毎週土曜日02:40（金曜深夜）より、TBSにてアニメ『ベルセルク』が放送されています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
明日（2日）は、wowowにて第10話放送です！MBSほかアニメイズム枠では第9話放送。9話の場面写真をお届けします！MBS、CBCは放送時間に変更がありますので、ご注意ください。#berserk pic.twitter.com/LCf48oeABf
— TVアニメ「ベルセルク」公式 (@berserk_anime) 2016年9月1日
2016年9月3日の放送は第9話「盲者の血流」です。
イントロダクション
胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--！
このようなイントロダクションです。作品のジャンルはダーク・ファンタジーだそう。
9話「亡者の血流」
7話の終わりになって、ようやく主人公の「ガッツ」とガッツの旅の目的の一つであろう「キャスカ」との再会が果たされましたが、8話では再び別れることになりました。キャスカは「聖鉄鎖騎士団」によって囚われ、聖地「アルビオン」の○婦の一人ニーナと共に「断罪の塔」へと連行されています。
主人公のガッツは、ニーナたち○婦のまとめ役でキャスカ「エレーン」と名付け匿っていた「ルカ」と、ガッツにまとわり付く少年盗賊の「イシドロ」が、キャスカ（とニーナ）を救うために断罪の塔へと向かっています。ガッツと行動を共にしてきたエルフの「パック」は、既に塔へと潜入済みです。
アルビオンの拷問室へと連行されたニーナ、キャスカは異端審問官の「モズグス」に邪教の巫女として目をつけられ、さらに胸に捺された刻印を見てたことで魔女とみなされてしまいます。拷問にかけた瞬間、キャスカの周囲には怨霊と思われる紫色の異形の存在が溢れ出し、部屋に溢れました。触れた人間を食っています。
拷問室にいた聖鉄鎖騎士団団長のファルネーゼは、怨霊どもに恐怖を感じ部屋から逃げましたが、運悪く塔に潜入したガッツに見つかり脅され、キャスカの元へとUターンする羽目に……。
ガッツは再びキャスカと逢うことができましたが、キャスカはモズグスに囚えられています。モズグスからキャスカを取り戻そうと襲いかかるガッツ、しかしモズグスとその部下たちの背には白い羽根が生えており……という話でした。
髑髏の騎士
数話前に初登場していた「髑髏の騎士」が今回も登場していました。
塔の中で怨霊に遭遇してしまい、塔の最上階にある礼拝堂へ向けて階段を駆け上がるルカたちでしたが、今度はモズグスたちに見つかってしまい、配下の攻撃を受けた後ルカが立っていた足場が崩落してルカが塔から落下しました。
落下するルカを髑髏の騎士が救っていたのですが、その登場シーンがえらい格好良かったです。塔の頂上から骸骨の馬に乗った髑髏の騎士が馬を走らせ駆け降りて、落下しているルカを空中で抱きかかえるのですが……やばい。本当、何者なのでしょう。
モズグスたちに羽根が生えた理由
今回モズグスたちに白い羽根が生えていた理由は、作中ではっきりと描写されていませんでしたが、おそらく前回前々回に山羊の頭を被った男に与えられた超人間的な力と同じかと思われます。『ファイナルファンタジー』に出てくるアーリマンみたいな存在から。
髑髏の騎士がこの場にいること、ガッツに刻まれた刻印が反応しているような描写はあったかと思いますので、モズグスやその配下の者たちも、山羊頭男と同様、そのアーリマンみたいな形をした使徒かゴッドハンドによって力を与えられているはずです。
力を与えたアーリマンみたいな存在がゴッドハンド、アーリマンみたいな存在に力を与えられたモズグスたちが使徒、と捉えるのが自然でしょうか。でもガッツは「使徒か？ いや違う。首筋のこの感じ」と言っていましたから……？
などと色々書きましたけれども、髑髏の騎士が何者か何の目的で動いているのか全くわかっていないのですし、使徒やゴッドハンドにしてもほぼ何もわかっていないです。
超人的な力を得たモズグスは、ガッツを上回るスピードやパワーを有しているようで、しかも口から炎を吐いていました。もはや人間ではないですね……。大剣「ドラゴン殺し」も通用しないのではと思わせます。どうするガッツ。
おわりに
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— TVアニメ「ベルセルク」公式 (@berserk_anime) 2016年9月2日
あんなに羽根が似合わないキャラクターを私は初めて見ました。アニメ『ベルセルク』は12話で終わりだそうですから、残り3話です。モズグス戦が2話ほどで、最終回がグリフィスが登場して……という流れでしょうか。
何だか回を追うごとに面白くなっていっているように感じられます。1-3話くらいまでとは私の作品に対する印象は全く異なります。面白いです。最初の数話で切った人は少々もったいなかったかもしれませんよ。私にとっては何気に今期で1,2を争うくらい先が楽しみな作品になっています。
