ディスディスブログ

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常子と星野は一緒になるのでしょうか?美子は一緒になることを望み、君子は複雑な表情を浮かべていました - 朝ドラ『とと姉ちゃん』122話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年8月23日放送の122話で常子が星野の子供たちを看病していました。

 

 

大樹くんの発熱

www.nhk.or.jp

 

121話から時間は昭和31年春に進んでいます。ヒロインの小橋常子(高畑充希)たち『あなたの暮し出版』社は、世の中に多く出回っている商品を試験し、雑誌上で読者に対して商品の良い所と悪い所を伝える「商品試験」企画を本格的にスタートさせています。

対象は身近にある品から電化製品にまで及び、電気トースターや電球、鉛筆などを社員が同時並行でフル稼働しているようです。常子と編集長の花山伊三次(唐沢寿明)はその全ての試験を監督する役割でこれまで以上に忙しい日々を送っています。

そんな中、かつての恋人?、当時は帝大生で今は医薬品などを扱う会社に務める星野武蔵(坂口健太郎)から会社に電話がかかってきました。常子が出ると、星野から「あなたの暮し」の商品試験に会社として何か協力できないかと提案を受けます。例えば今後衣類を扱うことがあったら衣類がどれくらい縮まるかを調べるとしたら洗剤が必要になるはず、そのときに自社の洗剤を扱うことになれば格安でご提供させていただきたいな、ということです。

常子はこれを丁寧に断りました。どの商品がいつ商品試験に扱われるかわからないから、商品は一般購入すると内規に定めていると。常子はそのように表向きは言っていましたけど、本当の理由は、公平さが損なわれることを避けたいから、のはずです。それは提供を受けたことと何ら変わりのない行為になりますから。常子はかつて広告で痛み目を見ましたし、花山もその点は潔癖と言えるほどに厳格です。

わざわざ会社に電話をかけてまで気にかけてくれた星野に、お宅に伺ってお詫びくらいしたどうかと、下の妹の美子(杉咲花)から言われた常子は後日でしょうか、星野の家を訪問しました。すると、星野はまだ会社から帰っておらず、星野の子供のうち兄の大樹(荒井雄斗)くんが居間で倒れてぐったりを横たわっていました。青葉(白鳥玉季)ちゃんも心配そうです。大樹くんは咳き込んでいて熱もあるようです。風邪ですね。常子はそれから星野の家にいて、夜遅く星野が家に帰ってくるまで大樹くんの看病をしていました。

星野が戻った頃には大樹くんの病状は落ち着いていました。居間で星野と常子がお互いの近況や子供の名前の由来、星野の妻の話など語り合っています。その中でこれから一月は会社の繁忙期で、木曜日の全体会議はどうして会社を抜けられず帰りが遅くなるという星野の言葉を常子は聞きます。常子は、では一ヶ月の間の木曜日だけは私が子供たちの面倒を見ます、と星野に提案をしました。最初、星野は断っていました、今回大樹くんのことで迷惑をかけたのにこれ以上……ということですけど、常子の「今はお子さんのことを再優先に考えましょう」の言葉を聞いて、頼むことに決めています。小橋家には君子(木村多江)もいますからね。

 

 

おわりに

トースターの商品試験は60日目を迎え、1年分1460枚のトーストを焼き終えました。試験結果が揃い、問題のなかったメーカーは1社としてありませんでした。全メーカーに問題があったということで、花山はそれをどのように記事にするのか、どのメーカーのトースターも酷評することになりそうなので……トラブルが起きそうですね。ていうか先週土曜日の次週予告には電機メーカーさんと思われる男性たちが編集部に乗り込んでいる様子が映し出されていましたから……。

星野の、息子の大樹くんは「すくすくと育ちいつか誰かを支えられる人間になって欲しい」と星野自らが名付け、娘の青葉ちゃんは妻の「かなこ」さんが付けたそうです。「かなこ」さんも植物が好きな方だったと。

今回の122話を観ていて、やはり常子と星野は一緒になって欲しいなぁと思いました。物語の展開的に結婚はしないと思うからこそ、心情的には結婚をしてもらいたいと思うのかもしれません。結婚はせずとも事実婚でも良いのではないのかと。美子は一緒になることを望んでいる様子でしたが君子は複雑な表情を浮かべていましたね。君子は何を思っているのでしょうか。

 

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