毎週金曜日00:55(木曜深夜24:55)より、フジテレビ ノイタミナにてアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
本日フジテレビでは25:15~第6章の放送です。久々にキャンプ場に戻ってきて犀川ゼミメンバーと合流!(お忘れかもしれませんがゼミ合宿の最中だったのです)今日はちょっとほんわかできる回です! #すべてがFになる pic.twitter.com/ed66viDRJk
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 11月 12
悲報!ご好評頂いた(?)パンTは、犀川先生のお着替えの為6話を最後に登板予定はございません。新Tシャツをお楽しみに!一方、萌絵には酒豪疑惑が浮上。お酒は20歳になってから! フジテレビでは25:15~放送です #すべてがFになる pic.twitter.com/X3ECQVo2KM
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 11月 12
浜中先輩。2話でゼミメンバーが萌絵のお嬢様発言にドン引きする中、1人だけ優しかったし、よく見るとイケメンなので、萌絵にお勧めしたい親心…。イケメンと言えば今夜も国枝先生が凛々しい!フジテレビでは25:15~放送! #すべてがFになる pic.twitter.com/NGDdqa4UFF
— すべてがFになる (@f_noitamina) 2015, 11月 12
2015年11月13日の放送は第6話「真紅の決意」でした。
イントロダクション
孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る
天才プログラマ・真賀田四季。
四季に一目会いたいと、研究所を訪れた
那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は
そこである事件に遭遇する。
彼らが目にしたのは、
誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、
ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。
不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。
公式WebサイトのINTRODUCTIONから一部抜粋しました。
6話「真紅の決意」
姫真加島(ひまか・じま)にある真賀田研究所内、真賀田四季(まがた・しき)の部屋から遺体が出てきました。両腕両脚が○○されウェディングドレスを着させられた状態で台車に乗せられて。3話では所長・新藤清二(しんどう・せいじ)が、研究所屋上のヘリポートに停められたヘリコプターのコクピット内の操縦席で血を流して動かなくなっています。5話終了時点で犠牲者は2人です。
6話はこれまでに比べると話の進展はなかったですが、動きそのものはありました。まず、ヒロインの国立那古野大学工学部建築学科1年生・西之園萌絵(にしのその・もえ)、国立那古野大学建築学科の准教授・犀川創平(さいかわ・そうへい)が、研究所を一旦離れて、ゼミのキャンプ場へと戻っていました。Bパートの途中から再び研究所に行きましたが。
四季のあれの隠蔽
真賀田研究所内では会議が行われていたようです。ビーチで佇んでいた犀川を、研究所副所長の山根幸宏(やまね・ゆきひろ)が訪ねてきて、四季の死に関する口封じをしようとしていました。何でも一週間後に大きな契約があるとかで、それまで四季のことを隠蔽しておきたいのだそうです。研究所はその日のために1年間準備をしてきたため、無駄にしたくないということでした。その間の妹の未来(みき)が四季の替え玉を演じるそうです。
山根から賄賂を提示されましたが、犀川はそれを拒否していました。しかし、後に犀川は、萌絵と2人で研究所の再捜査を認めてくれるなら一週間黙っていると要求し、山根から受け入れられています。
エレベーターと書棚の謎
犀川と萌絵の再捜査では、四季の遺体が四季の部屋から出てきたときの監視カメラの映像をもう一度見直しています。このときに萌絵が不可解な点に気がついています。遺体が出てきたときにはエレベーターの表示が「B2」になっていました。このエレベーターはB2以外はRと1しか行かない表示されないそう。Rは "Roof" の頭文字ですね。山根がデボラの全システムをダウンさせた1分間(だったでしょうか)、監視カメラの画面はほぼ真っ暗でしたが、エレベータの表示が「B2」から「R」に変わっていました。エレベーターが屋上に移動した。あのとき屋上からエレベータを呼んだ人間がいる、ということかと犀川は考えているようです。
また、四季の部屋も捜索しています。犀川は、書棚に置かれている本が全て15巻までしかないことに気がついています。全て15巻。15年間、四季はこの部屋の中にいた。全てがFifteen。全てがF。
回想
6話のラストに回想が再び入りました。四季からナイフをプレゼントされた新藤が、四季の両親を刺そうとしていましたけど、躊躇してできず。それを見た四季が、私がやります、とナイフを奪って、まずは母親を、次に父親を……。父親をさすときには新藤が四季の背後から手を貸す形で、2人一緒にさしていました。
新藤の妻である新藤裕見子(しんどう・ゆみこ)さんは、2人がさされた後に現場にやって来たみたいなので、四季の凶行を夫が止めていたように見えたのでしょう。実際はそうではないようです。
おわりに
犀川が独り思考を巡らせているときに、「真賀田博士の部屋はこの上ない完全な密室だった」と言っていました。これがもうフラグにしかなっていないですよね。完全な密室なんてまず存在しないですから、四季の部屋にも穴はあるはずです。
ロックされた扉と監視カメラが、犀川を完全な密室だと思い込ませている要因ですけど、いずれもセキュリティは "Red Magic" でしたっけ、で管理されていて、それは監視対象の四季が開発しているんですよね。それならどうにもできそうな気がします。具体的にどのような細工をしたのかは、凡人の私にはさっぱりですけど、天才プログラマである四季なら、自分以外の誰も気がつけない、システムそのものの穴をどこかに作るか、システムの裏モードを作るか、することも可能ではないかと思っています。
私は四季が犯人だと思っています。四季の遺体が稚すぎるので、あの子は新藤との間に産まれた子供だろうと。
前述したデボラの機能を全停止させた1分間、あれも四季なら容易に予想できる事態でしょうし、そういう事態が発生すると予めわかっていれば、発生したときに部屋を抜け出す手はずも整えておくでしょう。15年も時間があったのですから。その1分の間に、四季が部屋を抜け出し、屋上へと逃げていった。そしてその後、四季が島を出たかどうかわかりませんけど、新藤と落ち合って彼を……数す。四季の妹の未来さんも非常に怪しい存在です。彼女になら四季は変装しやすいでしょうね。だとするなら、未来になっている四季が、一週間、四季を演じることになります。ややこしや。
気になるのは、デボラが全機能停止した1分間のビデオはきちんと録画されているのか、という点です。1分間は監視カメラの機能も停止していそうですけどね。研究所の全ての管理をデボラに任せているんじゃなかったでしたっけ? あの録画データが本当にあの日時に作られたものか、を確認する必要があると思います。データの入ったファイルの作成日時ではなく、データそのものの作成日時を、です。