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加代とヒロミが?! 悟が記憶を取り戻したのはいつでしょうか? - アニメ『僕だけがいない街』11話「未来」の感想

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毎週金曜日01:55(木曜深夜25:55)より、フジテレビ ノイタミナにてアニメ『僕だけがいない街』が放送されています。

 

bokumachi-anime.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月18日の放送は第11話「未来」です。

  

イントロダクション

漫画家としてデビューするも、いまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年・藤沼悟。
彼は、彼の身にしか起こらない、ある不可思議な現象に不満を感じていた。
ーーリバイバル(再上映)
何か「悪い事」が怒る直前まで時が巻き戻る現象。
それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。
……まるで、誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように。
しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる。
自らの過去に向き合う時、悟が目撃する真実とは?
そして、悟の未来はーー?

 

www.kadokawa.co.jp

 

コミック版の公式Webサイトもありました。

私は本作『僕だけがいない街』を全く知りませんでした。原作はKADOKAWAの『ヤングエース』で連載されている漫画のようです。作者は三部けいさん。既刊7巻。

『僕だけがいない街』のジャンルは、SFミステリー・SFサスペンスになるのでしょうか。
 

リバイバル(再上映)とは?

リバイバル(再上映)とは、悟の身の回りに(?)何か悪いことが起こる直前に発生して、大体1-5分ほど前にタイムスリップをして同じ光景を見る能力のことみたいです。「まるで誰かに“お前が防げ”と強制されているかのように、違和感を探している自分がいる。結果、何度となくトラブルを回避してきた。そのほとんどが、マイナスだったことがプラマイゼロになるだけのことで、たまに今回みたく自分にとってマイナスになったりする」と1話で悟が語っています。

 

 

11話「未来」

7話から、主人公の藤沼悟に本件2度目のリバイバルが発生しています。リバイバルした時間と場所は、1度目と同じく18年前、昭和63年(1988年)の北海道でした。Xデーの4日ほど前だったはずです。

悟は今度こそヒロインの雛月加代を、加代の母と連続誘拐数人事件から救うべく、隣の小学校脇に置いてある廃バスに匿ったり、母の佐知子にも打ち明けて自宅で匿ったりしていました。トータル3日間ほど匿っていたようです。

10話では、悟は加代とヒロミと中西彩を孤立させないことに成功していましたが、犯人の謀略に嵌ってしまい、自動車ごと湖か河に沈められてしまいました。自動車を運転し、悟を沈めた人物は、悟たちのクラス担任教師の八代学(やしろ・がく)です。

 

 

時は2003年へ……

月日は流れて2003年になりました。 その15年もの間、悟は昏睡状態のままだったようです。一命を取り留めています。

15年ぶりに目を覚ました悟、喜ぶ母の佐知子さん。悟は15年前の記憶は取り戻せないようです。リバイバルをしてきた事実も忘れています。生死をさまよう体験をして、15年もの長きの間、昏睡状態でしたから仕方がありません。

改めて病院に入院し先生に診てもらうと、徐々にですが会話ができるようになっていて、医師に言わせると「あり得ない」ことだそうです。しかも、15年の間には体も大きくなっていますから、体の急激な変化に関節や筋肉がついて行けないと考えていたのでしょう、医師は想像を超えて体を動かせる悟に驚愕し、それは「お母さんのおかげ」だと連呼していたそうです。というのも、佐知子さんは毎日4時間、悟の身体のケアをしていたのでした。

 

 

雛月加代は杉田加代に

悟が入院している病室には、小学校時代の仲間のケンヤやヒロミが見舞いに来ていました。2003年現在、ケンヤは弁護士でヒロミが医師と言っていましたか。

加代も見舞いに来ました。見加代は小さな子供を抱っこしています。加代の子供です。そして加代の姓は雛月から杉田に変わっていました。杉田はヒロミ(広美)の姓です。つまり……あの女の子のようなヒロミと加代が結婚をして子供を授かったということ。加代たちの赤ちゃんの名前は「ミライ(未来)」だそうです。サブタイは赤ちゃんの名前でしたか。

泣き出した未来をあやそうと悟は手を差し出すと、未来も手を出して手を触れ合ったでしょうか、すると泣き止みました。その後に悟は頭を抱えてしまいます。色々と話しすぎて疲れたのでしょうか?

結婚をし子供を産むことに加代は抵抗があったそうです。悟を置き去りにしているようで、自分たちだけが幸せになって良いのだろうかと。それを聞いた悟は「僕の運命は僕のものだ。君が責任を感じる必要はないよ」と返しています。悟マジイケメン。

 

 

西園学

西園学(にしぞの・まなぶ)が病院に来ました。久美という骨髄移植手術を間近に控えた女の子の見舞いに来ていて、以前から悟が入院していることも知っていたそうです。

西園は、悟が一回目のリバイバルを終えた後2006年に戻ったときに、バイト仲間の片桐愛梨と二人でたどり着いた、有力な犯人候補です。佐知子さんに誘拐未遂現場を見られ、佐知子さんを数し、愛梨の家に火を放った人物。悟は母のタヒの直前に、自室のあるアパートの階段で、自身が母の数人容疑で警察に捕まったときにも西園とすれ違っています。西園は八代です。

しかし、それらの記憶は2003年現在の悟には取り戻せていません。西園は悟に近づき、自らが八代だと言います。婿養子となって西園姓に代わり、市議会議員の義父が亡くなったことで彼の地盤を引き継いで自分も市議会議員になった、と言っていたでしょうか。

それから何度か悟に近づいてきた西園は、ある日、手術前日の久美に会いに行こうとして病院内を車椅子に乗って移動していた悟を捕まえ、二人で話をしようと立入禁止になっている病院の屋上へ連れ出しました。屋上へ辿り着いたとき、唐突に悟は言うのです。

 

「八代、俺の記憶は戻っているぞ」

 

 

おわりに

佐知子さんの献身に涙が出ました。独りで大変だったでしょうに……1日4時間もケアをしていたなんて……当然彼女の人生はそのほとんどを息子に捧げたことになっていたでしょう。コンビニでパートをして生活費を作っていたみたいですが……。

悟は、自分が上手に絵を描けたり、小学校で習っていない難しい漢字を読めたりと、自分のことに違和感を覚えています。リバイバルのことを忘れているから余計に混乱するでしょうね。なのに最後、記憶は戻っている、と言っていました。

悟の記憶はどのタイミングで戻ったのでしょうか? おそらくですが、悟が記憶を取り戻したのは、前述した未来ちゃんとのタッチです。悟は未来ちゃんに触れた瞬間に記憶を取り戻したと思われます。しかし、取り戻したことを誰にも気づかれないようにその後を過ごし、リハビリではそれまでの倍の時間をかけるようになっていましたから、もしかしたら西園と屋上に行ったときは既に歩けるようになっているのかもしれません。皆を、特に西園を油断させるためにわざと車椅子に座って移動をしていた?

次回が最終回でしょうか。どのような結末を迎えるのか。2003年の愛梨はどこで何をしているのかも気になります。

 

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