ディスディスブログ

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NHK『あさイチ』で「ハイカカオチョコレート」の便秘改善や認知症予防、高血圧予防の効果が放送されました

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平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、今日2016年2月3日水曜日は「チョコレート」の特集が組まれていました。

 

目次

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あさイチ「ビックリチョコ力」

www1.nhk.or.jp

 

今日2016年2月3日の放送は「びっくり! チョコ力」という特集でした。読みは「ちょこ・りょく」です。09:00から国会中継が入ったため、08:55までの短縮バージョンでの放送でした。

2月に入ってバレンタインデーを間近に控えている今の時期は、スーパーやコンビニなどのお店にはチョコレートがたくさん陳列されています。『あさイチ』では2011年にもチョコレートの特集を一度放送しているそうですけど、その後の研究で明らかになったことがあるとのことで再び特集が組まれました。

今回新たに分かったことは「ハイカカオチョコレート」の健康効果です。

 

ハイカカオチョコレートとは?

ハイカカオチョコレートとは、カカオ70%以上含まれたチョコレートのことを指すようです。

 

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カカオの中に含まれる「カカオプロテイン」や「カカオポリフェノール」が身体に良い効果をもたらしてくれます。

 

ハイカカオチョコで便秘改善や認知症予防、高血圧予防

ハイカカオチョコレートの効果には便秘改善効果や認知症予防、高血圧予防があるそうです。

 

ハイカカオチョコレートの便秘改善

番組では「ある実験」を行っていました。

それは便秘症状に悩む30-50代の女性8人にハイカカオチョコレートを毎日25gずつ、2週間食べ続けてもらうという内容です。1日25gという量は、一度に25g摂取しても、1日の中で小分けにしても大丈夫です。

 

実験の結果、実験前が平均週1-2日しか便が出なかった方々が、平均週5日にまで改善していました。

当然個人差はありました。毎日出るようになった方も、1日に数回出る方も、週1,2日が3日に増えた方もいらっしゃいました。あくまで「平均」が週5日です。

 

帝京大学理工学部准教授の古賀仁一郎先生によると、カカオ豆に含まれるタンパク質である「カカオプロテイン」が消化酵素に分解されにくい性質を持っているのだそうです。そのカカオプロテインが食物繊維と同じような働きをしていて、消化されずに大腸まで行き、腸内細菌のエサとなって腸内環境を良くしたのではないかということでした。

プロテイン (Protein) とは、英語でタンパク質のことですね。

 

ハイカカオチョコレートの高血圧予防

ハイカカオチョコレートには血圧を下げる効果も確認されたそうです。

カカオ豆に含まれる「カカオポリフェノール」の抗酸化作用によって、血管がしなやかになったためと考えられています。

 

薬局や病院の売店では、「低GIチョコレート」と呼ばれる、血糖値の上がりにくいチョコレートが発売されているそうです。こちらには砂糖の代わりに、「マルチトール」という体内への吸収が緩やかな甘味料を使っています。

名前にあるGIとは「グリセミック・インデックス (Glycemic Index) 」の頭文字で、食後の血糖値の上昇を表しています。GI値が低ければ低いほど、食後の血糖値の上昇が抑えられるということ。

 

カカオ豆含有率が高い方が効果的

その他、認知症予防についても効果があるのではないかと研究が進んでいるようですから、こちらも期待したいですね。

「BDNF」という脳の中に多く見られる、神経細胞を活性化するタンパク質があるそうですが、チョコレートを食べることでその値が上がったということでした。

 

カカオ豆の含有率は高いほど便秘改善や高血圧予防、認知症予防の効果が高くなるとのことです。

 

市販のベーシックなチョコレートはカカオ豆20-30%ほど、ブラックなどと書かれているチョコはカカオ豆50%前後だそう。

 

気になるカロリーは?

気になる点はチョコレートのカロリーはどれくらいか、ですよね。

チョコレートは、ミルクチョコレートもハイカカオチョコレートもカロリーがあまり変わらないそうですよ。板チョコ1枚 (50g) で280kcalほどだそう。

ミルクチョコレートに入っている砂糖がハイカカオチョコレートにはあまり入っていませんけれども、その代わり油脂分が多く含まれるため、結果的にカロリーはあまり変わらなくなるということでした。

 

どれくらい食べればいいのか?

1日どれくらいのチョコレートを食べたら良いのか?という疑問が出てきます。しかし残念なことに、摂取量については番組では特に言っていませんでした。

実験で1日25gを摂取していましたから、それが摂取の目安になりそうです。板チョコ1枚が50gと言っていたと思いますから、25gは板チョコ1枚の半分になります。

 

注意点

注意点として、番組の本編では放送していませんでしたが、視聴者さんから、偏頭痛持ちの方はチョコレートを食べると頭痛の症状が出る?悪化する?ので控えている、という投稿がありました。

スタジオに出演していた先生は、チョコレートを食べて脳の血管が広がると、偏頭痛が起きることもあるとか何とか仰っていました。他の方の言葉が混ざってしまっていて文末がゴチャゴチャしてしまい、言葉尻が曖昧になっていましたが。

 

おわりに

私は糖尿病ではないですけど、以前は血圧が高いと言われたこともありますし、血糖値の高さを指摘されたこともあります(そのときは検査の直前に食事をしたせいでもあるのですが)。ですから「低GIチョコレート」は気になる存在です。

低GIチョコの価格はどれほどなのでしょうか? おそらく普通のチョコレートより値段が高いと思われますので、そこで躊躇してしまいます。カカオ70%以上のハイカカオチョコレートの価格も普通のチョコよりは高価でしょうから、私のように財布に余裕のない方はブラックと書かれたチョコを買うと良いかもしれません。

チョコレートそのものは私は大好きで、ほぼ毎日食べています。ハイカカオでも低GIでもないごく普通の板チョコです。小分けに袋詰めされたタイプを、1日に3個くらい食べますから、大して摂取していないはずです。

それが健康効果があるのかどうかは微妙なところですが……。

 

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