毎週月曜日01:05(日曜深夜25:05)より、テレビ東京にてアニメ『ワンパンマン』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
本日10/25(日)のテレビ東京・ニコニコ生放送での#04「今時の忍者」の放送時間は、野球中継延長のため25:35~に変更となります。ニコニコ生放送の開場時間も変更になります。遅くなりますが、どうぞよろしくお願いします! #onepunchman
— TVアニメ「ワンパンマン」公式 (@opm_anime) 2015, 10月 25
2015年10月26日の放送は第4話「今時の忍者」でした。
イントロダクション
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。
彼は3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れた。だが、あまりに強くなりすぎてしまったゆえに、
どんな強敵が相手でもワンパンチで決着がついてしまう。「圧倒的な力ってのは、つまらないもんだ」
そんな平熱系最強ヒーローの前に、
今日も新たな敵が現れる。今日こそ本気が出せるのか!?
公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。
原作のWeb漫画のサイトはこちらになります。
4話「今時の忍者」
今回は3話までの勢いが感じられませんでした。敵がスケールダウンした感じが下からだと思います。前々回のモスキート娘と阿修羅カブトが強すぎたのかもしれません。4話は、テロリスト集団・桃源団のリーダーである「ハンマーヘッド」(CV高木渉)と、暗殺でも用心棒でも何でも請け負う自称“最強の忍者”である「音速のソニック」(CV梶裕貴)の2人が主な敵でした。
ハンマーヘッドはバトルスーツに見を包んでいて、自身の頭蓋骨は通常の何倍も分厚い、頑強な男でした。顔を始めとするハンマーヘッドの造形が『ドラゴンボール』に登場するサイヤ人ナッパや、魔道士バビディでしたっけ、奴が天下一武道会に送り込んだスポポビッチのような感じでした。額にMが刻まれている筋骨隆々とした大男がスポポビッチだと思って書いていますけど、人違いだったら申し訳ありません。
音速のソニックは……モデルみたいな架空のキャラクターはいるのでしょうか。私にはちょっと分かりませんでした。イケメンですが、最初は女性かと思って観ていました。でも、サイタマにワンパンされた場所的に……男ですよね。あそこが妙にリアルに波打っていたのは女性向けのサービスでしょうか。
ソニックとのバトル後、主人公サイタマの家に押しかけてきたサイボーグのジェノスに「音速のソニック? 誰ですか、その頭痛が痛いみたいな名前の人物は?」と言われていました。確かに、歩く歩道みたいな感じです。
4話は、F市にB級賞金首のハンマーヘッド率いる「桃源団」が現れて町を荒らしていました。彼ら桃源団の目的は「自分たちのような働きたくない人間が、働かなくても働きたい人間に養ってもらえる社会の実現」にあるようです。その見せしめとして町で一番の富豪とされるゼニールの豪邸を破壊しようとします。ゼニールは用心棒の音速のソニックを雇っていて桃源団の行動を阻止しようとソニックを送り込みました。ハンマーヘッドとソニックはソニックの方が強かったようです。
サイタマは桃源団のニュースを見ていて、彼らが全員スキンヘッドだったことから、自分のヒーローとしての営業妨害になるのを防ぐために、彼らの元へ向かっていました。一味だと思われたくないということですね。
それと、サイタマは自分のヒーローとしての知名度が決定的に不足していることを大いに悩んでいました。今回のハンマーヘッドを退治したことに関しても、ニュースでは愛車「ジャスティス号」に乗った無免ライダー(CV中村悠一)なるくっそ弱いヒーローの手柄となっていました。悩みを聞いたジェノスは「先生、ヒーロー名簿に登録していないんですか?」と答えています。
どうやら「ヒーロー協会」なる機関があるらしく、その公式ホームページには「全国にあるヒーロー協会の施設でテストを受け、一定の水準を超えればヒーロー名簿に登録され、正式にヒーローと名乗ることを許されます。協会に認められた者はプロとして、協会に寄付された募金が働きに応じて支払われます。世間一般でいうヒーローとは、名簿に登録されたプロヒーローのことであり、いくら故人で活動していても自称ヒーローでは妄言を吐く変態としか認識されず白い目で見られちゃうよ☆」と書かれていました。『TIGER & BUNNY』(タイガー・アンド・バニー)みたいな感じですか。
要は、サイタマはこの3年間この事実を全く知らず、自称ヒーローとして無免許のような形で活動していたということのようです。早速サイタマはジェノスを誘って登録しようとしています。詳しくは次回のお楽しみ。
今回は……敵がスケールダウンしたこともそうですけど、ギャグが滑り気味だったことも、個人的にこれまでより楽しめなかった原因かなと思っています。間やテンポが悪かったです。例えば、サイタマがジェノスにヒーロー登録を誘った時のやり取りで、始めジェノスはプロヒーローになることへ全く興味を示していなかったのですが、サイタマが一緒に登録してくれたら弟子にしてやるといった途端に態度を急変させました。このときの描写が単なる会話になってしまっていました。そこはサイタマのセリフに被せるようにジェノスに「行きましょう!」と言わせないと……という。