ディスディスブログ

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黒煙と融合群体の違いは?心臓の女の子は無名の仲間?母親?わからないことが多かったです - アニメ『甲鉄城のカバネリ』6話「集う光」の感想

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毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ『甲鉄城のカバネリ』が放送されています。

 

kabaneri.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

2016年5月20日の放送は第6話「集う光」です。

 

 

イントロダクション

世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれないかぎり滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城-はやじろ-)のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒が無名と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ。
顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒でカバネを倒す!
--こうして、本当に輝く男になるための生駒の戦いが始まるのだった。

 

というイントロダクションです。ゾンビ的な存在「カバネ」と戦う物語のようです。蒸気機関などが存在しある意味では現在のリアルを超越しているような描写もあるようですから、ジャンルはいわゆるスチームパンクでしょうか。カバネはタヒなない「屍」ということで「シカバネ-シ=カバネ」なのだと理解しています。合っているかはわかりません。

 

 

6話「集う光」

顕金駅(あらがねえき)を脱出した甲鉄城「駿城(はやしろ)」は、幕府の要害「金剛郭」を目指しています。5話では駿城が八代(やしろ)駅を通過し、そこで食糧などの補給もする予定になっていましたが、八代駅はカバネに滅ぼされていて、大量のカバネとカバネの集合体である「黒煙(くろけぶり)」が登場しています。

黒煙は、ジブリアニメ『千と千尋の神隠し』に出てきた「カオナシ」の暴走バージョンにそっくりの形状をしています。あれが巨大化した感じです。いや、同じジブリアニメ『もののけ姫』の冒頭に登場したタタリ神の方が形状は近いかもしれません。

ヒロインの無名(むめい)は、焦りから周りと連携を取らず単独行動をし、格闘系ワザトリと思われるカバネにやられて崖の下に落ちていきました。主人公の生駒(いこま)に一旦は助けられたものの、今度は暴れる黒煙によって瓦礫の下敷きになってしまいます。

駿城はひしゃげた鉄塔?が線路上に倒れており、それ以上先に進めません。本来なら生駒がクレーンで鉄塔?を退ける手はずだったのですが、前述のとおり無名を助けるためにクレーンの操縦席を離れてしまっており、駿城は立ち往生しています。そこへ黒煙が……!というピンチです。

 

 

融合群体とのバトル

黒煙は駿城を追っていて、駿城が車庫?のシャッターを閉めたところにぶち当たって、一度バラバラになっています。その代わり後半から「融合群体」が登場しました。前述の「黒煙」との違いが私にはわかりませんでした。両方カバネの共集合体にしか見えません。両者の違いの説明が欲しいところです。

融合群体は、いきなり駿城を襲うことはなく仲間の死骸を取り込んでいます。無名が言うには、あいつは欲張りだから、人間でもカバネでもなんでも取り込みたいんだということ。融合群体について知っていた無名がさらに倒し方を提示していました。融合群体はその中に一匹、心臓になっているカバネがいるから、胸に大砲を撃って覆っているカバネを剥がし、心臓がむき出しになったところを叩くそうです。

生駒と同じく蒸気鍛冶の少年、逞生(たくみ)と巣刈(すかり)が、八代に置き去りにされていた「ヨンパチ式チンジュ砲(四八式鎮守砲?)」という名の大砲を見つけており、それを駿城に装着しています。5話で少し映っていた気もします。

生駒が再度クレーンで鉄塔?を片付け、駿城が線路を抜けます。そこへ仲間を取り込み終えた融合群体が襲いかかり、ぎりぎりのところまでおびき寄せたら大砲をぶちかまして、心臓がむき出しになったところを無名が叩いて終わりです。文章にすると簡単ですけど、ここはスリリングで熱かったですね。

心臓となっていたカバネは女性でした。あの女性は無名の記憶の中にあった無名の仲間?友達?の女の子なのか、あるいは銃に撃たれて数された無名の母親なのか、どちらかわからなかったです。でもおそらくどちらかだと思います……無名はそれに気がついたようでしたが、倒しています。

 

 

おわりに

 

今回は、生駒と侍の来栖(くるす)が初めて共闘していました。来栖は、前回生駒が作ったカバネの金属皮膜で覆った刀を使っています。カバネの心臓を貫いていましたからかなり固い刀になったようです。しかし、そのためには当然カバネと近接して戦わねばなりませんから、使える人間は限られているでしょう。

 

 

駿城の操縦士、侑那(ゆきな)さんは気合を入れるためか上半身がタンクトップ1枚になっていました。サービスカット的なあれですか。筋肉が凄かったですね。

 

 

巣刈はその侑那さんに頼まれて、動力部分?挟まっていた何かを取るミッションを与えられていました。暗くてよく見えなかったですけど、衣服だったでしょうか、カバネの肉片だったでしょうか。高速で移動する駿城の外部へ出て……でしたからかなりの危険を伴うミッションでしたけれども巣刈は見事にクリアしています。危うかったですが。

今回わからなかったことは、黒煙と融合群体の違いと、無名が吉備土(きびと)たち侍に助けられたシーンが唐突すぎてどういう経緯で助けることができたのか、です。「こまけぇこたぁいいんだよ!! (aa略」みたいなことでOKでしょうか。

 

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