ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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上々軍団やディレクターたちがtvk『saku saku』でしている「謝罪」パフォーマンスが面白いと思えないです

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毎週平日07:00からtvk(テレビ神奈川)にて放送されている音楽情報バラエティ番組『saku saku』、2016年4月29日の放送では何だか番組が嫌な方向へ進もうとしているのかなと思える内容でした。

 

www.tvk-yokohama.com

 

 

『saku saku』が嫌な方向へ進もうとしている

新年度に入ってから、『saku saku』は私にとって嫌な方向へ進もうとしています。

メンバーは、前年度から4ピースバンド「7!!(セブンウップス)」のヴォーカルを務めるNANAEちゃんがメインMCを務めていることの他は、ガラリと変わっています。お笑いコンビ「上々軍団」の、鈴木啓太さんが番組パペット「ポンモップ」店長の二代目操縦士となり、さわやか五郎さんがガヤの位置に入ることになりました。前年度はポンモップ店長の操縦をお笑い芸人のカンカンさん、ガヤをクマ3頭のアイドルユニット「あゆみくりかまき」が務めていました。

番組が私にとって嫌な方向に進もうとしていることとは「謝罪」です。何かにつけてスタッフの方がカメラの前に出てきて視聴者に謝罪する行為がこの4月からの新『saku saku』では流行っています。

例えば、NANAEちゃんが持ってきた沖縄料理「山羊汁」のレトルトをスタジオの皆で食べていたときに、五郎さんとディレクターと思われる方が、山羊汁の匂いがきついと嘔吐いて(えずいて)しまいそれを謝罪していました。嘔吐したのは五郎さんだけだったかも。五郎さんの謝罪は謝罪になっていなかったですけど。

他、同じくディレクターさんと思われる方が、が五郎さんと同じボーダーのカットソーを着てきたことから、カメラの前に出てきて謝罪をしていたでしょうか。今週に入ってからも、7!!の所属するレーベル「Epic Records Japan」の広報の方でしょうか、女性の方がボーダーのカットソーを着てきたため、カメラの前でそのことを謝罪していました。今日2016年4月29日の放送では、先日『saku saku』のスタッフで飲み会を開いたそうですが、そこで男性ディレクターの方が上々軍団・鈴木さんにキスをしたことをカメラの前で謝罪していました。

これって面白いですか? そもそも山羊汁の他は謝罪をする必要がありますか?

上記で挙げた中で謝罪が必要なのは最初に紹介した山羊汁の件だけだと思います。『saku saku』は平日朝7時から放送されている音楽情報バラエティ番組です(23時30分から再放送があります)から、本放送時には朝食を摂っている視聴者も多いことでしょうし、そこで嘔吐く行為をしたことに関しては謝罪をすべきだと思います。しかし、前述したように、謝罪をした五郎さんがペットボトルの水を飲みながら謝罪をしていて、謝罪になっていないどころか煽っているようにも見えるもので、極めて不快な行いでした。

その他の、スタッフがボーダーの服を着てきたことなんて私たち視聴者にはわからないことで、仮に五郎さんと被っていたとしても画面に映らなければ視聴者には全く問題がないことです。キスをしたことも収録外でスタッフたちが勝手にやったことで、その様子が電波に乗った訳でもないのに、どうして「視聴者に向かって謝罪」をしたのか、その理由が私にはさっぱりわかりませんでした。そんなこと会議室や現場で自分たちだけで処理してくださいよ、と。

おそらくですけど、上々軍団のお二人とディレクターさんは、謝罪することが笑えることだと思っているのでしょう。収録したデータを編集をして放送を許可することまでしているのですから、プロデューサーさんもネタとして面白いと思っているのでしょう。たぶん。

もう一度書きますけど、これって面白いですか? 少なくとも私は面白くないどころか不快ですし、私の見てきた『saku saku』とは趣向の異なるものです。

謝罪は、文字通り何かしでかしたときにそれを認めて相手に許しを請う行いで、笑いのネタにすべきことではありません。彼らの行いは一線を越えているように感じられます。一番質が悪いのは山羊汁の件ですね、他は謝る必要がないだけで単に面白くないネタで済むことかもしれないですけれども、山羊汁のあれは洒落になっていません。

 

 

おわりに

今回取り上げたことでわかることは、今のスタッフの方は自分たちのために番組を作っているのだろうということです。視聴者の方を向いて番組が作られていないです。そうでなければあんな行動を取るはずがありません。

こう言うと、自分たちが面白いと思えない番組が視聴者にも面白いと思ってもらえる訳がない、などと言い出すかもしれないですね。でもそれは、視聴者の方を向いている、という前提があっての話だと思います。それがないのに自分たちだけが面白いと思っているのは、単なる自○行為でしかないのではないかと。

私には今の『saku saku』は「視聴者の視点に立つ」意識が欠けているように感じられます。非常に残念なことです。

とは言えまだ新年度は始まったばかりです。上々軍団のお二人がまだ『saku saku』に、というよりテレビの進行に慣れていないだけかもしれないですから、今の段階で判断せずもうしばらく様子を見る必要がある気もします。スタッフは前年度から携わっている方もいらっしゃるので慣れとは無関係ですけど。

もうしばらく観て変わる様子がないならこちらが切るだけですね。サクナラと。『saku saku』はところどころ穴は空いているものの長年見てきた番組ですし、NANAEちゃんを応援したい気持ちはあるんですけど。

 

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