ディスディスブログ

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常子が「甲東出版」に再就職です。谷誠治は山口智充さん、五反田一郎は及川光博さんが演じます - 朝ドラ『とと姉ちゃん』66話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年6月18日放送の66話で、常子の新たな職場が決まりました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

常子の再就職先は?

ヒロインの小橋常子(高畑充希)たち小橋一家は、母・君子(木村多江)の実家にほど近い仕出し弁当屋「森田屋」に間借りをして暮らしていました。その森田屋は日中戦争が長引いている影響をモロに受けており、需要がありそうな群馬の高崎へ移転して再出発をすることになり、東京の深川から旅立ちました。

残った小橋家は実家がある深川の製材問屋「青柳商店」のある青柳家へ戻っています。引っ越しも終わり一段落付いところでいよいよ「鳥巣商事」を退職した常子の再就職のための就職活動が始まりました。上の妹の鞠子(相楽樹)は毎日新聞から就職口になりそうな求人広告をノートに書き写していたり、下の妹の美子(杉咲花)も新聞の求人広告を切り抜いて取っておいたり、姉の就活をサポートしてくれています。

常子は3年間、職業婦人として働いてきた自負があり、すぐに就職できると青柳や小橋の家族の前で息巻いてみせましたが、日中戦争が長引いていて社会生活にも大いに影響が出ていること、そもそも時代的に女性の就職が厳しいこともあって、常子の再就職先はなかなか見つかりません。途中からは和文タイプの職にこだわらずに探すことにしていましたが、それでも見つかりませんでした。

万事休すかと思われたとき、鳥巣商事を辞めるときに給仕の坂田(斉藤暁)さんからもらった、キャラメルを包んでいた新聞紙に目が止まります。新聞には「甲東出版 事務員急募 男女問はず 月二十五圓」などと書かれていました。

常子は藁をもつかむ思いで甲東出版へと足を運びます。出版社の社内に入って挨拶をしますが屋内には誰もおらず、そこへ五反田一郎(及川光博)が突然入ってきます。五反田は常子を認めるや否や、会社から出版している雑誌が検閲にかかって削除要請を受けたことを告げ、該当ページを切り取りそれを知らせる(?)紙を挿し入れる作業を手伝わせます。有無を言わさず。

作業が大方終わったところで、五反田は平静さを取り戻したのか、常子の顔を見て口説き始めました。が、それを制したのは甲東出版社長である谷誠治(山口智充)です。谷はそういうことは削除作業が終わってからにしてくれと釘を刺していました。引かない五反田は、その削除作業は常子のおかげで時間に間に合ったのだと谷に報告すると、改めて常子が就職のために社を訪れた旨を話して頭を下げます。

谷はお願いしたいのはこちらなのだから頭を上げるようにお願いしています。常子の再就職はこうして決まりました。

 

 

おわりに

今週は、常子の理不尽な解雇騒動があって気持ちの良くない展開から始まり、中盤では森田富江(川栄李奈)と長谷川哲典(浜野謙太)の妊娠・結婚があり、森田家との別れと常子の再就職で終わるという、目まぐるしい展開でした。

おかげで退屈はしなかったですけど、長谷川のキャラクターが好きだったので、今後プチ長谷川ロスに陥るかもしれません。その分、隈井栄太郎(片岡鶴太郎)や青柳清(大野拓朗)といった青柳の人たちが今後は盛り上げてくれることでしょう。

といっても次週予告を見る限り、滝子(大地真央)さんに何か良くないことが起こりそうな感じでしたが……心配です。青柳商店が陸軍の下請けになるとかならないとか。青柳商店がその看板を下ろすとか下ろさないとか、予告では言っていましたね。

また、次週は花山伊三次(唐沢寿明)が登場するようです。花山伊三次のモデルは、『暮しの手帖』の創刊者である花森安治(はなもり・やすじ)であろうと思われます。編集だけでなくコピーライティングやグラフィックデザインも手がけていた方ですよね。私でも知っている方なので言うまでもないかもしれません。

 

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