NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年3月31日放送の154話で、新次郎が……!
雁助がやって来た
154話で雁助(山内圭哉)がやって来ました。ヒロイン白岡あさ(波留)の夫である新次郎(玉木宏)の体調が良くないことを聞いて見舞いに来たようです。
雁助は、あさの嫁いだ「加野屋」に江戸の時代から尽くしてきた大番頭さんです。明治に入り、加野屋が銀行を設立するにあたって自分の役目は終わったと店を去り、その後は神戸でマッチ工場を営んでいます。一時、工場内の事故で意識不明の重体に陥りましたが、今は回復しています。
雁助が近況を話していて、その内容によると今は自身は第一線から退き隠居していて、工場の経営は娘夫婦に任せているそうです。といっても元中番頭の亀助(三宅弘城)によると、引退してもすることがないから結局は工場に顔を出しているみたいですが。それと、雁助の元妻のツネ(松永玲子)が亡くなったそうです。
雁助の元妻が亡くなったと聞いて女中の「うめ(友近)」が反応していました。心の動きを察せられないよう、いち早くその場を立ち去っていて、雁助はそんなうめの後ろ姿を目で追っていましたね。言わずもがな二人は両想いです。
後に、あさの娘である千代(小芝風花)の配慮があって、雁助とうめは二人きりになることができました。その中で、雁助はうめに手紙のやり取りをしないか、と申し出ていて、うめも「へぇ」と了承していました。
元妻の死によって、雁助とうめの関係がようやく動き始めるかもしれませんね、動き始めると言っても一緒に住むとか夫婦になるとか、そういったことにはならないと思いますけれども。
宜ちゃんが教授に?
「日の出女子大学校」の初代校長である成澤泉(瀬戸康史)と、あさたちの協力者である大隈綾子(松坂慶子)が白岡家を訪れ、日の出女子大から初めて卒業生を輩出することができたと報告がありました。設立から既に4年が経っているようです。
成澤は、高等女学校時代の千代の同級生で、その後はあさの秘書見習いをしていて、今は日の出女子大の生徒である田村宜(吉岡里帆)を、いずれ留学させようと提案しています。米国やヨーロッパで社会学や経済学の立場から家政学や婦人問題を研究してもらい、帰国後は日の出女子大の家政学の教授になってもらおう、ということでした。
宜ちゃん大出生です。宜ちゃんのモデルになった人もいるのでしょうか?
おわりに
154話の最後で新次郎が倒れてしまいました……最終回はポジティブなものにしたいでしょうから、新次郎は最終回前の明日2016年4月1日放送の155話で亡くなる可能性が極めて高いと思っています。
個人的には新次郎が亡くなるところまで放送する必要があるのかと思っています……しかし今日倒れるとは、『あさイチ』の有働由美子アナウンサーは予想していなかったみたいですね。イノッチさんから「声がデカい」とツッコまれていました。