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ハンスの名推理が始まりアドレットが窮地に! フレミーの正体も明かされました - アニメ『六花の勇者』5話「七人目の勇者」の感想

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毎週水曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『六花の勇者』が放送されています。

 

 

rokka-anime.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月5日の放送は第5話「七人目の勇者」でした。

 

 

イントロダクション 

昔、魔神が大陸に生まれ、凶魔と呼ばれる手下を多く生み出して、当時大陸を支配していた帝国に攻め入ってこれを滅ぼしました。

人々が絶望していたところに現れたのが「一輪の聖者」と呼ばれる女性で、彼女の率いる勢力が魔神の勢力を徐々に討ち倒し、最終的に魔神を大陸の西の地に封じ込めることに成功しました。

しかし、一輪の聖者でも魔神を完全に倒すまでには至らず、魔神はいつかまた復活すると聖者は予言をします。そして、魔神が復活したとき、自分の力を受け継ぐ勇者が6人現れ魔神を追い返すであろう、とも予言しました。

その6人の勇者に選ばれる者は、一輪の聖者が建造した運命神を祀る神殿で自らの力を示します。その中から選ばれた勇者の身体には、6枚の花弁を持つ花の紋章が浮かびます。そのため人々は彼らを「六花の勇者(ろっかのゆうしゃ)」と呼びます。

実際に、今から700年前と300年前の計2回、魔神が復活し、その度に六花の勇者も現れ、魔神を封印することに成功しています。そして、今から10年前から魔神の手下の凶魔が増えていること、予言の宝珠にヒビが入り、魔を告げる水晶が曇ったことによって、1年と経たずに魔神が復活するのではないか、と言われています。

 

というイントロダクションというか、1話の台詞をまとめたものです。

 

 

 

5話「七人目の勇者」

“地上最強の男”で主人公のアドレットと“火薬の聖者”フレミー・スピッドロウ、ピエナ王国第一王女で“刃の聖者”ナッシェタニア、ピエナ王国軍黒角騎士団の騎士ゴルドフ、聖者を統率する万天神殿の長で“山の聖者”のモーラ、腹の中の沼で水棲の凶魔を飼いならしている14歳の“沼の聖者”チャモ、そして猫のようなしゃべり方と猫のような俊敏な動きの剣術を操る殺し屋ハンスの7人の勇者が前回揃いました。神殿に集った勇者は6人ではなく7人で、○○の聖者が4人、そうでない者が3人。

 

 

 

結界を解く方法は2つ

モーラが言うには、結界を解く方法は真言の書?には書かれていないが2つだけがあるそうです。一つは結界を作動させた本人なら解除することができる、もう一つは作動させた本人が死ねば結界は解除される、と。
結界を神殿の外から作動させることは不可能、結界を作動させられるのは人間のみ、ということで7人の中に1人、魔神に味方している人間がいるということになり、7人は疑心暗鬼に駆られています。

 

 

 

フレミーの正体

取り敢えずは自己紹介を始める7人。それぞれの経緯が明らかになりました。最後にフレミーの番になり、彼女の額にかけられていた布と右眼を覆う眼帯が外されると、額には角が生え右眼は赤い瞳をしていました。左目は青のオッドアイ。彼女は凶魔(女?)と人間(男)のハーフだそうです。

約20年前、一部の凶魔が人間世界に潜伏し、魔神復活に備えて六花に対抗するための手駒を作りました、それがフレミーです。母がフレミーを妊んだところで父は殺されていて、フレミーは凶魔の母から生まれ、凶魔に育てられています。

フレミー母と仲間は人間を何人も魔哭領に攫って、火薬の神を祀る神殿を作らせ、そこでフレミーは火薬の聖者としての力を得ます。フレミーは母の命令に従い魔哭領を旅立ち、魔神を完全復活させるため、六花数しをしていたようです。

そして、フレミーは凶魔に不可能なことも人間に不可能なこともできる存在だということも明らかになっています。

 

 

ハンスの謎解き

ハンスが謎解きを始めています。かなり頭の切れる人物のようです。凶魔と人間のハーフであるフレミーが明らかに怪しいですけど、ハンスが言うにはフレミーは7人目ではないそうです。

アドレットが生存している事が理由です。全員が揃ってしまったら偽物がいることも他の勇者にバレます。それは7人目にとっては最悪の状況です。六花数しとして顔も名前も割れているフレミーが、周りから疑われて数されることは目に見えていますから、フレミーが7人目であるなら、何としても7人が集まる状況を回避しなければいけません。

そして、フレミーにはアドレットを数す機会はいくらでもありました。でもしていないから、というのがハンスの考えです。

ハンスが疑っているのはアドレットです。神殿の扉は頑丈な代わりに一度開けたら二度と閉まらない作りになっているそうです。アドレットの話が真実だとすると、彼が神殿に来たとき神殿の扉は閉まっていて、結界が作動したのは彼が扉を壊したのとほぼ同時でした。結界を作動させた人間が他にいるなら、その人物はどうやって中に入ったのか? 扉以外に出入口はない、凶魔の力を借りようにも塩の聖者の柱の力で神殿に近づけないことから、アドレットが扉を壊す前に他の人間が神殿に入ることは不可能です。

 それを聞いた他の5人もアドレットを警戒していました。アドレットが本当に7人目なのか?というところで今回は終わりました。

 

 

 

その他、雑感

私はナッシェタニアが最も怪しいと思っているので、今回もそういう目で見てしまっています。アドレットに媚びるような、今回の彼女の態度はやはりあからさまです。

フレミーが言っていたかと思いますが、モーラが言っていた結界を解く方法も、モーラの持つ鍵でしか神殿の扉が開かないかどうかも、正しい情報である保証はありません。ハンスも、一見真っ当なことを言っていますけど、客観的な証拠はないので何とも言えないです。アドレットが偽物だとミスリードを誘っているのかも知れません。正しいことを言っているかもしれません。

個人的に今怪しいと感じられるのはナッシェタニアとアドレット、モーラです。まず7人目の偽物は1人だけなのでしょうか? 集まるまでに六花の勇者のうち複数人が偽物に数されてしまっていて、今は偽物が複数人数混じってしまっている、ということはないのでしょうか。

また、偽物が自分を偽物だと自覚していない可能性も考慮しないといけないと思います。そういう意味ではアドレットは無自覚である危険がなくないように感じられます。

大事なことですけど、偽物が裏切り者か、本物の六花の勇者であれば裏切り者ではないのか、という点も重要でしょう。六花の勇者であっても他の六花の勇者を裏切ることはあり得ると思います。

前回の記事でも書いたように、結界が作動したタイミングにトリックがあると私は踏んでいます。アドレットが封印の聖者が施した兵士を倒して、猿の凶魔を追っていったときに、既に神殿の周囲には霧が立ち込めていましたが、この霧は結界の霧ではないのではないかと。本物の結界が作動したタイミングは、たぶんナッシェタニアが宝剣で石版を割ったときです。

 

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