NHKの報道・情報番組『ニュース シブ5時』にて、「ヒガハス」なる単語がネットで話題になっているとありました。
それはインターネットで注目されている「早朝からファンが集結 ヒガハスって何!?」というコーナーでした。
ヒガハスとは、東北本線で東京から最も近い撮影地の蓮田~東大宮間のことです。
『鉄道撮影用語集』というサイトに説明がありました。ヒガハスの意味はJRの東大宮駅と蓮田駅の間の有名な鉄道撮影スポットのことだそうです。ヒガシオオミヤ- ハスダ。
鉄道撮影の名所で、VTRでは朝7時から多くの鉄道写真愛好家の方々が撮影に訪れていました。
ヒガハスの何が良いかというと、「線路の足回りに何もない」「後ろ(線路の背景)に民家がない」「上り下りが撮れる」とのことでした。つまり、見晴らしが良く直線で撮影するには良い場所なのだそうです。
このようにヒガハスは有名な撮影スポットであることが分かりましたが、今週は特に盛り上がっているようです。その理由は寝台特急“ブルートレイン”「北斗星」。
東京の上野から北海道の札幌を結ぶ、ブルートレインの寝台特急「北斗星」は今年2015年3月13日金曜日に運行終了しています。
ですが、実はその後も臨時運行を続けていたのだそう。しかしながら、明後日2015年8月23日日曜日でその臨時運行も終了するとのことで、本当に見納めになる可能性の高い北斗星の勇姿を見届けようと、たくさんのファンがヒガハスに集っている、ということでした。
ヒガハスについては『NAVERまとめ』さんにもありました。記事によると、ヒガハスでは宇都宮線E233系や宇都宮線E231系、寝台特急カシオペア、東武スペーシア、253系日光号、黒磯訓練列車などが撮影可能だそうです。カシオペアというのは、たまに2時間ドラマなどで聞いたことがあります。すみません鉄道に疎いです。
私は写真を撮りますけど、写真に詳しいわけではなく、前述のとおり鉄道にも疎いです。鉄道写真というと中井精也さんくらいしか思い浮かびません。
中井さんはシブ5時と同じくNHKで平日放送されている『ひるまえほっと』という番組でたまに出演していらして、そこで知りました。他にも、『アサヒカメラ』か『日本カメラ』か忘れましたけど、カメラ・写真の雑誌に氏の写真が乗ったり、コンテストの審査員を担当されたりしていらしゃるので見かけます。
中井さんのブログいいですね。これだけの数の画像を撮影しているにもかかわらず、ほとんどの画像に鉄道関係の何かが写り込んでいます。車両だったりホームだったり踏切だったり。
それにしても北斗星ってまだ走っていたんですね。全く知りませんでした。子供の頃から鉄道には特別な興味を持ってはいませんでしたが、どうしてか一生に一度は寝台列車に乗ってみたい思いはあります。未だ叶っていませんし、今後も叶いそうにありませんけれども。
おそらく子供の頃に見た、アニメや映画・ドラマの影響なのでしょう。個室ではなく、固そうな二段ベッド的な、B寝台でしょうか? で寝たいんです。仕切りのカーテンをシャッシャッと開け閉めしたい。いや、実際に利用したらしたで不満も多く出てくるのでしょうけれども。優雅な旅でなくていい、むしろ優雅ではない方がいい。
「あけぼの」の狭さ、いいですねぇ。こちらももう廃止となっているみたいですが、こういう列車ならたっぷりと旅情を楽しめそうです。
北斗星は、札幌行きの下り最終列車が2015年8月21日16:20頃に上野を出発しました。上りのラストランは2015年8月23日日曜日になるとのこと。