ディスディスブログ

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星野武蔵の言葉から常子が考えついた商品は何か?歯磨き関係ですか? - 朝ドラ『とと姉ちゃん』39話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年5月18日放送の39話で、常子が商売を始めようとしているようです。

 

www.nhk.or.jp

 

鉄郎による商売の手ほどき

昭和11年。ヒロインの小橋常子(高畑充希)は女学校の最終学年5年生となました。常子は進学ではなく、「とと」の代わりとして家族を支えるべく就職をする決意を固めていたようでしたが、新任の担任教師、東堂チヨ(片桐はいり)との出会い、それと38話で深川にやって来た小橋鉄郎(向井理)によって、自ら商売を始めようとしています。鉄郎は常子の父、竹蔵(西島秀俊)の弟、叔父です。

鉄郎は今回珍しく大金を手にしています。心なしか着ている服も良くなった気が。事業が成功したようです。鉄郎が常子に事業成功の秘訣を教えていました。鉄郎が一方的に話したがっているのではなく、常子は自分が男の人のように稼ぎたいから是非お話を聞かせてください、と鉄郎に食いついています。

鉄郎が教えた事業成功の秘訣、それは……「商売の基本はな、“物を売る”ってことだ。ただ売るってだけじゃ駄目なんだ、何を売るかが重要なんだ。“需要と供給”だ。姉さんがすご〜くキュウリが好きだとする。姉さんは必ずキュウリを買ってくれる訳だ、好きだから。これが“需要”だな。で、キュウリが好きな人が多ければ多いほどその需要は大きいってことだ。そういった需要を探して売る、すると必ず儲かるって訳だ」……ということでした。

 

 

星野武蔵からのヒント 

それからの常子は、自ら商売を始めるために商売になりそうなものはないかと、街中で興味を引いたものを片っ端から取材するようになりました。特に興味を持っているのは、街中で商売をしている「揚げ餅きな粉」だったり「包丁」だったり「切子細工」だったり、ガラス製の「ハエ取り器」だったりでした。もう手当たり次第です。買える物は買って、買えられない物は店の人にどういった物かを聞き取りをしています。

そんな折に、常子たち小橋家が間借りしている仕出し屋「森田屋」に星野武蔵(坂口健太郎)がやって来ました。星野は植物学を学ぶ帝国大学生です。常子は星野にも商売に関する相談を持ちかけています。需要のある商品はないかと。

常子は単なる短期的な瞬間的な需要を探しているのではなく、欲しい物があっても手に入らずに困っているような人を助けられる商品を作って商売にできたら、と考えているようです。誰の役にも立たずにすぐ忘れられる商品ではない何か。

常子の考えに対して星野が言ったことは、自分の目から見て自分が欲しい物、必要な物を感じれば、それが人の為に役立つのではないか、と助言されていました。星野の言葉を聞いて、常子は何か閃いた様子。

 

 

おわりに

思ったことを言葉にして即実行に移す決断力と行動力に長けている常子を羨ましく思っているのが、下の妹の鞠子(相楽樹)です。鞠子は挑戦したいことは今はまだ何もないと前回38話で、女学校の常子の担任教師である東堂チヨ(片桐はいり)や常子に言っていましたが、実際はそうではなく、おそらく鞠子は進学を希望しています。

39話では鞠子は職員室の前で東堂先生を呼び止め、進学のことを相談しようとしていました。しかし、(おそらく進学の)「し」の言葉しか口から出ず、とうとう言い出せませんでした。もう少しの勇気があれば言えるのでしょうか。

一方の常子は何を閃いたのか、それは「歯」に関連する何か、ですね。39話で森田屋の大女将まつ(秋野暢子)が歯槽膿漏(しそうのうろう)で硬い物が食べてはいけないと医者から言われているという話がありました。それを常子は聞いているので。

 

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