NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年4月1日放送の155話で、新次郎が……！！
新次郎が亡くなりました……
ヒロイン白岡あさ（波留）の夫である新次郎（玉木宏）が亡くなりました……。
新次郎は先週から体調がすぐれない様子で、今週に入ってからは医師には老い先が短くないことを（あさが）告げられ、その後は外へは出ずに床で過ごすことがほとんどになって、昨日の154話のラストではとうとう倒れてしまいました。
新次郎の戒名は「釋新徳信士」のようです。
白岡新次郎のモデル「広岡信五郎」の生年と没年は？
kajimaya-asako.daido-life.co.jp
結局は新次郎の年齢や病名はドラマの中で明かされなかったでしょうか？ たぶん明かされていないと思いますけど、私の見落としでしたら申し訳ありません。
白岡新次郎のモデルの「広岡信五郎」は何歳で亡くなったのかを調べたところ、『大同生命保険』のWebサイトが見つかりました。上に貼ったリンクがそれで、広岡信五郎について語られているWebページになります。
ちなみに大同生命保険は、あさが立ち上げた生命保険会社「淀川生命」のモデルになっている会社です。あさのモデルの浅子は、三井家から大阪の豪商「加島屋」に嫁いだ訳ですが、その加島屋のあった場所は今でも大同生命のビルが建っている、とNHKの番組で放送されていました。
上記Webページによると、広岡信五郎は1841年生まれで1904年没とありますので、63歳で亡くなったみたいですね。2016年現在の感覚からいうと、63歳という年齢は結構若くして亡くなっているように受け取れますけれども、明治中期-後期の平均寿命は男性が43歳ほどだったみたいですから、当時からすると長生きだったのではないでしょうか。
信五郎の生まれた1841年は天保12年、亡くなった1904年は明治37年と思われます。信五郎は画家のルノワールや作曲家ドヴォルザーク、伊藤博文と同じ生まれ年のようです。
信五郎はドラマの新次郎のように数寄者（すきしゃ、すきもの）だったのですね。謡いや茶の湯を嗜んでいたということで、彼の社交性が大阪の上流階級とのネットワークに役立ったみたいです。この辺も新次郎と同じです。
おわりに
泣きました……1話から観ていた視聴者で今回泣いた方はとても多かったのではないでしょうか。NHK『あさイチ』では有働由美子アナウンサーが泣いていました。スタッフからは（司会があるから）泣かないように言われていたようですけど……あれは泣くなと言われても泣いてしまうでしょうに。
そして今日2016年4月1日の『あさイチ』のプレミアムトークには、白岡あさ役の「波留」さんが出演しています。有働アナや視聴者の方も「あささん」と「波留さん」がごっちゃになってしまうようです。確かに二人とも二音ですから若干ややこしいです。
