ディスディスブログ

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「パウル・クレー 秘密のメッセージ」がNHK『日曜美術館』で放送されていました。宇都宮美術館に絵を見に行きたいです

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2015年7月26日日曜日放送のNHK『日曜美術館』は、「パウル・クレー  秘密のメッセージ」でした。

 

www.nhk.or.jp

 

以前、本ブログの記事に書いたように、私は、Gustav Klimt(グスタフ・クリムト、07/14/1862-02/06/1918)とEgon Schiele(エゴン・シーレ、06/12/1890-10/31/1918)、そして今回の日曜美術館で紹介されていたPaul Klee(パウル・クレー、12/18/1879-06/29/1940)の絵画が好きです。

Kleeはスイス人(父がドイツ人、母がスイス人)です。番組では20世紀抽象絵画の巨匠と呼ばれていました。私は友人から画集を見せてもらって、彼の世界観に引き込まれました。最近だとTumblrのTLに流れてくる絵をよく見ています。お三方の絵は一度も実物を見たことがないので、一度は見てみたいです。

今回の日曜美術館では、このKleeの秘密を読み解く、というものでした。第一次世界大戦の友人Franz Marc(フランツ・マルク)の死や、自身もWWⅠはドイツ軍として従軍、ナチスによる迫害、それと病。それらが彼に何をもたらしたのか。彼が絵に込めたメッセージとは何なのか、それらを読み解くことでKleeの内面に迫っていっています。

そして、"Glass Facade"(グラス・ファサード、1940年)という最晩年の作品の裏面に、もう一つ絵が描かれていることが分かりました。きっかけは、死後50年ほど経った1980年代に絵に異変が起き、修復しようと絵を調べたこと。裏面に描かれていたのは少女の絵です。Kleeは誰を描いたのか、何を意図して裏面に描いたのか、ということを番組では掘り下げていました。

これ以上は止めておきましょう。日曜美術館は日曜日の20:00から再放送をしています。一週ズレて放送されますので、このKleeの回は8月2日に放送される予定です。

 

u-moa.jp

 

現在、宇都宮美術館でKleeの作品を見ることができるそうです。「パウル・クレー だれにも ないしょ。 Paul Klee - Spuren des Lächelns」。日本で初めて展示される作品もあるそうですよ。

開催期間は2015年7月5日日曜日~ 2015年9月6日日曜日で、開館時間は09:30~17:00(入館は〜16:30)、8月11日火曜日~同月16日日曜日は09:30〜19:00(入館は〜18:30)、休館日は毎週月曜日(7月20日は開館)と7月21日火曜日、観覧料は一般1,000円、大学生・高校生600円、中学生・小学生400円とのことです。開催期間中に一部作品の差し替えがあるみたいです。詳しくは上にリンクを貼った宇都宮美術館の公式Webサイトへどうぞ。

 

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クレーの絵本

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