞いたようで、そのときに橋本が「黄前さんに聞いたんだ?」と言われたことでした。橋本よ、またお前か……という言葉が、私を含めた視聴者の声が日本中に溢れたことでしょう。口が軽すぎますね……。
全て知っていたのにどうして私に話してくれなかったの?と。久美子が自分に何もしていないし何も言っていないことが原因だったのです。麗奈は久美子が自分のことを想って黙っていたのだとわかってもいます。それでも、ということです。
大事な大会前だし久美子としっかり話し合ってスッキリさせたいと意を決して誘ったようです。それに対して久美子は「こんなこと言うとまた性格悪いって言われるかもだけど、もう奥さん、いないんだよ。私、応援しているよ」と麗奈と恋人つなぎをしながら言っていました。
おわりに
TOKYO MX1での第十一回放送、ご視聴いただきありがとうございました!
— 響け!ユーフォニアム2 (@anime_eupho) 2016年12月14日
第十一回作画監督の植野千世子さんのイラストコメントです! #anime_eupho pic.twitter.com/sHuQenCCNX
麗奈は滝先生に奥さんのことを聞き、橋本と同じく臨時コーチをしていた「新山聡美(にいやま・さとみ)」からお墓の場所を聞き出し、墓参りをしていました。
少々怖い行為にも思えますけど、それくらい麗奈は滝先生のことを本気で好きなのだということなのでしょう。滝先生が本気で好きな人の眠る場所へ赴くということは。
滝先生の奥さんのこと、奥さんへの想いと、奥さんの夢のことを知った麗奈は、それでも尚、滝先生のために彼の夢を叶えてあげたい、と気持ちを新たにしていました。
先ほどは、橋本の口の軽さが……と書いていますけど、結果的にはあそこで麗奈が知ることができて良かったのかもしれません。結果良ければ、ということですか。ただ、間違えたら関係を破綻させることにもなりかねないですから、やはり口は災いの元です。
さて、こちらも区切りがついたことで、いよいよ次回からは全国大会の話になるのでしょう。放送はあと2回ですか、全13話になりそうですね。