ディスディスブログ

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八代駅の呑み込んだ「黒けぶり」がディダラボッチみたいです。無名と榎久の若様とは誰でしょう? - アニメ『甲鉄城のカバネリ』5話「逃げられぬ闇」の感想

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毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ『甲鉄城のカバネリ』が放送されています。

 

kabaneri.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

2016年5月13日の放送は第5話「逃げられぬ闇」です。

 

 

イントロダクション

世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれないかぎり滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城-はやじろ-)のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒が無名と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ。
顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒でカバネを倒す!
--こうして、本当に輝く男になるための生駒の戦いが始まるのだった。

 

というイントロダクションです。ゾンビ的な存在「カバネ」と戦う物語のようです。蒸気機関などが存在しある意味では現在のリアルを超越しているような描写もあるようですから、ジャンルはいわゆるスチームパンクでしょうか。カバネはタヒなない「屍」ということで「シカバネ-シ=カバネ」なのだと理解しています。合っているかはわかりません。

 

 

5話「逃げられぬ闇」

顕金駅(あらがねえき)を脱出した甲鉄城「駿城」は、幕府の要害「金剛郭」を目指しています。4話ではようやく「カバネリ」である主人公の生駒(いこま)とヒロイン(?)の無名(むめい)が、四方川家の当主となった菖蒲(あやめ)たちに受け入れられました。菖蒲は元々カバネリを受け入れる意思があったと思われますので、来栖(くるす)等姫の警護をする侍や一般人に、ですか。

5話は、駿城は八代(やしろ)駅を通過し、そこで食糧などの補給もする予定になっていましたが、近づいても八代駅から応答がありませんでした。カバネに滅ぼされています。

駿城は八代の生存者を拾っていて、その中には無名の昔馴染みの榎久(えのく、CV松山健一郎さん)がいました。榎久は無名に駿城に馴染み始めている無名に対して弱くなったと言っています。その言葉に焦りを覚えたのか、無名は無謀な行動に出て生駒を巻き込みピンチに陥っていました。巻き込んだのは生駒だけでなく駿城の皆も、ですか。

 

 

榎久と無名の目的は?

榎久と無名は昔からの顔馴染みのようです。二人が他に気取られないように示し合わせて駿城の外で会って会話をしていました。

「20日前だ。幕府の連中が大量に武器を仕入れていった。カバネ用じゃない、人を殺す武器だ。彼奴らが怪しい動きを見せているとワカサマに伝えろ。この榎久、一朝有事の際には馳せ参じます、ともな」と言っています。それに対して無名は「そんなことをしても兄様の下には戻れないと思うよ」と答えていました。

確か、無名もこのワカサマの命によって動いていましたが、顕金駅でカバネとの争いごとに巻き込まれ、生駒たちと出会い共に行動をするようになっていたと思います。ワカサマは無名のいう兄様と同一人物なのでしょうか。榎久も無名も幕府とは敵対する組織に入っているということのようです。朝廷ですか?

榎久は無名に対し「使命を果たせ、無名。人でいられるうちに」とも言っています。人でいられるうちに、という台詞の意味は何でしょうか。いずれ、カバネウィルスに完全に侵されてしまう時が来る、ということでしょうか。

 

 

ウンリュウ弾

駿城の整備士の外国人と思われる「鈴木」が、生駒や逞生(たくみ)と共同で対カバネ用武器を開発していました。

一つはツラヌキ筒を参考にしてインベントした「ウンリュウ弾」です。薬莢の中で爆発を一度金属板にぶつけているんです。それが溶解して一気に噴き出す、と生駒は説明していました。カバネリである生駒でない人間でも使える対カバネ兵器。

それともう一つは刀です。カバネ心臓の金属皮膜で刀身を覆ったことで簡単には折れなくなった、と生駒は言っています。特に名前は付いていなかったかと。

 

 

新カバネ「クロケブリ」

4話では「ワザトリ」という、戦を重ねて戦い方を覚えて強くなっているカバネが登場していました。ワザトリは5話の八代駅での戦闘でも数体登場していました。1体は4話と同じく刀を使う個体ともう1体は体の大きな格闘に特化したと思われるタイプの個体でした。無名の蹴りを綺麗にガードしていたので、おそらく。

その格闘タイプに対して無名は負けていました……無名はそれまでにも何体ものカバネと戦っているため活動の限界に近い状態にあったようです。元気な状態でも勝てたかは不明。無名は格闘タイプのワザトリに崖下に投げ飛ばされていましたが、生駒に助けられていました。

 

 

そこに登場したのが新たなカバネの「黒けぶり(くろけぶり)」です。ジブリアニメ『もののけ姫』に出てくる「ディダラボッチ」のような巨大なカバネです。カバネの集合体ということなのだと思いますが確かなことは……作中で言っていたかもしれません、私の聞き忘れの可能性はあります。

 

 

おわりに

 

生駒たちはどうやって黒けぶりを倒すのでしょうか。駿城に大砲とかそういう装備があるのか、あったとしても黒けぶりに対して効果があるのか。八代全体を水蒸気爆発でも起こすのかもしれないですね。

 

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