ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

サイボーグ・柴来人から8マンやキカイダーなど昭和40年代SFアニメ・ドラマを感じさせます - アニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』3話「鉄骨のひと」の感想

スポンサーリンク

毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』が放送されています。

 

http://concreterevolutio.com/

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年10月18日の放送は第3話「鉄骨のひと」でした。

 

 

イントロダクション

「もうひとつの日本」を舞台にして繰りひろげられる、多彩な超人たちの饗宴――。
「神化」という架空の年代、高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台である。

これまで数々のフィクションで描かれてきた、数々の「超人たち」が、もしすべて同時に実在していたとしたら?
登場する「超人」たちは、誕生も特性も、実にさまざまだ。
宇宙から来た巨人、ファンタジー世界の生命体、古代から妖怪とされてきた存在、科学者に改造されたサイボーグ、太古に滅亡した巨大文明の遺産などなど……。
一部の超人は公然と活動して世間から人気を集め、一方で素性を隠しながら密かに戦う超人もいる。そして超人に対抗する敵勢力、組織もまた、それぞれ暗躍を続けている。

日本政府は、秩序確保のために多様な手を打った。
そして設立された組織のひとつが、厚生省の外郭団体「超過人口審議研究所」である。
その通称は「超人課」――「超人」を発見・確保し、保護し、安全に管理するのが任務だ。
超人課に所属するメンバーの一人、人吉爾朗(ひとよしじろう)が、本作の主人公である。

 

公式Webサイトのイントロダクションから抜粋しました。

 

 

 

第3話「鉄骨のひと」

今回3話の主役は柴来人(しば・らいと、CV鈴村健一)でした。来人は警視庁機動隊の刑事で、公式WebサイトのCHARACTERページによれば「秘密裏に設立されていた超人対策班の一員で、超人課の活動とは別個に事件を追う」そうです。来人は、「超人」を守ろうとする主人公の人吉爾朗(ひとよし・じろう)とは考え方が全く異なる、ライバル的存在です。

来人の正体はサイボーグで、そのことは警察内でも極秘扱いされています。来人は元々、若手期待の刑事でしたが、悪の組織に捕まってしまい、そこで天才科学者の戯れに機械の身体に人格と記憶を移植されてしまったと。

来人の設定のモデルになったのは、SF漫画・SFアニメの『8マン』(エイトマン)、それと特撮ドラマの『キカイダー』の2作品と思います。『超人機メタルダー』っぽくもありますか? でも年代的にメタルダーは少し違う気がします。私は8マンもキカイダーもしっかりと観たことがありません。概要というか簡単な設定やちょっとした映像はテレビ番組で少しだけ見て知っている程度です。8マン(アニメ)が1963-64年、キカイダーが1972-73年放送だそうですから、私が生まれるより前ですので年代が全く異なります。私が生まれた後に再放送をしていたかもしれませんけど、縁がなく観ていません。

今回の過去は神化42年、未来が神化47年です。前回も書いたように、「神化」は架空の年号ですけど、リアルの「昭和」と置き換えて問題ないと思っています。わかりづらく感じている方は是非、神化→昭和と置換してご覧になると良いでしょう。

巷で連続爆破事件が発生しており、来人は遺留品がないことに目をつけ、独自操作を開始します。軍事企業「八束重工」の社員が襲撃されていることから、立川にある八束重工の工場を操作したところ、あるセーラー服を着た女の子に出会います……が、その女の子、美枝子は……という話です。

本当の美枝子はビジンダーみたいな外見のロボットです。彼女は「生田研」で造られた男女一対の人造人間でした。戦争時代の兵器でしたっけ。その女型乙號と、もう1体の男型丁號が合体することで超兵器になるように造られています。彼女はずっと丁號を探しているみたい(探すよう設計されています)で、その過程で起こっていたのが連続爆破事件のようでした。乙號の名前はコオロギ・ミエコ、丁號はハンダ・カオルだそう。

未来、神化47年の来人は指名手配犯となっていました……爾朗といい、一体どうなっているのでしょうね。47年の来人は警察を辞め探偵になっていて、乙號と丁號とを引き合わせています。合体した乙と丁は超兵器、人造人間メガッシンになっています。メガッシンはキカイダーやメタルダーみたいなデザインです。

来人は彼らを使って政府に対するテロ行為的な破壊活動を起こそうとしていたようでしたが、それが分かったメガッシンはそんな来人を悪と判断したようで、敵対しました。乙號と丁號を造った科学者は、彼らに正義を教えていました。正義とは国を守ること人々を守ること。爾朗にも止められた来人は、抵抗をして戦い始めましたが、そのときの彼の外観は、1973年に放送された特撮・刑事ドラマ『ロボット刑事』の主人公Kのようでした。そして爾朗はSF漫画・アニメなどの『超人ロック』のロックみたいでしたね。009のようでもあります。

そうそう、男性型の丁號は日本軍の元軍曹として、日本に戻るまで南方で身を隠していました。こちらは、1974年におよそ30年ぶりに日本へ帰還した、小野田少尉のエピソードがモデルになっていそうです。

また、今回、2話まであまり出番のなかった超人課の課員が前面に出てきていました。芳村兵馬(よしむら・ひょうま、CV川島得愛)がその人。公式サイトによれば「手足が豹に似た野獣のような姿へと変身する能力をもつが、由来は不明。また、時間を停止させたり逆回転させるなど時間操作能力を発揮できる」そうです。こちらは1965-66年に放送されたSFアニメ『スーパージェッター』がモデルの一つになっていると思われます。モデルは一つだけではなさそうです。

そんな感じで、とにかく昭和40年代の漫画やアニメ、特撮、ドラマがふんだんに盛り込まれているだけでなく、小野田少尉や安保闘争などの当時起こった出来事・事件、世相なども色濃く反映させているのが『コンクリート・レボルティオ』です。戦闘シーンの力の入れようも素晴らしく、昭和40年代好きの方ならかなり楽しめるアニメになっていることでしょう。S40'sへのリスペクトを強く感じさせます。

本文をご覧になるとおわかりかと思いますが、私は世代が異なるのため、特撮など当時の作品に詳しい訳ではありません。ほぼ知らないと言っていいくらいです。それでも面白く感じられますから、当時を知らない方も十分に楽しめる内容になっていますよ。もちろん知っていれば尚楽しめることでしょう。

時系列の関係が複雑に感じられる方もいらっしゃるようですけど、よく見ると基本的に一つのエピソードで過去と未来の2つの時代を行き来するだけですから、複雑というほどではありません。物語は続き物のためエピソード間もリンクします。リンクしますが、それは特に爾朗の姿形や立ち振舞などから察すればいいだけですので、それも今のところ特別難しくないと思います。

 

dysdisanime.hateblo.jp