ディスディスブログ

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顔面に包帯ぐるぐる巻きの女性エレーンの正体はやはりあの人でしょうか? - アニメ『ベルセルク』5話「断罪の塔」の感想

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毎週土曜日02:40(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』が放送されています。

 

berserk-anime.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

2016年8月6日の放送は第5話「断罪の塔」です。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

 

このようなイントロダクションです。本作は漫画が原作です。作者は三浦建太郎さん、掲載誌は「ヤングアニマル」で、1989年から連載が開始され未完です。記事作成現在ジェッツ・コミックスから38巻まで発刊されているようです。ジャンルはダーク・ファンタジーだそう。

 

 

5話「断罪の塔」

盗賊とクシャーンの戦いに巻き込まれたイシドロは、またも通りすがりのガッツに救われる。イシドロはガッツの技を盗むべく、ガッツの後をつけるのだが……。一方、法王庁の神官モズグスとファルネーゼたち、そしてあふれる難民でごった返す聖地アルビオン。その片隅では売春婦・ルカたちと、彼女に救われた****が方を寄せ合って暮らしていた。

 

というあらすじのようです。****は自主規制しました。

前回4話を録画しそこねて観られていないので物語的についていけていません……クシャーンとは何ですか? 国の名前とは思いますけど詳細不明。イシドロは1話に登場していた盗賊の少年ですね。再びガッツに助けられガッツを尾行する形で一緒に行動しています。

法王庁から派遣された神官モズグスというのは、前回の記事で『攻殻機動隊』のバトーみたいなおっさんと私が書いた男でした。神官であり異端審問官でもあるようで、モズグスが異端者と断じた者には容赦のない拷問を課していました……狂信者ですか。ただ聖鉄鎖騎士団団長であるファルネーゼら信者には慈悲深い面を見せているようです。いずれガッツと戦うことになりそうな顔をしています。

また、今回は聖地「アルビオン」という難民が集う町の描写がありました。そこで重要そうな人物が2人登場しています。まずは「ルカ」、CV沢城みゆきさん。アルビオンで商売を営む売春婦で、同じ境遇の少女たちをまとめている姐さん的な存在です。

もう1人は「エレーン」で、ルカが匿っている女性です。エレーンはルカの妹ということになっていますけど、実際はそうではないようです。エレーンは、頭部に包帯を巻きつけ目と鼻と口しか出ていない少女ほどの年齢に見える女性で、上記のあらすじを読むと、彼女こそが「****」のようでした。EDのクレジットを見てもエレーンの名前はありません。

エレーンの外見は少女ほどの年齢にも見える、黒髪と褐色の肌を持つ女性です。「あー」とか「うー」とか言葉にならないうめき声を発するだけで、会話をすることができていません。またルカはエレーンの胸には刻印があると言っていました。この刻印はガッツの首筋にあるものと同じもののと思われます。つまりエレーンの正体は……という。

あとは、ルカの妹分の「ニーナ」、CV高森奈津美さん、それとファルネーゼたち聖鉄鎖騎士団の団員であるにも関わらずルカの小屋に入り浸っている騎士「ジェローム」、CV平川大輔さん、がいました。ニーナは病気を抱えているようで……しかも次回以降、モズグスに異端者扱いされそうな予感しかしません。

 

 

おわりに

あの様子ではおそらく6話以降は、ニーナやルカ、あるいはエレーンがモズグスによって異端者扱いされて、数されそうになったときにガッツがアルビオンに到着し、ガッツとモズグスの戦いが始まって……という流れになるのだろうと思っています。モズグスは悪魔化といいますか神化といいますか、そういう人ならざる存在へと変身しそうですね。使徒やゴッドハンドになるのかも。

この作品の性質的に3DCGがあまり合っていないと思っていて、今回も1話ほどではないにしても違和感がありました。3DCGだとどうも躍動感が伝わらないです。面の動きよりも線の動きを出した方が『ベルセルク』の世界観が出そうな気がするのですが。

それとクシャーンが登場していた戦闘シーンでは、カメラワークが動かしすぎているように感じられ、見づらかったです。イシドロ以外が数されて、イシドロが「冗談じゃねぇ」と言っているところなんて特に。

 

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