平日16:50から放送されているNHK総合の報道・情報番組『ニュース シブ5時』、今日2015年12月14日月曜日の放送でシリーズ「ダイエットの新常識!」の特集が組まれていました。
今日の放送では「ダイエットの新常識!」というシリーズものと思われる特集がありました。講師の先生は、同じくNHK総合で平日23:30から放送されている報道番組「NEWS WEB」でネットナビゲーターを務めていらした予防医学研究者で医学博士の石川善樹さんでした。
石川さんが提唱するダイエット方法は「脱リバウンド癖」です。ダイエットを経験した方に聞いたところ、ダイエットで体重を減らした後にリバウンドした方は8割もいたのだそうです。ダイエットというと体重を減らすことに重点が置かれていました。でもせっかく体重を減らす「大きな努力」をしたのに、その体重を維持するための「小さな習慣」を身につけられなければ、結果としてダイエット前と同じかそれ以上にまでリバウンドしてしまいます。
体重を減らした後の「小さな習慣」を身に付けることから始めてみたらどうでしょうか、というのが石川さんの提案です。小さな習慣を身につけられない人は、どうせ痩せてもリバウンドしてしまうのだから、そもそも体重を落とす資格がない、とまで言っていたでしょうか。ちょっと過激な発言ではありますが、正論だと思います。
石川流「リバウンドしないダイエット 食生活編」
石川善樹先生の提唱する「リバウンドしないダイエット 食生活編」です。具体的な方法の前に、大きな心構え的なものがありました。それは……
- 我慢しない
- 意志は当てにならない
この2点です。先ほど紹介した「小さな習慣」を身につけるためには、ガマンしないこと、意志の力を当てにしないことが重要です。痩せた後は、痩せた状態をず〜〜〜〜〜〜っとキープしていかなければならないのですから、我慢をしていたらまず続きません。
そして、具体的な「リバウンドをしないダイエット」の方法は3点ありました。それは……
- 3食きちんと食べる
- 間食は我慢しなくて良い
- 味覚を薄味に
この3点でした。我慢せずに食べましょう。でも食べ方と味付けが大事ですよ、ということのようです。
まず最初の「3食きちんと食べる」です。こちらは食事を抜いて一度に食べてしまうと、血糖値が急激に上がって、本来脳に行くはずの糖分が、脂肪として体に蓄えられてしまうのだとか。
血糖値の急上昇を防ぐために「間食は我慢しなくて良い」が登場します。間食に何を食べても良い・どれだけ食べても良いということではなく、アーモンドや胡桃(くるみ)といったナッツ類が少量食べることがオススメだそうです。ゆっくり味わって食べて脳が満腹感を得られるようにすることが大事です。
濃い味付けの料理を食べると、それを中和させるためにご飯をたくさん食べてしまいます。薄味ならば、ご飯を食べる量も抑えられ、結果的に体型キープに繋がります。ですから「味覚を薄味に」にすることに慣れましょう。薄味の料理でも、ゆっくり味わって食べることで、香りが鼻を抜けていき、味合うことができます。
おわりに
ということでした。「小さな習慣」を身につける、これはとても重要なことで、おそらくダイエットだけではなく多くのことに通じることかと思います。勉強やスポーツ等などです。何か事を始めるときは、やる気だったり多少の無理だったりは必要であったとしても、それを続けていくためには習慣とすることがより大切だよ、ということですね。
私も、体重が一時65kgから80kgほどに増えましたけど、それから食事を減らし……減らすというか普通の量に戻し、筋トレをするようになったら、みるみる60kg以下にまで落ちた経験があります。さすがに60kg以下は落ち過ぎかと思い、64kgほどまで意図的に上げて、その後キープさせていましたけど、今現在は61-62kg辺りに落としています。
60kg以下に痩せたのが2008年の夏以降だったと思いますので、それから2015年12月14日まで、65kg以上になったことはただの一度もありません。一応キープ出来ていると言っていいかと思います。食生活や筋トレが習慣化していますね。筋トレはしないとその日は気持ち悪くなります。