毎週月曜日01:05(月曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『甘々と稲妻』が放送されています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
まもなく25:05よりTOKYO MXにて5話「お休みの日のとくべつドーナッツ」の放送です!どうぞご覧ください!#甘々と稲妻 pic.twitter.com/Lz5MrqmjaQ
— アニメ「甘々と稲妻」放送中! (@amaama_anime) 2016年8月1日
2016年8月2日の放送は第5話「お休みの日のとくべつドーナツ」です。
イントロダクション
ひとり娘と二人でクラス高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き! あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!
このようなイントロダクションです。
本作は漫画が原作だそうです。作者は雨隠ギドさん。掲載雑誌は講談社『good!アフタヌーン』、単行本はアフタヌーンKCから6巻(記事作成現在)まで出版されているとのことです。作品のジャンルは料理になるのでしょうか。
5話「お休みの日のとくべつドーナツ」
5話はいつもの3人(2人)でドーナツを作りました。「ドーナッツはむずかしい」という話す「犬塚つむぎ(いぬづか・つむぎ)に対して、「飯田小鳥(いいだ・ことり)」がドーナツを作ることを提案しました。
つむぎの父親で高校教師をしている「公平(こうへい)」、公平は小鳥のクラス副担任もしていますが、彼は小鳥からつむぎがドーナツを食べたかったことを初めて聞かされました。揚げ物は初めての公平でしたがトライしてみることに。
相変わらず作る場所は小鳥の実家のある小料理屋「恵」です。小鳥は母親の恵さんからドーナツのレシピしっかりメモしてもらい、公平たちも前日に商店街でコロッケを買って予習をしていましたが……というお話です。
新キャラ「八木」登場
5話から新キャラクターが登場しました。「八木祐介(やぎ・ゆうすけ)」です。CV関智一さん。
八木は公平の高校時代からの友達で、公平たちの暮らす町でカフェバーを営んでいるそうです。なので料理は得意のようで、今回も揚げ物をするときの注意点として油の温度設定に気をつけろを公平に注意していました。
また、八木は公平が仕事の都合で忙しいときにつむぎの面倒を見てあげているようで、つむぎには懐かれています。公平は普通すぎて羽目の外し方を知らない人ですから、八木がゲーセンに連れて行ってプリクラを撮るなど、つむぎにちょっとした羽目を外す行為をさせてあげているとのことでした。八木も狙って羽目を外している訳ではないでしょうけれども。
5話の冒頭で小鳥が偶然に八木とつむぎが手を繋いで歩いているところを発見し、つむぎを誘拐する悪人なのではないかと疑って公園まで尾行していました。確かに八木は金髪で目つきが悪い外見ですから間違われやすそうではあります。
この八木は『よつばと!』の「やんだ」に似ているキャラクターに見えました。安田。今回『甘々と稲妻』はドーナツでしたが、『よつばと!』では小岩井よつばがとーちゃんとホットケーキを作る回がありまして、うまく焼くことができないよつばに対して家に勝手に上がってきたやんだが茶化すものだから、よつばは拗ねてしまったという話です。単行本10巻ですね。『甘々と稲妻』の5話を観て『よつばと!』のその回を思い出しました。ドーナツとホットケーキという小麦粉料理という共通点もあって。
おわりに
つむぎがドーナツを難しいと思っていたのは、どうやら主食なのかおやつなのか判断が難しいということのようでした。確かにドーナツはお腹に溜まりますから、つむぎのような幼稚園児にとってはおやつのカテゴリでは収まらない料理かもしれません。
皆で食べたドーナツを、つむぎは「つぎからは おとさんと おやすみのひにたべる うれしいやつ っておもう」と言っていました。ほんわかします。
自作のドーナツは結構な手間がかかるのだなと思いました。生地を作るのに薄力粉に強力粉、ドライイースト等などを使い、発酵させる時間も必要だそう、しかも発酵は2回。私たちがドーナツの生地を作る際はホットケーキミックスで良いのではないかと思います。揚げるにも油の量がある程度必要そうでしたから、作った後の油の処理にも困りそうです。コンビニに行ってドーナツを買った方が圧倒的に楽ですね……そういう話ではありませんが。
ドーナツを揚げるのは温度が大切ということも今回よくわかりました。私は学生時代にパン屋でアルバイトをしていたことがありまして、ドーナツを揚げる担当にもなっていました。ですからドーナツを揚げることは得意です。でも油の温度設定については、バイトではフライヤー側で勝手にやってくれるのでよくわかっていなかったです。
あと、八木のカフェバーはおそらく小鳥の実家の近く、同じ商店街なのではないかと思います。八木は何度か「恵」にランチを食べたことがあるそうです。小鳥とは全く面識がないようでしたが、カフェバーは夜の営業で高校生の小鳥が行けるタイプのお店ではなく、八木が昼に「恵」に行っても小鳥は学校と、2人の行動時間が合わないというのが理由のようです。
毎回のように書いていますけど、今回も小鳥が公平のことを好きなのかどうかはわからなかったですね。最後までずっとわからないままな気がしてきました。