ディスディスブログ

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常子発案の「商品試験」第1回は「石けん」です。星野武蔵がそろそろ再登場しそうです - 朝ドラ『とと姉ちゃん』116話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年8月16日放送の116話では鞠子たちが商品試験を始めました。

 

 

水田たまき

www.nhk.or.jp

 

先週末114話でヒロインの小橋常子(高畑充希)の上の妹である鞠子(相楽樹)が、務めていた『あなたの暮し出版』社の同僚の水田正平(伊藤淳史)と結婚しました。

前回115話から時間が進み昭和30年8月、日本は未曾有の好景気を迎えており、洗濯機とテレビと冷蔵庫のいわゆる「三種の神器」も登場し、人々の購買意欲は高まっています。大量生産大量消費の時代。

『あなたの暮し出版』社も、雑誌の売り上げを15万部を超えるほどまで伸ばしており、ビルの2階まで全てを借り切るほどにまで大きくなっています。1話冒頭で登場していた編集室と同じレイアウトになっていたかと思います。編集室も新しく変わり、旧編集室は研究室として使われていました。

社員の数も増えていて、木立道久(植木祥平)や松永亨(石田法嗣)、大塚寿美子(趣里)、本木正晴(島崎俊郎)など、若手だけでなくベテランの人も社に招き入れて大きくなっています。カメラマンの本木さんは島崎俊郎さんが演じていますね、アダモちゃん。

かつて常子と一緒に『甲東出版』で働いていた五反田一郎(及川光博)は、執筆した恋愛小説「蒼い葡萄」が現代の源氏物語と評判を呼んでいるようで、テレビ出演をしている様子が映し出されていました。直川賞を受賞したそうで人気作家になっているようでした。直川賞は直木賞と芥川賞を足していますね。

水田と鞠子の間に「たまき」という名の女の子が生まれています。たまきを演じているのは稲垣来泉さんですか。

 

 

星野の表札が!

編集長の花山伊三次(唐沢寿明)の提案で、常子たちは理想の台所を求めて方々の家庭を取材することになりました。その中で常子はある兄妹と出会います。

兄妹の名前は大樹(荒井雄斗)と青葉(白鳥玉季)です。2人の住む家の表札には「星野」とありました。まだ明確にはわかりませんけれども、おそらく彼ら兄妹は、かつて常子が恋をしていた帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)の子供です。

常子が2人に出会ったときは、家には他にお手伝いをしている女性しかおらず、星野本人がいませんでした。ただ星野が家にいない時間にも関わらず家にお手伝いさんしかいない状況ですから、兄妹の母、星野の妻は既に他界しているか、離婚をしたかしているのでしょう。前者の可能性が高いでしょうね。

青葉ちゃんがお気に入りの赤い傘を差し、大樹が高いところからジョウロで水をかけて、雨を演出してあげていました。ところがその傘が雨に濡れたことで青葉ちゃんが穿いていたスカートに色が移ってしまっていて、お手伝いさんは酷い物を売りつけてと怒っていました。

 

 

新企画「商品試験」

『あなたの暮し出版』社で新しいミシンを買い換えたところ、そのミシンが粗悪品で稼働中に針が折れて飛んでいき、危うく社員の大塚さんの目に当たる事故がありました。

前述の青葉ちゃんの傘の件とミシンの件などを目の当たりにした常子は、世の中に多くで回りつつある商品を試験し、雑誌上で読者に対して商品の良い所と悪い所を伝えてはどうかと新たな企画を提案しました。メーカーのテスト結果を鵜呑みにせず自ら試してみるということです。「あなたの暮し」は広告を載せていませんから、どこに気兼ねすることなく公正な試験をすることができると。

常子の企画は花山を始め社員の大きな賛同を得、「商品試験」を始めることにします。まず手始めに、身近な商品「石鹸」を試験することになりました。成分の調査は民間の検査機関に依頼し、「あなたの暮し」の社員がすることは使い勝手や使い心地の試験です。

 

 

おわりに

常子の下の妹の美子(杉咲花)は、森田宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)の経営する「キッチン森田屋」で働いている南大昭と付き合っているようです。南はクレジットを見ても名前がなかったと思いますので、役者さんの名前は次回以降に名前が乗るのかもしれません。

鞠子が嫁いで美子も、となると常子の結婚が気になるところですね。家訓が達成されたとき、常子自身はどうするのでしょうか。タイミング良く星野と再会することになるはずですけど、それでも常子は結婚しない選択をすると思います。この流れは結婚しない流れとしか受け取れません。

 

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