毎週日曜日07:00からTBSで放送されている健康情報番組『健康カプセル! ゲンキの時間』、2016年3月27日の放送では「快眠法」の特集が組まれていました。
〜寝酒はホントに眠れるの?〜 グッスリ&スッキリ快眠法
2016年3月27日の放送は「〜寝酒はホントに眠れるの?〜 グッスリ&スッキリ快眠法」特集でした。
眠る前にお酒を飲む、いわゆる「寝酒」をする人の割合は日本が世界で一番高いと言われているそうです。寝酒は本当に睡眠に良い効果があるのか、飲むのと飲まないのとでは睡眠にどのような効果をもたらすのかを検証していました。他には、寝るときに音楽を聴くことは良いのか悪いのかだったり、睡眠のリズムが乱れがちなキャビン・アテンダント (CA) の方に睡眠おすすめグッズを聞いていたりしていました。
「寝酒」は睡眠に良いのか?
夜、寝る前にお酒を飲む、いわゆる「寝酒」している人は日本人に特に多いそうです。寝酒は本当に睡眠に良い効果をもたらすのか、を男性2人で実験をして検証していました。
結果を言いますと「寝酒は睡眠に悪い」です。良くないどころの話ではなさそうでした。
といいますのも、被験者のお一人は元々「睡眠時無呼吸症候群」を発症していたようで、寝酒をすることで症状をさらに悪化させていました。一時は酸素濃度が50%にしか満たない時間帯があって、失神してもおかしくないほどだったそうです。お酒を飲んで眠ると舌根の筋肉が緩んで落ち込んで気道を狭くしてしまい、無呼吸の状態を更に悪くしていたということでした。最悪の場合、生命の危険もあると。
簡単にいうと寝酒は麻酔薬で、無呼吸症で睡眠が悪くてもお酒を飲むと寝られてしまっているだけで、非常に危険なことのようでした。
寝る前に「音楽」を聴くことは良いのか?
眠るときに音楽をかけることは良いことなのか、についてはお笑いコンビ「Wエンジン」のえとう窓口さんが実験をしていました。音楽なしと音楽ありで入眠まで、つまり眠りにつくまでにどれくらいの時間がかかったか、の実験です。
結果は「音楽あり」の方が入眠までの時間が短かったです。音楽を聴くと眠りにつきやすい結果が出ました。
どうして音楽を聴いた方が入眠しやすいかというと、音楽を聞くと音楽に集中して「“眠らなければいけない”感覚を忘れる」から入眠の時間が短い(眠りにつくのが早い)のだそうです。
ですから、仕事の悩みなどを持っていてなかなか寝付けない方には、音楽をかけて眠ることはオススメの快眠テクニック、ということでした。
おわりに
寝酒は睡眠に良くないだろうと思っていたので特に驚きはしなかったですけど、音楽をかけて寝ると良いことは意外でした。音楽に集中してしまうからこそ眠りにつきにくいのでは、と思っていたので。
CAさんのオススメ快眠グッズは「湯たんぽ」でした。湯たんぽでお腹を温めることで、リラックス効果の副交感神経が働いてよく眠ることができるそうです。お腹を温めることは特に効果的なのだとか。
あとは「バイブレーションタイマー」や「イヤーアラーム」といった、周囲に迷惑をかけることなくアラームをかける、機内で仮眠を取ることのあるCAさんならではのグッズも紹介されていました。「足首クルクル」と「復唱目覚まし」といったテクニックも。ただこれらは快眠グッズとは少し意味合いが異なりますね。目覚ましグッズ&テクです。