ディスディスブログ

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タイムリープを繰り返しても絶望しかない……オカリンは今後どうするのでしょう - アニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』13話「形而上のネクローシス」の感想

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木曜日01:35(水曜深夜25:35)より、TOKYO MXにてアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の再放送が放送されています。

 

steinsgate.tv

  

舞台は2010年夏の秋葉原。
厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。
世紀の発明と興奮を抑え切れずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが…悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。
果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?

 

というイントロダクションです。私は本放送を見ていません、今回が初見です。

 

 

13話「形而上のネクローシス」が終わって

記事作成現在、13話の「形而上のネクローシス」まで終わっています。今回は絶望回です。前回のラストに引き続いて“まゆしぃ”こと椎名まゆりが二度ですか、死んでしまいました。

サブタイの「形而上」(けいじじょう)とは形のないもの、超自然的、人間の感覚・感性を超えたもの、みたいなことでしょうか。ネクローシスは壊死(えし)のこと。壊死とは、生物そのものではなく、一部の細胞が死んでいくこととか死んだ後の状態ですか。私の認識が間違えているかも知れませんので気になった方は調べてみてください。

さて、前回まゆしぃが“シャイニングフィンガー”こと桐生萌郁に銃で撃たれた訳ですが、彼らの襲撃直前に未来ガジェット研究所を飛び出した“バイト戦士”こと阿万音鈴羽が助けに戻ってくれました。バイト戦士は、下階のブラウン管工房にある42型ブラウン管テレビの電源を入れたことを、主人公の“オカリン”“鳳凰院凶真”こと岡部倫太郎や、“助手”“クリスティーナ”こと牧瀬紅莉栖に告げてもいました。

バイト戦士から聞いた2人は、タイムリープマシンを起動させるしか今起こっている惨状を回避する手立てはないと考えたのでしょう、即行動に移って、オカリンがヘッドセットを自らの頭に装着し、実験もなしに起動させることに戸惑うクリスに怒鳴って、半ば強引に起動させていました。オカリンのタイムリープ直前にクリスは萌郁の銃撃を受けています。

タイムリープは成功したようです。襲撃の3時間前に飛んでいます。それ以上前に飛ぶことはできないのは、タイムリープマシンができるより前には飛べないということでしたっけ? 見落としがあるかもしれません。いや、タイムリープマシンが完成したよりも前にも飛べるけど、飛んでしまった場合には以前と同じタイムリープマシンが出来上がるかの確証はありませんから、危険が大きすぎると判断しているのでしょうか。

12話を見直しました。クリスの説明によると、一度に48時間が限界で、それ以上過去に送ると脳の齟齬が大きくコピーが失敗する可能性があるそうです。携帯から拡散電波を利用して圧縮データが脳に送られる、その送られたデータと脳内にあるデータとの噛みあわせが上手く行かずに失敗するみたい。

その後オカリンは何とかまゆしぃを救おうと、萌郁たちを避けて行動をするのですが、一度目のタイムリープでは(萌郁が乗っていた?)自動車に轢かれ、二度目のタイムリープでは前述の「ブラウン管工房」の店主である天王寺の娘・綯が躓いた拍子に突き飛ばされた挙句地下鉄にはねられ……どうあがいてもまゆしぃのしは避けられないみたいでした。収束論。

オカリンはどうやってまゆしぃを救い出すのでしょう。タイムリープをしている限りDメールのような世界線の移動は発生していないみたいですけど、タイムリープを繰り返す中でもまゆしぃのしはどんどんショッキングなものになっていっている気もしますから、これ以上繰り返すことでより大きな惨劇が起こる可能性も否定できないです。

Dメールを用いて過去のまゆしぃに働きかけることも手段としてはなくはないでしょう。しかしこちらも止めた方が良いと思います。というのも、これまで何度か世界線を移動させてきましたが、その都度オカリンたちにとって良くない方向へ物事が進んでいますから。オカリンたちにとって良くない方向、ということはSERNによって良い方向と捉えて差し支えないでしょう。Dメールを使うならタイムリープを繰り返す方がまだましかも知れません。でもそれは、その都度オカリンがまゆしぃのしを見なければいけないことを意味するでしょうけれども……。

これまでオカリンが試していないことといえば、タイムリープで3時間前に戻ってから、まゆしぃやクリス、“ダル”こと橋田至、バイト戦士にタイムリープ前に起こった真実を話すことでしょう。SERNから(萌郁から?)と思われる脅迫メールが届いていたこと、桐生萌郁がSERNと通じていること、このままだとまゆしぃが数されること、何度もタイムリープを繰り返したけどまゆしぃを救えないことを。特に、クリスは毎回オカリンの異常に気づいて何らかのアクションをしていますから、彼女に全てを打ち明ければ、彼女の察しの良さなら何か良いアイデアがもたらされるかも知れません。

でもなぁオカリンはDメールを試してしまいそうだなぁ……非常に怖いですね。以前少し書いた気がしますけど、以前送信したDメールを削除したらどうなるのでしょう。これがすごく気になるんですよね。

 

dysdisanime.hateblo.jp