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「仮面の男」の名前は「ヴィダール」といい、声優はガエリオと同じ「松風雅也」さんです - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』30話「アーブラウ防衛軍発足式典」の感想

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2016年10月毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年10月30日の放送は第30話「アーブラウ防衛軍発足式典」でした。

 

 

イントロダクション

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

公式WebサイトのWorldページから抜粋しました。

 

 

2期5話(30話)「アーブラウ防衛軍発足式典」

30話は、主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」の地球支部の話です。鉄華団地球支部は地球の「アーブラウ」の軍事顧問となっており、アーブラウ防衛軍結成式典の準備をしていましたが、爆発が起こってしまい現場は混乱をきたしていました。

ちなみに「アーブラウ」は地球のロシアとカナダ、アラスカ地域だったと思います。代表は「蒔苗東護ノ介(まかない・とうごのすけ)」です。今回、式典の警護にも鉄華団に依頼していました。

 

 鉄華団地球支部を取り仕切っているのは「チャド・チャダーン」です。Twitterにあるようにイサリビのブリッジクルーを務めていた人物です。1期では影の薄い人で、私はほとんど印象に残っていません。チャドは、式典準備をする中で蒔苗と一緒にいたことで、爆発に巻き込まれています。

 

チャドが爆発に巻き込まれ詳細がわからなくなっている間、「タカキ・ウノ」が鉄火団地球支部を任されています。これまでチャドと共に地球支部を支えていました。心優しい少年で、別の見方をすれば少々頼りない感じがします。後述するラディーチェに良いように言いくるめられている様子は、観ているこちらも歯がゆい思いでした。

 

チャド不在の鉄華団地球支部を支えようとするタカキを支える少年が、「アストン・アルトランド」です。「昭宏(あきひろ)」から同じ姓をもらっているとのこと。確か1期では敵として登場していたヒューマンデブリの少年の1人だったと思います。

 

鉄華団の親である木星圏の企業「テイワズ」から鉄華団に派遣されていた「ラディーチェ・リロト」が今回、ある人物と手を組んで、火星圏にいるであろう鉄華団の代表「オルガ・イツカ」と地球との分断を図りました。鉄華団への裏切りです。

 

ラディーチェと手を組んでいたのが「ガラン・モッサ」という新キャラクターです。CV三宅健太さん。ラディーチェはタカキにガランのことを「アーブラウ防衛軍を指揮する予定の……」と説明していました。本当に防衛軍を指揮するかは、今のところわかりません。

ただ、話の流れからすると、ガランは「ギャラルホルン」の月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」と深い関係にある人物のようでした。アリアンロッドの司令「ラスタル・エリオン」は、ガランのことを「あの男に協力を仰いである」と言っているので、アリアンロッドに所属している人物ではなさそうです。ラスタルの部下「ジュリエット・ジュリス」は「ヒゲのおじさま」と呼んでいました。セブンスターズのクジャン家の当主「イオク・クジャン」はガランのことを嫌っていました。

ガランやラディーチェがしていることは、火星いる鉄華団本隊と地球支部を分断し、地球支部を乗っ取るか落とすかをするつもりです。本隊と地球支部の連絡はラディーチェが一手に引き受けており、どちらからの情報も相手には届かないようになっています。爆発事件の責任を警護をしていた地球支部に押し付けてしまうのでしょうか。

ラスカルは、マクギリスと鉄華団がつながっていることを知っています。ギャラルホルン内の闘争においてマクギリスの成り上がりを阻止したいラスカルは、鉄華団をこのように分断し、地球支部を衰えさせるor滅ぼすことによって、マクギリスの影響力を弱めたいと考えているのかな、と考えています。正しいかはわかりません。

 

 

仮面の男の名前は「ヴィダール」

今回、2期1話から登場していたアリアンロッドのラスタルと共にいた「仮面の男」の名前が「ヴィダール」であると判明しました。

EDのクレジットを見ると、ヴィダールのCVは松風雅也さんです。1期ラストで生死不明となった「ガエリオ・ボードウィン」もCVは松風雅也さんです。どうして同じ声優さんなのでしょうねぇ……全くわかりません(棒)

 

ヴィーザル(古ノルド語: Víðarr 英語: Vidar)は、北欧神話の神の一人。その名は「森」、あるいは「広い場所」を意味している。
父はオーディン、母は巨人族のグリーズで彼女に与えられた強い靴を履いている。 トールと同等の力を持つとされ、アース神族から非常に頼りにされているといわれているが、ヴィージと呼ばれる森で半ば隠遁生活を送っている。

 

ヴィーザル - Wikipedia

 ちなみに、ヴィダールの名前は、北欧神話に登場する「ヴィーザル」の英語読みから取っていると思います。オーディンの子どもですね。

 

 

おわりに

前回の宇宙戦闘の爽快感から打って変わって、今回は非常に政治的な動きといいますか、きな臭い話になっていました。

よくわからないことは、ラディーチェはテイワズから派遣された人物なのにどうして裏切るようなことをしたのか、ということです。テイワズの直属となった鉄華団を裏切るということは親であるテイワズをも裏切ることになりますから、自身の身も危険に晒されるはずです。

テイワズの専務取締役「ジャスレイ・ドノミコルス」は、急速に組織内で立場を高めている鉄華団や、彼らの兄貴分である「名瀬・タービン(なぜ・たーびん)」率いる「タービンズ」を快く思っていません。ラディーチェはもしかしたらドノミコルスの配下の人物かもしれないですね。

要するに、マクギリスは鉄華団(名瀬系列)と手を組んだように、 ラスカルはドノミコルスと手を組んだのかな、と私は思っています。お互いに利害が一致しそうですから。

タカキとアストンは死亡フラグが立っていましたね……チャドの生死も気になりますけど。タカキはまだしも、アストンはまず生きていないでしょう。

 

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