ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ』で腸内細菌のビフィズス菌やバクテロイデスが「ヤセ菌」と放送していました

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2016年3月23日19:30からNHK総合で放送された生活情報番組『これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ』がなかなか興味深いものでした。

 

 

 

www4.nhk.or.jp

 

これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ

2016年3月23日19:30-20:43にNHK総合で放送された『これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ』は、身体にまつわる新しい常識が次々に生まれていて、その新しい身体の常識を知って鍛えることができれば若さと美を保てますよ、という番組でした。

例えば、「腸内細菌」をうまく育てれば効果的に痩せられるとか、腸を「鍛える」ことで若さが保つとか、「毛細血管」をケアすることで美肌や薄毛に対処できるとか、そういう話です。

出演者は、司会がお笑いコンビ「フットボールアワー」のお二人、スタジオゲストは白石加代子さん、藤吉久美子さん、松本明子さん、三浦理恵子さん、おかもとまりさん、女性ばかりでした。ということで女性向けの番組ではありましたけれども、薄毛のことにも触れていたので男性が見ても参考になることが多かったのではないでしょうか。

 

 

「ヤセ菌」とは何か?

フードファイターの「三宅智子」さんは1日7,000kcalも食べても太らないそうです。その理由は何なのか?専門家でもハッキリとはわからないそうですけど、三宅さんの腸内にヒントが隠されていました。

ダイエットの鍵を握るのは「腸内細菌」です。私たちの腸の中には数百種類もの腸内細菌がいて、数にすると100兆個余りあって、その中に人を太らせない細菌があることがわかってきたそうです。それが「ビフィズス菌」と「バクテロイデス」です。番組ではこの2つの腸内細菌を「ヤセ菌」と呼んでいました。

三宅さんはこの「ビフィズス菌」と「バクテロイデス」が腸内細菌の中に含まれる割合が、日本人の平均よりも多いことが判明しました。特にビフィズス菌の割合が平均の何倍もありました。

 

そもそも肥満とは?

そもそも肥満とは何かというと、身体中の細胞が血管の中にある脂肪を中に取り込みどんどん巨大化すること、だそうです。

 

 

短鎖脂肪酸とは何か?

腸内細菌は人間が食べた物を餌にして様々な物質を放出しています。そのときヤセ菌は「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」を放出するそうです。

腸内で作られた短鎖脂肪酸は、血管を通って全身の脂肪細胞へと巡ります。短鎖脂肪酸があると、細胞が脂肪を取り込むことを妨害してくれて、そのおかげで細胞が巨大化することもなくなる、というメカニズムです。

つまり短鎖脂肪酸は腸内細菌が作る「天然の肥満を防ぐ薬」なのだとか。

 

 

「ヤセ菌」の好物とは何か?

「ヤセ菌」は誰しもが持っている腸内細菌だそうです。しかしながらどれくらいの量のヤセ菌を持っているかは個人差があるとのこと。しかも、ヤセ菌が人間が食べた物から作る短鎖脂肪酸は効果が長く続くのだそうで、サプリメントなどでヤセ菌を体に取り入れても、すぐに分解されてしまうということでした。

ヤセ菌を増やすためにはヤセ菌の好物を摂取すると良いです。ヤセ菌の好物とは「水溶性食物繊維」です。水溶性食物繊維の多く含まれる食材は、具体的には「ひじき」「らっきょう」「海苔」「わかめ」「切り干し大根」「オートミール」「納豆」「ごぼう」などです。海藻類、根菜類、発酵食品ですね。

水溶性食物繊維は分解しやすく短鎖脂肪酸を作りやすいのだそう。「純和食はヤセ菌の餌の宝庫」とも言っていたでしょうか。

 

 

その他

腸の筋トレ」をすると若く健やかな身体になるということも言っていました。具体的な腸の筋トレは「消化の悪い物を食べる」です。

スタジオの専門家は「縄文人健腸法」なるものを提唱していらっしゃいました。先生がオススメしていた「健腸」料理は、新鮮なお刺身をシソやエゴマの葉で包んだものです。それにごま油と塩を付けて食べていました。「縄文式ネバネバ和え」もありました。「もずく」と湯通しした「なめこ」「イクラ」「山芋」の和物です。

特に「山の鰻(うなぎ)」とも言われる「山芋」を勧めていました。山芋には男性ホルモンや女性ホルモンの元になる「DHEA」という成分が多く含まれているそう。滋養強壮があると。

美肌や薄毛の対策には「毛細血管」が大事だそうですよ。血流を良くすること。「ピーヤシ」などと呼ばれる「ヒハツ」という沖縄、八重山地方特産の長胡椒の一種の香辛料が、毛細血管の「壁細胞」を強くしてくれ、血管から酸素や栄養素を漏らさないよう保ってくれるということでした。「ヒハツ」と「シナモン」と「ルイボスティー」が血管美人にしてくれる3大食材と仰っていましたか。あとはやはり「こまめな運動」ですって。

「静脈マッサージ」や「ほうれい線マッサージ」も紹介されていました。静脈マッサージは心臓に対して遠い方から近い方へ、やや強めになでる、と。入浴中が効果的。ほうれい線マッサージは耳の後ろを撫でるようにマッサージして、次に首から鎖骨へ指を撫でるようにマッサージ、耳の周りを揉むようにマッサージ、耳を潰すようにマッサージ、頭皮マッサージをして、頭部全体の血流を良くすることが良いそうです。

 

 

おわりに

あとは良い睡眠を取りましょう、とも言っていましたね。

ビフィズス菌については知っていました。ヤクルトの「ミルミル」ってありましたよね、今もあると思います。私が子供の頃は家でミルミルを買っていて、毎日のように飲んでいた思い出があります。今味を思い出すと抜群に美味しいものではなかった気がしますけれども、子供当時の私にとってはヤクルトよりもミルミルの方が好きな味でした。他には「ミロ」や「カルピス」もよく飲んでいましたけど、ミルミルが一番好きだったような。

バクテロイデスという単語は初めて聞いたかもしれません。短鎖脂肪酸が「痩せやすい」というよりは「太りづらい」みたいですね。水溶性食物繊維がダイエットに良いというのはダイエット系の番組ではよく聞かれることです。

結局は、普段からバランスの良い食事と適度な運動を心がければそうそう太らないでしょう、ということに落ち着きそうです。リンゴダイエットみたいな、極端な食生活を強いるダイエット方法は短期的に体重を減らすことはできますけど、長期的に考えて健康的かどうかは怪しいということを番組でも言われていました。それはそうでしょうという感想しかないですね。

 

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