ディスディスブログ

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機動要塞「デストロイヤー」を倒す際もギャグ満載でした。2期決定です - アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』第10話(最終話)「この理不尽な要塞に終焔を!」の感想

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毎週木曜日25:05(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』が放送されています。

 

konosuba.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月17日の放送は第10話「この理不尽な要塞に終焔を!」でした。何ともう最終回です。

 

イントロダクション 

ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。
「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」
RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難関は、なんと生活費の工面だった!
さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまいーーー!?
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

 

というイントロダクションです。作者は暁なつめさんで、イラストは三嶋くろねさん。KADOKAWAの『角川スニーカー文庫』、既刊8巻とスピンオフ作品が3巻あるようです。ライトノベル。

 

sneakerbunko.jp

 

こちらは『この素晴らしい世界に祝福を!』のWeb版のページみたいです。スペインオフの小説はこちらから読むことができます。

 

10話(最終話)「この理不尽な要塞に終焔を!」

主人公のゲーム好きの引きこもりの「佐藤和真(カズマ)」が、転生して異世界へ行くことになりました。異世界へ道連れにした女神「アクア」、紅魔族の魔法使い「めぐみん」、騎士の「ダクネス」の4人パーティです。

3人の職業は、カズマが運ステだけが高い冒険者、アクアが回復魔法役のアークプリースト(上級職)、めぐみんが攻撃魔法役のアークウィザード(上級職)、ダクネスはクルセイダー(上級職)です。上級職ではありますが、アクアは宴会芸スキルの習得に余念がないですし、めぐみんは爆裂魔法の「エクスプロージョン」だけを1日1発しか放つことができませんし、ダクネスはどえむです。カズマは盗賊系スキル「スティール」を習得しています。

前回9話はサキュバスが魅惑的な夢を見せてくれるお店の話でした。9話の最後、カズマたち初級冒険者が集う街「アクセル」に「デストロイヤー」なるものが襲来しています。

 

機動要塞「デストロイヤー」

デストロイヤーと聞くと「ん?駆逐艦かな?」と思ってしまう艦これ脳ですが、今回このすばに登場したデストロイヤーは巨大な蟹のような、蜘蛛のような機動要塞です。

ダクネスが言うには「暴走した古代兵器だ。そいつが通った後は草も残らないと言われている」そう。古代兵器ということで、胴体の背の部分には人が入れそうな建造物が建ってました。煙のようなものも見えていたので、動力機関もありそうな様子。またデストロイヤーには『風の谷のナウシカ』に出てくる王蟲のような赤い目(?)が幾つも付いていました。まさに蜘蛛の目みたいです。

モブ子が「デストロイヤーって古代の魔法王国が造ったんですよね。造った人たちは何か対抗策を用意していなかったんですか?」と聞くと、冒険者ギルドの案内人のルナさんは「デストロイヤーの暴走で真っ先に滅ぼされました」と答えています。ルナさんの言葉を聞いた直後のカズマの台詞「無理ゲー」がその全てを物語っています。そんなとんでもない物が初心者が集う街に襲ってきたらひとたまりもありません。

そういえば、カズマと同様にアクアから異世界に転生したミツルギ・キョウヤはどこへ行ったのでしょう? 魔剣グラムで戦えばまだ何とかなる気がするのですが……最終話では一度も出てこなかった気がします。街のモブが一度だけ名前を出していましたが。

わからないのが、カズマがアクアならデストロイヤーの結界を破れるのでは?という話が唐突に出てきたことです。デストロイヤーに結界が張ってあるなどという話は直前まで一度も出てこなったので困惑しました……カットですかね。

 

 

緊急クエスト「機動要塞デストロイヤーから街を守れ!! 」

結界を破ることができないこともなさそうなアクアの反応を見たルナさんや他の冒険者たちによって、アクアが結界を破り、めぐみんが爆裂魔法「エクスプロージョン」をぶっ放す作戦が提案されていました。

ただ、めぐみんの爆裂魔法をもってしても、倒すまでには至らないであろうと……めぐみんは一発しか撃てないですからね……詰んだかと思いましたが、そこに遅れて現れたのがリッチ(リッチー)のウィズ、彼女はマジックアイテム屋の店主(であり魔王軍幹部)になる前は凄腕アークウィザードとして名を馳せていたらしいです。彼女も爆裂魔法を撃てるようで、これで勝てる!と冒険者達が大盛り上がりでした。

カズマとしても、せっかく手に入れた自分たちの棲家をみすみす手放したくはないので、作戦を決行することに。アクアは隙を見て逃げようとしていましたが……さすが駄女神様。

 

 

ダクネスはお嬢様

デストロイヤー戦を前にしてダクネスがカズマに自分の本名と身分を明かしています。ダクネスは本名をダスティネス・フォード・ララティーナというそうで、ダクティネス家は貴族で、ダクネスはその令嬢ということでした。お嬢様。ダク(ティ)ネスなんですね。

本来、ダクネスはデストロイヤー討伐の作戦に必要のない戦力ですが、領主の娘として街を守ることが責務だと感じているようでした。誇りでもあると。「ララティーナ」の名前で呼ばれることには抵抗があるみたいで、早速カズマにからかわれていました。

 

 

超緊急クエスト「機動要塞デストロイヤーの自爆を阻止せよ!! 」

デストロイヤー戦が始まりました。アクアが予想外に頑張ってデストロイヤーの結界を破り、カズマの煽りに本気になっためぐみんと、ウィズのWエクスプロージョンの力によって、デストロイヤーを機能停止に追い込むことができました。めぐみんよりウィズの方が力は上のようでしたね、現時点では。

歓喜に湧くアクセルの街……でしたが、突然デストロイヤーが再起動(?)しました。自爆装置のタイマーにスイッチが入ったようでした。絶望する冒険者達、皆が一斉に避難を始めます。

カズマも動けなくなっためぐみんをおぶって、デストロイヤーの前に立ちふさがるように仁王立ちしているダクネスにも避難を呼びかけました。ところがダクネスは避難する気配がなく、カズマに言うのです。

「私は最後まで引くわけにはいかない。領民より先に騎士が逃げるなどあってはならない」「それに街を吹き飛ばすほどの爆弾に身を晒しているのだと思うと……どうだ……何だ……このかつてない湧き上がる興奮は……果たして私は耐えられるのだろうか……いや、いくら頑丈だとは言え無事では済まないだろう。もう辛抱たまらん。カズマ、私は突撃するぞ! 行ってくりゅ!!」

とこれまでにない程のどえむな表情を浮かべながら。そしてその後デストロイヤーに単身で突撃しています。

単身で挑みかかるダクネスを見た街の冒険者たちは、街を守るために身を挺してデストロイヤーの爆発を防ごうとしている、自爆前に倒せばいいんだ、と都合良く解釈し、さらにアクセルの街には世話になっているから、と特に男の冒険者たちが街の、特にサキュバスのお店への恩返しのために、結束していました。9話のサキュバスのエピソードが活かされていました。

 

 

おわりに

最後は、カズマがウィズから教わったエナジードレイン系の魔法「ドレインタッチ」を使って、アクアから吸った魔力をめぐみんに送ってめぐみんのMPを回復させ、1日2回目のエクスプロージョンを放つようにする、という連携技を見せていました。MP回復どころかメグミンのMP最大値や魔法の威力すら上がっているようでしたが……そういう仕様なのでしょうか。

そんなこんなでデストロイヤーを倒すことに成功し、アクセルの街は守られました。ところがデストロイヤーを倒した結果、カズマは国家転覆罪の容疑がかけられてしまいました。テ*リスト扱いで。カズマの指示でウィズがテレポートさせた、デストロイヤーのコア「コロナタイト」が、大領主アルダープの屋敷を吹き飛ばしたそうで。

ということで、カズマたちが捕まってからの話は2期に続くという終わり方でした。番組のED後に「第2期制作決定!」とありましたので、続きを見られそうです。

 

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