ディスディスブログ

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朝ドラ『まれ』89話で大悟と希は「高級フレンチと茶漬け」と言った意味とは? 徹のプロポーズは成功するのか?

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NHK連続テレビ小説『まれ』の2015年7月10日今日の放送の89話で、希と大悟の師弟対決のジャッジが下されました。

 

 

www.nhk.or.jp

 

昨日の放送で、師弟対決のジャッジを下したのは、ヒロインの紺谷希(土屋太鳳)の祖母であるロベール幸枝(草笛光子)でした。ジャッジを下したというと語弊がありますか。

ちなみに、幸枝ちゃんは希の師匠である池畑大悟(小日向文世)のフランス修行時代のお師匠さんだったそうです。これは前回明かされたんでしたっけ。意外な繋がり……というほどでもないですか。NHK『あさイチ』の有働由美子アナウンサーは予想通りだったみたいです。

幸枝ちゃんは大悟のケーキの方が美味しいと食べる前から断言していました。希への点数は40点でした。修行する前は35点だったので、5点しか上がっていません。大悟の点数は言わなかったと思います。

 

幸枝ちゃんは、希と大悟のケーキには決定的な違いがあって、決して優劣で決められるものではないと言いました。希の技術は未熟で、それが日本人の一般ウケする、食べやすいケーキになっていたのであろう、と。だから売上が大悟のフランス菓子を上回ることがあったのではないか、ということでした。

大悟は希との違いを「高級フレンチと茶漬けだ」と、分かりやすく説明していました。自分のものは伝統的なフランス菓子で、欧米人とは異なる味覚を持つ日本人には食べづらいことがあり、どっちが上手いではなく好みの問題だ、と。伝統的なフランス菓子に舌が馴染んでいる幸枝ちゃんにとっては、大悟の方が美味しく感じられる、ということでした。なるほど。

大悟の娘・池畑美南(中村ゆりか)が「高級なチョコよりやっすいチョコの方が好き」「高級なお菓子よりやっすい駄菓子」と言ったり、大悟の妻・池畑輪子(りょう)が「高級なモンブランよりやっすい黄色いモンブランが好き」と言ったり。それを聞いた大悟は閉店しようとしていましたけど……娘と奥さんの舌は日本人のそれだった、というのは大悟にとってはショックですよね。

でも確かに、私にも身に覚えがあります。例えば、高級なフランス菓子、オーストリアのチョコレート菓子などをお土産に頂いて、楽しみに食べてみたものの、あまり好みではなかった経験が何度もありました。それなら、町のケーキ屋で売られている昔ながらのショートケーキや、明治のミルクチョコレートを食べた方が満足を得られます。くっそ高いプディングなんかより、プッチンプリンを食べたい、そんな感じ。すっごいよく分かりますね、これは。

 

そんなこんなで希は、大悟のフランス菓子とは異なる、自分の強みを知ることになりました。妻から離婚されそうな榊原良治(船越英一郎)からお願いされていたオリジナルケーキのオーダーを受ける決心をしています。

希の父親・津村徹(大泉洋)が、妻の藍子(常盤貴子)に改めてプロポーズをすることになりますけど、これ絶対に断られますよねぇ。そうとしか思えません。

 

 

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