ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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“たん”を楽に出す「パッフィング」の方法と咳を和らげる「ハチミツ」の使い方などがNHK『ためしてガッテン』で紹介されていました

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毎週水曜日に放送されているNHKの生活情報番組『ためしてガッテン』、2016年2月3日の放送は「セキ(咳)」の特集でした。

 

www9.nhk.or.jp

 

『ためしてガッテン』の2016年2月3日水曜日の放送は「あなたのセキをチェック! 止め方&見分け方SP」という回でした。

風邪が治ったと思ってもセキ(咳)だけが長引いたり、夜になると決まって出たりすることってありますよね。セキしているときに大切なのは「たん(痰)」です。

たんは、肺に入った異物や細菌がセキによって外に出てきたもので、セキの原因を教えてくれるものだそうです。セキの本当の原因がわかれば対策も進みます。たんを汚いものとだけ片付けることなく、定期的にたんの状態をチェックしましょう、というのが今回の特集でした。

 

たんの種類

たんには色々なタイプがあります。透明な色のたんや泡沫状のたん、黄白色のたん、緑色のたん、錆色のたん、白色に赤い点が混じったたん、基本的にはこれらがあるそう。

透明なたんは安全です。泡沫状は「心不全」の疑いがあり、黄白色は「副鼻くう炎」で生じた鼻水が気道に入ることでセキになる「後鼻漏(こうびろう)」、緑色は気管支の炎症など、錆色が肺炎球菌性肺炎、白色+赤い点が肺がんや肺結核の疑いがあるそうです。

これらの透明なもの以外のたんが出た場合、特に泡沫状のものが出た場合は躊躇することなく救急車を呼ぶと良い、体験された方が仰っていました。確かに心不全の可能性があるなら、次の休みでいいとか病院に歩いて行こうなどと悠長なことは言っていられないと思います。

 

たんを簡単に出す「パフィング」

セキが続くと喉や胸が痛くなってくることがあります。体への負担を軽減するために、セキをせずにたんを簡単に出す方法が開発されました。

セキをせずにたんを出す方法は「パフィング」という名前です。

兵庫医療大学の玉木教授が教えて下さいました。そもそもは「ハフィング」というものだったそうですけど、ハフィングだと吐き出す力がまだ弱かったので、「ハ (Ha) 」ではなく「パ (Pa) 」になったとか何とか仰っていました。

「パフィング」の方法は、まず空気を大きく吸って口を閉じ、次に口を大きく開けて「パッ!!」と言いながら一気に息を吐き出します。これだけです。これによって肺の中にあるたんを口の方へ移動させる力を生み出せるということでした。

 

風邪のセキを和らげる「ハチミツ」の使い方

番組の最後に「かぜのセキを和らげるハチミツ(蜂蜜)の使い方」が紹介されていました。

子供さんには、小さじ2杯のハチミツをお湯で半分程度に薄めて、お休み前にスプーンで少し与えてください、とのことです。 ※1歳未満のお子さんに決してハチミツを使用しないでください。

大人には、コーヒー1杯に小さじ2杯ほどのハチミツを入れて飲むと良いそうです。カフェインとハチミツのダブル効果でセキが和らぐと考えられているということでした。

 

おわりに

痰の色の種類がこれだけあることも知りませんでしたし、色が様々な病気のサインになっていることも知りませんでした。

色と病気を完璧に覚えておくのがベストでしょうけれども、全てを完璧に覚え続けるのは少々無理があります。ですから、個人的にはセキが続く場合や、痰がそれまで見たこともない色をしていた場合には、自己判断せずに病院で診てもらおうと思いました。それがわかっただけでも大いに収穫ありな放送でした。

私はこれまでの人生でセキに困った経験がほとんどありません。風邪を引いても鼻が出ることは多いですけど、熱やセキが出るタイプはあまり引かないです。しかし、今回紹介されていた、コーヒーにハチミツを入れて飲む方法は試してみようかと思っています。風邪とかセキとかは無関係に、今までコーヒーにハチミツを入れて飲んだ経験がなかったので、味を知りたいのです。

普段コーヒーを飲むときは、インスタントコーヒーをブラックで飲みます。砂糖もシロップもクリープ的なものも入れません。ハチミツですか……どのような味なのでしょう。

 

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