ディスディスブログ

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吸血鬼なのに葉子の実家は日本家屋な豪邸でした。てか父・源二郎さんデッカ! - アニメ『実は私は』13話(最終回)「一緒に帰ろう!」の感想

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毎週火曜日01:35(月曜深夜25:35)より、テレビ東京にてアニメ『実は私は』が放送されています。

 

jitsuwata.tv

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年9月29日の放送は第13話「一緒に帰ろう!」でした。最終回です。

 

 

 

イントロダクション 

隠し事が出来ないことから「穴の開いた笊」、通称「アナザル」と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。
実は彼女は……吸血鬼だったのだ!!
しかも、正体がバレたら即退学!!
そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバレてしまった葉子。2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため、「秘密がバレたことを秘密にする」決意をする……が、学校では一筋縄じゃいかない。
アホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちがノンストップで大暴れ!!
朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?
“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

 

というイントロダクションです。 

 

 

13話「一緒に帰ろう!」

今回は13話、最終回ということで久々に記事を書きます。このブログでは7話くらいまででしょうか、記事にしていましたけど、どうも記事にしづらい作品に感じられて途中で更新を止めてしまっていました。記事にはしづらいですけど、実況には向いていたのではないかなと思います。例えば某掲示板とか某動画サイトとかでコメントを書き込んで皆でワイワイガヤガヤすると面白そうな作品でした。ブログでの更新は止めていても視聴は続けていました。

前回、ヒロインの吸血鬼・白神葉子が巨大なコウモリに連れて行かれたところで終わっているかと思います。自分が吸血鬼であるという秘密が父親にバレて連れ戻されてしまったのではないか、と真相を確かめるために主人公の黒峰朝陽と、宇宙人でクラス委員長の藍澤渚、狼娘の紫々戸獅穂、悪魔で校長の紅本茜、担任の紅本明里とで葉子の実家へ向かいました。

白神家には葉子の父親・源二郎(しらかみ げんじろう、CV小山力也)と母親・桐子(とうこ、CV日笠陽子)がいました。吸血鬼の実家なのに日本家屋な豪邸でした。源二郎は超巨躯で吸血鬼、桐子は人間のようです。源二郎は厳格な父親然として、実は娘を溺愛している感じ。こういう物語にはよくある感じで、家の実権は桐子さんが握っているみたいです。葉子の件の結論を言うと、桐子さんが風邪を引いてしまい、その看病のために戻っただけだったようです。朝陽たちの勘違い。朝陽はハチャメチャ展開の末に皆と一緒に葉子を連れ帰って物語は終わりです。

物語を見ていて思ったのは、朝陽のアナザル設定とか宇宙人やモンスターの設定とかはあまり重要ではないんだなぁということです。アナザル設定は最終回で少し活かされていましたが、でもほとんど意味なかったですね。私は原作未読なもので、物語がどのように展開されるのかを全く分からないまま見てきて、主要なキャラクターが揃ったところまではブログに書いてきました。それから後の話は、朝陽と葉子と渚の三角関係(?)をメインに、朝陽の幼馴染みの朱美みかんが絡み、獅穂が葉子のよき理解者となってアドバイスをする、というラブコメ一直線でした。

意外なことは、物語のメインヒロインが葉子ではなく渚だということです。いや、設定上は葉子がヒロインであることは間違いないのですが、渚が朝陽への好意を自覚してからの行動は、メインヒロインと言って差し支えないレベルで可愛かったです。一度振ったことのある過去と、葉子への気兼ねとで、朝陽に自分の気持ちをなかなか伝えられない渚が何とも。でも、仮に朝陽と渚が付き合うことになっても、人間サイズの渚はあくま外部ユニットで、本体は小人ですから、あれしたりこれしたりは無理じゃないですか。どうするんだろう、と考えてもしようもないことをを考えてしまいます。

渚がメインヒロイン化してしまったのは、葉子が恋愛に鈍すぎることが大いに関係しています。葉子は自分では恋愛関係に鋭い感覚を持っていると思っているみたいですが、実際には朝陽との関係を友情と思っていて、自分の朝陽への想いにもなかなか気づけずにいますから。

そんなこんなでアニメ版は終わりです。アニメ版の終わり方的に、原作はどこまで描かれているのは分かりませんけれども、アニメ2期はなさそうな気がしています。

 

dysdisanime.hateblo.jp