2016年1月15日、FUJIFILM（富士フイルム）から、レンズ交換式のミラーレスカメラ「X-Pro2」の発表がありました。2016年2月18日発売です。
こちらがFUJIFILMのWebサイトにある「X-Pro2」のページです。
XシリーズとX-Pro1
FUJIFILMのXシリーズはハイエンドデジタルカメラのシリーズです。X-Pro1はミラーレスカメラ一眼レフカメラ。
FUJIFILM X-Pro1（2012年2月18日発売） - Xシリーズ初のレンズ交換式で、独自のXマウントを採用する。イメージセンサーに、銀塩フィルムの特徴を取り入れローパスフィルター無しでモアレや偽色の軽減を実現した新開発のX-Trans CMOSを搭載。画像処理には従来のEXRプロセッサーを改良したEXRプロセッサーProを搭載。フィルムシミュレーションには、これまでのVelvia・ASTIA・PROVIAに加え、新たにネガフィルムをベースにしたPRO Neg. StdとPRO Neg. Hiが追加された。
富士フイルム・Xシリーズ - WikipediaにはX-Pro1の説明にはこうあります。簡単にスペックを書きますと、イメージセンサーがAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS」、有効画素数1630万、最高感度ISO25600です。フジノンレンズを搭載できるオリジナルのXマウント、ハイブリッドマルチビューファインダーなどの特長があります。
私は『アサヒカメラ』だったかと思いますが、それを図書館で読んでいたときにX-Pro 1の記事を読んで、そのカメラのデザインに一目でやられました。格好良いと感じたんですね。しかし10万円ほどの価格は高い……私には全く手が出ませんでした。
X-Pro2
そして、今回登場したのがそのX-Pro1の後継機である「X-Pro2」です。価格は20万円ほど……記事作成現在、Amazonで売られているX-Pro1が7万4000円弱ですからX-Pro2はその2.7倍ほどです……。
X-Pro2のスペックを簡単に書きますと、センサーはAPS-Cサイズ「X-TransTM CMOS III」、画素は2430万、画像処理エンジン「X-Processor Pro」、フジノンXマウント、アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー、通常の最高感度ISO12800だそうです。X-Pro2で気になるのはPro1と同じAPS-Cサイズで、画素数を1630万から2430万に引き上げたことです。これが描写力にどのような影響を及ぼすのか。意味があっての画素数アップだと思いますので、1と2とで同じ対象を撮影した画像を見てみたいものです。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1035.html
こちらのプレスリリース版のX-Pro2のページにサンプル画像があります。
おわりに
ネットの評判を見るとあまり芳しいものはなさそうに感じられます。約20万円の値段がネックになっているみたいです。長年待たされた割に期待ほどの進化はしていない、でも値段は……ということでしょうか。
確かにとても高く感じられます。いえ、私はX-Pro1でも手が出ないので、そもそも買う意思がないのですけれども。
仮に購入するお金があるとして、20万円を出すならX-Pro2を買うのではなく、X-Pro1かX-T1とレンズ、SONYのα7ⅡかRX-1、私はNIKONユーザーなのでもう少し頑張ってNIKONのD750を買ってしまうかもしれません。30−35万円まで出せるならD500もあり。X-Pro2のデザインは超好きなんですけど。
