毎週日曜日07:00-07:30に放送されている健康情報番組『健康カプセル! ゲンキの時間』、先日の放送では「糖尿病」に関する特集が組まれていました。
2015年11月8日の放送は「“野菜から食べると良い”は本当? 血糖値コントロールの極意」という回でした。
今年の夏に「ジェットコースター血圧」というものが特集されていましたが、それと似ている「ジェットコースター血糖値」という独自の言葉が使われています。これは「ジェットコースターのように急上昇させると危険」ということです。今回は緩やかな上昇のことを「メリーゴーラウンド血糖値」とも呼んでいて、ジェットコースターとの対比にしていました。
糖尿病の人はそうでない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが3-5倍も高いというデータがあるのだそうです。怖い。
糖尿病予防・改善の極意とは?
個人的に非常に共感できたのは、「メリーゴーラウンド血糖値への極意」のところでした。メリーゴーラウンド血糖値、糖尿病予防・改善のための極意は「歩くこと」です。
番組のVTRでは「演劇集団キャラメルボックス」というところの製作総指揮をされている方が登場していて、その方は2012年当時、空腹時の血糖値が300でヘモグロビンA1cが8、睡眠時無呼吸症候群も発症していたそうです。その方は、今年2015年には空腹時の血糖値が127でヘモグロビンA1cが6.9にまで改善しています。
その方は、「カメラ」で血糖値を改善したというのです。メーカー名は伏せられていました(CANONでしょうか)がデジタル一眼レフカメラのようでした。つまり「カメラ歩き」です。カメラを片手に散歩をすることで、美しい風景や面白いもの変なものを探して歩くと、「最終的には2駅先まで行ってしまった」ということです。この方は血糖値が下がっただけでなく、体重が10kg減り、睡眠時無呼吸症候群も改善したのだそうです。
他にも、友達の犬と毎日1時間ほど散歩することで、血糖値が大きく改善された女性もいました。番組に出演していた先生によると、食後30分してから早足のウォーキングを30分間行うのがオススメだそうです。
お二人に共通して言えることは、「歩くことを目的化しない」ことかと思います。あくまで目的は他にあって、歩くことはその目的のための手段にしている、ということです。
ここが私も共感できるところでした。私は糖尿病ではありませんし、血糖値も正常値ですけど、デジカメを持っていると散歩が捗るんですよね。散歩することそのものを目的にするよりも、良い空や雲、木、葉、草、花、野良猫、鳥などを撮影していると、それに集中していますから、歩いていることを忘れていることがよくあります。
良い写真を撮りたいがために、普通の舗装路を歩くだけでなく、未舗装の山道に入って行ったり、草むらをかき分けて行ったりすることも少なくないですし、良い景色を撮影したいがために高い所へ登りたくなりますし、一つの対象に対して様々な角度から撮影したくなりますから、腕を高く上げたり背伸びしたり中腰に屈んだり座ったりと姿勢を変えるため、肩や腰、膝を使うことにも繋がるでしょうし。普通に歩いているよりも、無意識に身体の色々な箇所を使っているはずです。
ですから、カメラを持ち歩いて散歩をすることは大いにお勧めしたいところです。特に一眼レフカメラや高級コンパクトデジタルカメラは良いと思います。これらは高価ですけど、痛い出費をしたからこそ元を取ってやろう、と外へ出るきっかけになるかもしれません。
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