毎週木曜日00:00(水曜深夜24:00)より、TOKYO MXにてアニメ『オーバーロード』が放送されています。
以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
本日は、深夜0:00~のTOKYO MXを皮切りに、第11話 『混乱と把握』 が各局にて放送! https://t.co/gQM7rJC5S0 お見逃しなく!#overlord_anime
— オーバーロード/TVアニメ公式 (@over_lord_anime) 2015, 9月 16
2015年9月17日の放送は第11話「混乱と把握」でした。
イントロダクション
かつて一大ブームを起こしたオンラインゲーム『ユグドラシル』は、静かにサービス終了を迎えるーーはずだった。
--しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外に広がるのは、観たこともない異世界……。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる。
『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が幕を開ける!
こちらはWeb小説版『オーバーロード』のイントロダクションです。
11話「混乱と把握」
前々回、ナザリック地下大墳墓の階層統括者アルベドより、第1〜3階層の守護者シャルティアが謀反を起こしたとの報が入りました。主人公のモモンガ改めアインズ・ウール・ゴウン(あるいはモモン)が水晶の画面「クリスタル・モニター」を使いシャルティアを映しだすと、そこには森の中で立ち尽くす彼女の姿が。しかも彼女は神器(ゴッズ)級の武器を手にしていたままです。
おそらくですけど、前回シャルティアと戦っていた相手は、スレイン法国のなんちゃら団です。なんちゃら団は、魔法かアイテムかでシャルティアを捕縛し、精神支配を目論見ましたが、精神支配が完了する間際に上記ゴッズ級の武器によりシャルティアが反撃をしたことで、なんちゃら団も大損害を被り完全な支配をすることなく撤退を余儀なくされました。だからシャルティアが中途半端な状態で動きが止まってしまったのだと思われます。
前回、アインズはネームリストが名前が赤くなっているのは「ユグドラシルによると、第三者からの精神支配の結果、NPCが一時的な敵対行動を取った場合のもの」というゲームの仕様を説明していました。なので、その一時的な敵対行動を取っている状態を保持したまま、シャルティアは動けなくなっているのでしょう。敵対行動を取っているため、アインズであろうとも自分を襲う相手には対処してくるはずです。
そこで、アインズはアルベドと共にシャルティアのいる森へと向かい、超超レアアイテム「シューティングスター」を用いて超位魔法「ウィッシュ・アポン・ア・スター」を発動しましたが、それも効かなかったことに衝撃を受けていました。
何でも、このシューティングスターというアイテムは、モモンガが夏のボーナスを全て費やした課金アイテムで、ウィッシュ・アポン・ア・スターは第十位階魔法をも上回る魔法だそうです。この魔法はMP消費がない代わりに、1日の使用回数がある上に発動にも時間がかかり、リキャストタイムは課金アイテムですら短縮できないほどの制限が加えられているそうです。しかし、このシューティングスターで魔法を使った場合に限って、発動時間をゼロにできる上に、経験値の消費もなくすことができるのだそう。まさにチートアイテム。
ところがそれでもシャルティアには効きませんでした。超位魔法でも効果が無いという事実は、シャルティアにはワールドアイテムが使用されていることを示しているため、アインズはナザリックの警戒レベルを引き上げて、階層守護者に帰還命令を出し、自らはナザリック内の宝物殿へ向かうことにします。ワールドアイテムを使うようです。
その宝物殿には新キャラクター (NPC) の「パンドラズ・アクター」(CV宮野真守)が登場しています。パンドラズ・アクターは宝物殿の領域守護者で、アルベドやデミウルゴスたちと同等の実力や知能を有している、ナザリックの財政面での責任者だそうです。モモンガがデザイン(創造)したキャラクターのようで、顔はドラクエに出てくるモンスター「どろにんぎょう」のようで、ナ○スドイツ的な軍服を身に付けており、敬礼時にもドイツ語を用い、立ち振舞もいちいち大袈裟な、まさに厨二の結晶のような痛いキャラでした。
モモンガにとって黒歴史になっているらしく、実際にパンドラズ・アクターは場が静寂に包まれるレベルの寒い言動を繰り返しており、その度にモモンガがモロに精神的ダメージを食らっているようでした。あちらの世界では精神の沈静化の効果が出ているようで、事ある毎にアインズの身体が緑色の発光に包まれていました。見ているこちらもいたたまれなくなるレベルでしたが、宮野さんがめっちゃ生き生きしていて面白かったです。アインズは壁ドンをして、パンドラズ・アクターに敬礼を止めないかと、命令というか懇願までしていました。
パンドラズアクターの声の宮野真守さんって、『シュタインズ・ゲート』の鳳凰院凶真をしている方ですよね。岡部倫太郎。声優に疎い私ですが、今回は声で気が付きました。
話を物語に戻しますと、アインズは単独でシャルティアと対峙することに決めている様子です。シャルティアは戦闘に特化され、対アンデッドに適した信仰系のマジック・キャスターでもあり、尚且つ肉弾戦に長けたNPCのため、ナザリックではアインズでないと戦えないみたいです。オーバーロードであるアインズも、シャルティアとは相性が悪いはずですが。
ただ、アインズは「性能だけに頼るものだけに、負けるものか。私とペロロンチーノさんとは仲が良かった。戦闘は始まる前に終わっているということだ」と言っていました。これは、ペロロンチーノに創造されたシャルティアの、装備やスキルなどは事前に把握しているから、仮にシャルティアが強かろうとも相性が悪かろうとも、対策はできるということでしょう。
それにしても最後はアルベドさんがマジヒロインでしたね。次回が最終回でしょうか? シャルティアとのバトルをして終わりっぽいですから、あと2回あるでしょうか。