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ナミコシとアケチが組んだ数式「暗黒星」はバタフライ効果をも操れそうです - アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』9話「恐ろしき錯誤」の感想

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毎週金曜日0:45(木曜24:55)より、フジテレビのノイタミナ枠にてアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』が放送されています。

 

 

www.rampokitan.com

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年9月4日の放送は第9話「恐ろしき錯誤」でした。先週は柔道の番組だったか、スポーツ番組の放送があったため、乱歩奇譚は放送されていませんでしたので、2週間ぶりです。

 

 

 

9話「恐ろしき錯誤」

「二十面相の後継者」なる者が新たに現れ、アケチ探偵に挑戦を叩きつけてきました。二十面相の後継者はSNSのフォロワーに向けて拡散していて、対決を煽っています。二十面相の後継者の狙いは先端神経医学カンファレンスに招待された医師たちです。二十面相の後継者の正体は‥‥‥という話でしたが、こちらは本編ではありません。

前回も登場した、かつてアケチの友人、3年前に自○をしたはずのナミコシが実は生きていたようです。大方の予想通りな展開。前回の描写では、ナミコシは全身炎に包まれていたと思いますけど、今回再登場したナミコシは左頬に十字の裂傷痕があるだけでした。るろ剣的な。るろ剣でいうなら、志々雄真的な姿の方がより“ぽい”と思います。

中学生時代のアケチが、唯一の友人ナミコシと一緒に作った数式「暗黒星」。アケチが言うには「世界の全てがこの数式に内包されている」そうです。ドミノ倒しのような事象の連鎖を、暗黒星を使えば予想でき、逆に欲しい結果を得るためには何をするべきかも、この数式により導き出せるという。

 

dysdisanime.hateblo.jp

 

『シュタインズ・ゲート』で登場していた「バタフライ効果」をも操れるということでしょうか。

この暗黒星によって、ナミコシは大量の二十面相を生み出すことに成功しています。彼がしぬまでこの数式は改良が加えられていたため、途中で離れてしまったアケチには未知の部分が多くあるとのことで、その未知の部分を埋めることができれば、発生している二十面相関連の事件は全て解決できますし、これまでの二十面相事件も全てこの数式通りに発生しているため今後の二十面相事件も未然に防ぐことができるはず、とアケチは考えています。

ていうか数式って「組む」ものなのですか? 数式というよりプログラムなのでしょうか。

今回、ナミコシとアケチが対峙した訳ですが、私は前回までナミコシこそが物語のラスボスなのだと思っていました。しかし、今回それはまた少し違うかもしれないな、と感じています。

ではラスボスは誰になるのか? ということになる訳ですが、ラスボスはコバヤシ少年になりそうな感じがします。彼がラスボスではなかったとしても、二十面相に目覚めた、という感じで物語が終わるのかもしれません。

私がそう思ったきっかけは、前述の数式「暗黒星」の未知の部分を解明しようとしているアケチ探偵に対し、コバヤシ少年とハシバくんが手伝うことになったことです。これが危ない気がします。アケチがナミコシに目を奪われている間に、コバヤシ少年が数式の全てを解明してしまい、自分こそが! と立ち上がってしまうのでは、という危惧が私の中に生まれました。

二十面相の後継者どころか、オリジナルを超えた模倣者になる可能性すらありそうですね。コバヤシ少年の異常とも言える性格は、1話の時点から作品の中でも際立っていました。アケチよりも、カガミたち登場した犯人たちよりも。なので本当にコバヤシ少年が二十面相になったとしても、私は何も不思議には思わないでしょう。

 

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